一行日記4/25 他者は自分を映す鏡

GRシリーズは、カメラ下側のストラップホールを使うと一段と手に馴染むのである。

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カメラとかフォトウォーク
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さんざん握りこんだボディなのに、いまになっても新しい発見がある。おそるべき奥深さ。

GRシリーズは、カメラ下側のストラップホールを使うと一段と手に馴染むのである。

GRシリーズには、カメラのストラップホールが3つあります。
一眼レフと同じように上側にふたつ、そして、この写真の通りの場所にひとつ。

これまではシャッターボタン近くのストラップホールにストラップを通していました。

でもこれだと、シャッターを切ろうとするとストラップが指に絡まってしまうことがあります。
その度に「ストラップが邪魔だなー」と、小さな違和感を感じていたんですよねー。

ところが、ふと思い立って下側のストラップホールにストラップを通してみたところ、これが素晴らしく快適だということに気づきました。

この状態でストラップを腕に通してカメラを握ると、とても自然なかたちに落ち着きます。
ストラップのライン、右手の形状、そしてカメラのボディが、一切、どこも干渉しない。
すべてが自然でストレートな状態になります。

ささいなところだけど、ちょっとひっかかるところにきちんと向き合って工夫することで劇的に使い勝手が向上しました。やっぱりいろいろ試してみるのは大切なことだなー。

GRシリーズのデザインの完成度を改めて思い知った。

以前聞いた話ですが、ホンダのベストセラーであるカブは、改良を繰り返した末に完全なデザインになっているので、もっと良いバイクにしようと意気込んだ社員がどこか手を入れるべきところがないかと端から端まで一生懸命にチェックしても、結局ひとつの改良点もみつけられないのだそうです。

どこかいじると、すでに今ある完璧な調和が乱れてしまう。

GRのデザインもそれに近い印象があります。一連のシリーズでほとんど形が変わっていないカメラ。

握りこんだ時にストラップが邪魔にならないよう、あらかじめこの位置にストラップホールが設けられている。
こーんな小さな穴の位置まで、とっくの昔に考え抜かれているんだなー。ちょっと感動。

ここのストラップホールにストラップを通すとしっくりくるというのはいまさらな話なのかもしれませんが、ぼくはこれを発見して一気にしっくり度が高まったし、ちょっと感動すらしたので、ここに書いてみました。

合う合わないがあるかもしれませんが、GRシリーズでストラップをお使いの方はぜひとも一度試してみてはいかがでしょうか。

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