このごろ思っていることは「ブログに自分の考えを書くことって、まるで脱皮みたいだな」ってこと。
前にも同じようなテーマで記事は書いていますが、何度でも書きたいので、書く。
「さっきまでの自分の価値観」を過去に置いていくために脱皮する
僕がこうしてブログ記事に自分の価値観を書き出すときにいつも感じるのは「自分がいったん真っ白になる」感覚。
古い価値観を、まるで脱皮するように脱ぎ捨てる。
脱ぎ捨てた殻は、生身を離れた時点で、そのまま時間が止まって固定される。
そうして書きつけることで、いったんその価値観の成長に区切りができて、そこからまた新しい思考の芽を伸ばしていくことができる。
まっさらにすることは一時的な後退のように見えるけど、その更地の土壌は前よりも遥かに豊かになっているから、すぐに前より大きな樹が育つ。
さっきまで自分を包んでいた価値観を、まっさらな目で客観視して観察できるのは、書くことの一番の効用かなと思います。
アウトプットは自分をアップデートするための近道
こうして考えてみると、ブログって「抜け殻のコレクション」みたいなもの。
個人的な考えだけど、ブログに自分の価値観を書くのは、自分をアップデートする一番の近道。
過去の自分が考えていたことがアーカイブされているから、安心して新しい考え方に変わっていける、というのはあると思います。
逆に、ブログにこんなに自分を吐き出していなければ、いつまでたっても同じところで同じ思考をぐるぐると繰り返している気がする。
まとめ:価値観は変わっていっていい
思えば、小さい頃からずっと「変わらないことはかっこいい」「初志貫徹こそ正義」みたいな生き方が良いものだと教わり続けてきた気がします。
でも、それに縛られすぎることは、いわゆる「呪い」にもなりえるもので。
「前に言ってたことと違うね」と言葉を、非難ではなくポジティブに受け取れる世の中になったらいいなーと思っています。