Macで「アプリごとにディスプレイ位置を記憶するアプリ」として有力と思われる「Stay」と「Display Maid」を両方試用してみました。
結果的には「Stay」が自分のスタイルに合っていたので購入。
この記事では「なぜStayを選んだか」「実際の使い勝手はどうか」といったところを書いておきたいと思います。
アプリのウィンドウ位置を記憶させるアプリがほしかった
ぼくはふだん、MacBook Proを外部モニタに接続して使っています。
MacBook Pro本体は閉じた形で使う、いわゆるクラムシェルモード。
で、たまにMacBook Pro本体だけを持ち出して使うこともあるんですが、このとき毎回、ディスプレイの中でのアプリのウィンドウ配置がぐちゃぐちゃになるのが嫌だった。
特に先日からはアプリごとにデスクトップを区切って使うようにしているので、乱れたアプリの配置を戻すのも大変。
関連記事:Macのアプリをデスクトップごとに割り当てる方法。アプリ切替が爆速になって快適!
というわけで、アプリのウィンドウ位置を記憶するアプリを探してみることにしました。
比較したのは「Stay」と「Display Maid」
Macでアプリのウィンドウ位置を記憶させるための有力アプリは2つ。
両方試してみましたが、ぼくの環境では「Stay」のほうが使い勝手は一枚上手という印象でした。
どちらも試用期間が充分あるので納得できるまで試せるのが良い
この手のアプリはいろんな環境で実際にある程度使ってみないと良いかどうか評価できないのですが、どちらも充分な使用期間があるのはありがたい。
Stayは1ヶ月、Display Maidも2週間くらいの試用期間があったと思います。
Stayは接続するモニタ枚数/解像度ごとに画面配置を記憶可能
個人的な決め手になったのはStayのこの機能。
ぼくはMacBook Proを以下のような環境で使い分けることがあります。
- MacBook Pro本体のディスプレイのみ
- クラムシェルモードにして外付けディスプレイを1枚接続
- MacBook Pro本体のディスプレイと外付けディスプレイでデュアルディスプレイ
それぞれのケースで個別にアプリの配置を記憶できたらいいな〜と思っていたんですが、どうやらこれができるのはStayだけっぽいです。
Stayは上の画像みたいな感じで、ディスプレイの枚数別、解像度別にコンフィグレーションを登録できるので、いろんなケースで対応可能。
特にディスプレイが同じ一枚でも、解像度が違う場合は別コンフィグレーションとして登録できるのは優秀。
Display Maidの方では同じようなことをやる方法はあるのかも知れないけれど、よくわかりませんでした。
Stayは操作が直感的でわかりやすい
Stayはディスプレイ位置を記憶させる操作も簡単。
Stayをインストールするとメニューバーにアイコンが現れます。
このアプリは英語なんだけど使い方はシンプルで、基本的に使うのは上の画面のメニュー画面だけ。
アプリの配置を記憶させたい場合
- 全てのアプリのディスプレイ配置を記憶させたい場合
「Store Windows for All Application」 - 特定の1つのアプリのディスプレイ配置を記憶させたい場合
「Store All Windows for XXX」
アプリの配置を復元させたい場合
- 保存済みの配置を復元させたい場合
「Restore Windows」
自動的にディスプレイ構成を検知して配置してくれる機能が便利
ちなみに、ひとつ前の項目で書いたように手動で復元させることもできますが、上の画面のようにチェックを入れておくと、以下のように動作するので素晴らしいです。
- MacBook Proから外付けディスプレイを外したり接続したりする
- そのたびにStayがアプリ側でディスプレイ構成を検知
- 状況に合わせた画面配置を呼び出して
- 自動的にガチャガチャと画面配置を実行
たまにうまくできてない気もするけど、そのときは改めて手動でやればOK。
これは地味に便利。
結局、試用期間終了を待たずに「Stay」を購入
試用期間は30日くらいありましたが、10日くらい使ったところで満足できそうな感じだったのであっさり「Stay」を購入することにしました。
効率化のためのアプリには積極的にお金を払っていくスタイル。
時間を金で買うのである。
まとめ:Display MaidとStayならStayがおすすめ
というわけで、いろんな使い勝手とか機能を比較して、今回は「Stay」を選択しました。
とはいえこれはひとぞれぞれなところもあって。
ひとによっては気に入らないところがあったり、値段とか判断項目はたくさんあると思うので、気になる方はぜひ両アプリを試用みるとよろしいかと。
どちらのアプリも試用期間があるので心ゆくまで試せます。
ぜひお試しあれ!