先日こういう記事を書きました。
関連記事:「これだけやったから評価されるはず」という考えは、もう捨てよう。
これについてもうちょっとだけ書いておこうと思ったので、記事にしておきます。
「影で努力すれば誰かが見ていてくれる」という幻想は捨てる
肉親ならまだしも、社会に出ると「自分のことを手放しでよく見てくれる存在」なんてそうそうみつかりません。
生きてりゃプライベートでそういう相手を見つけることはできると思いますが、職場でしか顔を合わせない仕事仲間ではそれも難しい。
幸運にもそういう存在が職場で見つかったとしても、職場には異動がつきもの。
なので、継続的にそういう関係を結べる人に巡り合うのは難しいかもしれません。
なので、「影で努力していれば誰かが見ていてくれる」という幻想は捨てましょう。
これは「こんなに一生懸命やってるのに誰も評価してくれない」というひとりよがりな思想にもつながるので危険。
努力を適切にアピールできるかどうかは単に「スキル」の問題
ぼくは「自分のやったことを適切にアピールできるか」というのは、単なるスキルの問題だと思ってます。
だから、やり方を考えて工夫すれば誰にだってできる。
逆に言えば、そんな基本的なこともしないで「誰も評価してくれない」なんてふてくされるのはやめたい。
どうしたって他人を変えることはできないから。
だったら、自分にやれることは全部やって、あとは他人の判断に任せる。
コントロールできる部分をこれ以上ないってくらいにきちんとやって、それでだめならしょうがないと諦める。
身もふたもないけれど、こういう考え方が一番健全だと思います。
外野からの声は関係ない。フリーライダーに負けるな
上で書いた通り、自分がやった分の成果を適切にアピールすることは当然の行動。
だけど、もしかしたら周りから点数稼ぎみたいに言われることもあるかもしれません。
外野を黙らせるのに一番効果があるのは、とにかく「他人にとって利益のある成果物」をひたすら量産することです。
マニュアルとか取説みたいなドキュメントでもいい。
ツールやソフトウェアを量産してもいい。
ギブを10やってから、ひとつテイクするくらいでいいと思います。
これくらいやれば、周りからゴチャゴチャ言われることはなくなるはず。
どうしてもいわゆる「フリーライダー」もたくさん出てくると思いますが、無害なのであれば乗らせておけばいいと思います。
「フリーライドが悔しいから頑張るのをやめる」というのはいちばんもったいないことで。
そういう考え方は卒業しましょう。
そうなったら、もうひとつ上のフェーズに移ったら良いだけです。
まとめ:できることは全てやって、一歩でも前に進もう。
まとめると
- 独りよがりの努力はやめよう。やるなら適切にアピールしよう
- アピールもしないで「誰も評価してくれない」とふてくされるはやめよう
- フリーライダーは乗らせとこう
- 価値を積み上げて外野を黙らせよう
って感じ。
結局のところ、自分は変えられても他者は変えられない。
だったら自分にできることを全部やって、結果についてはもう考えるのをやめて、粛々と一歩を踏み出し続けた方が精神的に良いです。
あなたが上で書いたようなことをちゃんとやってれば、きっとどこに行っても通用します。
そこまできたら、あとは自分にあった環境に移るだけ。
もうそれができる力はついているはずだと思うので。