金沢の近江町市場でランチを食べた後は、友達とそれぞれ個別行動することに。
前回の記事はこちら:混雑時の近江町市場のランチは2階が穴場。「金澤屋吉右衛門」の金箔海鮮丼うまし!
どうやら友達は21世紀美術館に行くみたいけど、僕は以前行ったことがあったので、今回は東茶屋街方面に向かうことにします。
もちろん使うのはレンタサイクル。
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レンタサイクル「まちのり」で茶屋街エリアまで。
今回の金沢旅行は、最初にレンタサイクルを手続きしておいたので移動がラクチン。
やっぱり自転車があるとラクなので、これはこれからの旅行の際の黄金パターンにしたい。
近江町市場からひがし茶屋街までは自転車で10分もかからないくらい。
途中にはめっちゃいけてる保存食専門店ストック/STOOCKや、金沢蓄音器館など、おもしろいお店がたくさんありました。
途中の尾張町のまちのりポートでレンタサイクルを返却したら、そこからは歩きでゆっくりとひがし茶屋街方面へ。
金沢は観光地でも渋谷みたいに人がめちゃくちゃたくさんいるわけじゃないので、すごく歩いていて快適でした。
それに町並みも古さと新しさの調和が取れていてすごくきれい。
ただ歩くだけでもすごくたのしい。
交差点を左に曲がると浅野川大橋が見えてきます。
この橋を渡って右側に広がるのが、ひがし茶屋街。
橋の手前を川沿いに左に折れると、主計町(かずえちょう)の茶屋街があります。
今回はせっかくなので、主計町茶屋街のほうに足を伸ばしてみることにします。
すぐ近くは大きな道路なんだけど、ちょっと入ると路地裏に着物の人が歩いていたりして、すごく風情のあるエリア。
浅野川の川沿いに広がるのは、主計町料亭街。
このあたりは昔ながらの建物がずらりと並んでいます。
決して派手なわけではなく、シックで落ち着いている感じ。
訪れたのがお昼だったからか人もまばらでしたが、夜はもっと人が増えるのかな。
途中で見つけたLUGUというお店は、お土産でロースカツサンドやビフカツサンドが持ち帰りできるみたい。
よくよくみたら店内でも食べられるとのことなので、茶屋街を一通り歩いてきたあとに立ち寄りたいと思います。
浅野川の下流方面。
この流れをずっとたどっていけば、やがて河北潟に出て、さらには日本海に流れ出ていくことになります。
今回の旅では金沢駅の東側しか行かないんだけど、駅の西側の日本海側方面もゆくゆくは開拓してみたいと思っています。
料亭街と言う名前ですが、意外とカフェもたくさんあります。
こちらは土家というカフェ。
このあたりには昔ながらの茶屋建築を残しつつ経営してるカフェがたくさんがあるみたい。
金沢のあたりは器もきれいなものが多いので、こういう和カフェでいろんな器をたのしむのもいいですね。
後は意外と旅館や宿が多くあるのが印象的でした。
むしろ「主計町に泊まれるんだ!」という衝撃。
居酒屋もあります。
しばらく主計町の川沿いを歩いた後は、木組みデザインの橋を渡って浅野川を横断。
この橋はすごくクラシックでデザインも良いので、ちょうどモデルさんを立たせての撮影が行われていました。
歩くとちょっとだけキュッキュッと気がきしむ音がするところがまた良い。
すっかり日が暮れてきました。
知らない街で1人で過ごす時間はゆっくりとしていいものですね。
いつもより日が落ちるまでの時間が長い気がしました。
橋を渡り終わって、川向かいからみた主計町茶屋街。
木々の紅葉と穏やかな川の流れがマッチしてとても良い雰囲気。
ガヤガヤした看板がないとすごく落ち着くなー。
和会町茶屋街から浅野川を挟んで反対側にはくわな湯という銭湯も。
ノープランで旅先の銭湯にふらっと入るのはなかなか良さそうですが、この日は時間の都合でスキップ。
ようやくひがし茶屋街の入口に到着。
パッと見は落ち着いた町並みなんだけど、よく目を凝らすといい感じの地ビールのお店があったりしてナイス。
この雰囲気はこないだ行ってきた川越に似てますね。
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ひがし茶屋街を散策
ひがし茶屋街に一足踏み入れると、どこにこんなに人がいたのかというくらいにめちゃめちゃ人がいました。
この風景は、前に行った岐阜県高山市の古い町並みによく似ているなー。
実に退色加減。
シンプルに飾られた花が凛としてきれい。
金沢らしく食用金箔や金箔酒器を取り扱ったお店があったり。
主計町と同様に、ここにも茶屋街の中に宿があったり。
一日ひとグループとのことなのでかなり競争率が高そうですが、せっかく泊まるならこういうところを積極的に選んでいきたい。
まとめ:ガッツリ一日を茶屋街で過ごすのも良さそう。
今回初めて茶屋街巡りをしてみて思った事は、意外とカフェあり宿屋ありで、まるっと一日たのしめそうだということ。
もっとハードルが高くて、夜に高いお金を払ってたのしむ感じのお店ばかりなのかなと思っていましたが全然そういう事はありませんでした。
これだけいろいろ楽しむところがあるなら、いっそのこと宿も茶屋街の中で予約して、このあたりで1日じっくり過ごすというのもすごく良さそう。
そろそろ日が暮れてきたので、さきほどの主計町に戻ってビフカツサンドのお店に向かいます!
次の記事はこちら:金沢・主計町茶屋街のフレンチ「流寓」でランチ休憩。能登牛ビフカツサンドは外せない。