【随時更新】読んでおもしろかった本まとめ

これまで本を読んでもちゃんと読書記録やメモを残しておけるところがなくって困っていましたが、ある日「そうだブログにメモればいいじゃんか」と思いつき、こうしたページをつくることにしました。

ジャンル分けの中で「おもしろかった」「読んでよかった」「刺激的だった」とおもったものの順番で並んでいます。

本を読めば読むほど、自分の価値観はアップデートされていきます。
読みたい本が多すぎて人生が足りない。

最終更新日:2017/09/10

このページの「もくじ」はこちら

生き方、考え方

孤独の価値(森博嗣)

人と離れて孤独でいることは、悪いことじゃない。
なにかを作り出すことは、孤独と向き合うことを避けては通れない。

いつのまにか脳内に刷り込まれてきた「孤独は良くないもの」という価値観を片っ端からぶっ壊す、最高に気持ちいい一冊。

ここに書いてある内容を誰かに言ってほしかったひとはたくさんいるんじゃないかなぁ。
背中を押されたり救われるひとも多いはず。

自由をつくる自在に生きる(森博嗣)

ひとそれぞれが持っているであろう「自由」の定義について、著者の視点から切り込んだ一冊。

透明なレンズをもって世の中をみること。
関連記事:他人の意見に振り回されないために、自分の中に透明なレンズを持つ | yawn

実は森博嗣さんの本はエッセイがいちばん好きです。

諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉(為末大)

小さい頃から言われてきた「諦めなければ夢は叶う」という言葉。

そんなわけないってことくらい、子供だってみんなわかってる。
でもそれをおかしい指摘することは、なんだかタブーに触れるようで、誰も何も言えなかった。
そこに気持ちよく切り込んだ一冊。

誰もがベスト以上のものを出し尽くすような高いレベルで生き残っていくには、自分の適性を最大限伸ばせるところを探して勝負するしかない。
そのためにこれまで打ち込んできたことを捨てるのは、逃げでもなんでもない。

寂しい生活(稲垣えみ子)

これは本当に良い本でした。
飄々とした文体から軽いエッセイみたいだと思っていたけれど、最後は一息もつけない名文の連続。

効率化の末に、なんだか本末転倒なことになってしまっている。
みんなそれはなんとなく感じているけれど、ここまで核心をついた言葉はなかった。

引き込まれて一気に読み終えてしまった。
過剰に満たされ過ぎている社会は、個人の人生を、生きる意味を奪っている。

Bライフ10万円で家を建てて生活する(高村友也)

あえて生活水準を「路上生活者よりわずかに高い」レイヤーに置くことでみえてくる生き方。

なんだか、みんな「生きる」ということを難しく考えすぎなのかもしれない。 

モバイルボヘミアン(本田直之、四角大輔)

自由になることが目的なのではなく、自由になってから何をしたいのか。
自由を目指すときには常にそこを明確にしないといけない。

これ読んで住みたい街リストをつくった。

何を捨て何を残すかで人生は決まる (本田直之)

週末デュアルライフってすごくアリな気がしてきた。

首都圏住みならやっぱ逗子とかがいいのかな。南房総もいいけど少し遠いんだよなー。
それでも、超ボロい家を格安で確保して「箱」だけ確保すればそれでけっこう遊べるのでは、と思っています。

そこまでやるのはすぐには難しいかもしれないけれど、この本をきっかけに視野に入れてみる。

覆す力(森内俊之)

羽生善治さんとともに時代をつくってきた著者だからこそ書ける、天才同士がぶつかった時になにがみえるのか、という本。

将棋という無数の選択肢が示される勝負のなかで、大きな流れを読んで動くこと。

たとえ自分に風向きが来なくとも、自分にできる準備は手を抜かずきっちりとやっておくこと。

TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと(本田直之)

自分と他人が違うことは当たり前のこと。
「あなたもOK、私もOK」という考え方は、ひとと同じであることを求める日本では育ちにくい価値観なのでハッとした。

ふだん会社にいると何もしてなくてもすごく疲れるけど、それは「こういう自分であるべき」と価値観が凝り固まってるからなのかな。
少しスッキリできたかも。

「ない仕事」の作り方(みうらじゅん)

何もなかったところにどうやって価値を生み出すか、その舞台裏が描かれた本。

誰もが知っているけど名前のなかったものに名前を与えること。
損得抜きのひとりの熱狂が、周りを動かしていく。

マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法(ちきりん)

これまでみんながなんとなく考えていて、ケースによっては使ってすらいたけど名前のなかった感覚。
そこに「マーケット感覚」という名前を与えて解説した本。

「変わらなければ替えられる」は至言。

自分のアタマで考えよう(ちきりん)

はじめて読んだちきりん本がこれでした。方法論というよりは、心構えの本。

なにかデータやインプットを受け取ったら漠然と受け取って終わりじゃなくて、自分なりに意味付けや理由を考えてみること。
これを無意識に日常的にできるかどうかで生まれる発想の質は大きく変わる。

自分探しと楽しさについて(森博嗣)

大学生の時に読んだらもっと刺さったかもしれないと思った一冊。

他者を否定するよりは、尊重して認めることで自分を確立していくほうが健全であるし、そうありたい。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!(ちきりん)

筆者の目から見た海外旅行の醍醐味について書かれた本。

博物館に置かれた芸術的工芸品の価値とは、つまるところなにか?
博物館ごとのスタイルの違いとは?

外国旅行するときの着目点が増えるとおもしろさは二倍三倍にもなる。

35歳の教科書(藤原和博)

病気との向き合い方は、同じような境遇にいるひとのヒントになると思う。

人生は長い。何回だって生きる道は選び直せるはず。

14歳からの哲学 考えるための教科書(池田晶子)

平易な言葉で書かれた哲学の入門本。

文章というよりは詩に近い。個人的にはオーディオブックで聞きたい一冊。

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!(池田千恵)

朝4時起きの力で人生を切り開いてきた著者による、早起き指南本。

勘違いされがちだけど、早起きは目的ではなくて、あくまで手段。
なんのために早起きするのかが重要で。

そう考えるとただの早起き本ではなく、物事に取り組む時に(早起きをして)段取りや準備をきっちり進めておくことの重要性を説いた本とも言えそうです。

情報技術、テクノロジー

仮想通貨革命 ビットコインは始まりにすぎない(野口悠紀雄)

仮想通貨「ビットコイン」を足がかりに、周辺技術とその可能性、潜在能力に言及した一冊。

利己的になるほど利他的にならざるをえないブロックチェーンの斬新さ、その応用可能性の広さについて。
もしビットコインがポシャったとしても、欠点を改良した第二第三のビットコインが現れてくるだけで、もうこの流れは止められない。

革新的な技術が切り開いていく流れに抗うことは不可能で、世の中はこれから一気に加速していく。
読み物としてもおもしろいので、読んでおくが吉。

ブロックチェーンの衝撃(ビットバンク株式会社&『ブロックチェーンの衝撃』編集委員会)

仮想通貨のベースとなる「ブロックチェーン技術」の入門書。
技術的な基礎知識がなくてもひととおり読めるようになっているところがうれしい。

ブロックチェーンは仮想通貨という文脈で語られることが多いけれど、実際のところは、仮想通貨はブロックチェーンという新しい概念が社会に大きく普及するきっかけに過ぎない。
いわば、仮想通貨は、巨大なブロックチェーン技術という氷山の一角ということ。

これを読むと、仮想通貨がただのハイプでないことがわかる。
仮にいまある仮想通貨が(時代を先取りしすぎているなどの理由で)ポシャったとしても、ブロックチェーンが発明された以上必ず第二第三の仮想通貨が生まれて普及していくことは明白。

「仮想通貨革命 ビットコインは始まりにすぎない」とセットで読むと一気に理解が深まるかと。

はじめよう!アマチュア無線―免許取得から「ハロー!CQ」までを完全ガイド(QCQ企画 情報通信振興会)

ブログの感想を無線交信で受け付けるのもおもしろいかもな〜と思って、アマチュア無線の興味が高まってきた時に読んだもの。

機器選定からアマチュア局の開局申請、通信のマナーなどの基本から、上級者の楽しみ方まで解説されていて充実の一冊。
アマチュア無線をはじめたい人向けのオールインワンな内容でした。

生活、エッセイ

最低で最高の本屋(松浦弥太郎)

松浦弥太郎さんの半生を振り返り、本という軸をもとになんでもなかったひとりの少年が体当たりで世界を知っていく話。

早い時期から、本当の上質とは何かを知り、触れること。

ボランティアを細く長く続けることについて書かれた部分がすきです。

作家の収支(森博嗣)

書いてある内容はだれにも真似出来ないものだけど、そこで考えることを放棄してはもったいない、示唆にあふれる良書。
特にクリエイティブな仕事をしているひとにとってはヒントの山のはず。

競合のいないニッチを狙うこと、多作であること、一発ホームランを当てるよりも、安定してヒットを量産すること。

帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。(高山なおみ)

この本を知ったのは、もともとラジオで流れてたハナレグミのインタビューを聴いたのがきっかけ。

知ってから読むまでに実に10年以上の時間が空いたけれど、やっぱり読んでよかった。
誰の人生にもドラマがあって、誰でもこういう「ちょっと中途半端な」時期を過ごしたことがあると思う。

うつりかわる「途中」を真空パックしたような本。

小説家という職業(森博嗣)

作家、森博嗣さんが小説について自身の向き合い方を書いた本。

「小説家になりたければ今夜から書き始めれば良い、明日の朝にはもう小説家になっている」というフレーズが好き。

あまりに桁外れなので、小説家を真面目に目指している人は読んではいけない。

工作少年の日々(森博嗣)

掃除機のくだりと、模型屋のおばちゃんのエピソードがほんとうに笑えた。
森博嗣さんのエッセイを読んだのはこの本がはじめてだったので、とてつもない衝撃でした。

ごはんのことばかり100話とちょっと(よしもとばなな)

ひとがつくってくれるごはん、真夜中にこっそり食べるごはん、人生の大きなイベントがあった時に食べるごはん。

やっぱり、食べるということは生きるということだ。
すべてのごはんに宿るエピソードを丁寧にすくい上げた本。

たくさんの料理が登場するんだけど、そのレシピが文字で書いてあって、つい真似したくなる。

暮らしは、ちいさく ~シンプル生活と「私らしさ」を両立するヒント(大原照子)

自分の生活のサイズは、人生のいろんなフェーズでどんどん変わっていくもの。

家具やお皿を買い集めるのも良いけど、自分なりのルール(統一感)を持つことが大切。
自分なりのルールをつくるところに創造性があって、ものが少なくなるのはその結果。目的じゃない。

ミニマリストを目指しているひとは一読の価値あり。
強迫観念的、原理主義的に物を捨てて減らしていくよりは、自分の生活にフィットした持ち物に切り替えていくほうが素敵だと思います。

オーブン、だからおいしい料理―毎日のごはんをオーブンでつくろう!(平野由希子)

オーブン料理の勉強用。

いつか「オーブン縛り30日生活」をしたいと思いつつ、企画段階で止まっています。

世界のかわいいパン(イラスト・ぱんとたまねぎ、監修・井上好文)

世界のパンをイラストで書いた図鑑。

むかしから図鑑ってすごく好きで、何か気になるテーマがあるとその図鑑が欲しくなる。

小説

深夜特急(沢木耕太郎)

日本からロンドンまでのバックパッカー旅の道中記。
北海道縦断の車中泊の旅をした後に一気読みしました。

中東以降は旅の終りが見えてくるからか、けっこう内省的な描写が多くなってきます。
ぼくのおすすめは超序盤のマカオ篇。やっぱりアジアはエキゾチックでおもしろい。

出てくる食べ物もアジアが一番おいしそうだった。いつかインドで素焼きのチャイの器を叩き割りたいです。

神々の山嶺(夢枕獏)

エベレスト初登頂にまつわる謎を写した可能性のあるカメラを軸に、羽生と長谷という二人の若き天才クライマーを描いた話。

いちばん壮絶さを感じるのは、やっぱりグランドジョラスからの脱出劇。
息を押し殺しながら読んだ。こちらは小説版だけど、漫画版も読んでみたい。

虐殺器官(伊藤計劃)

近未来SFとミステリーをかけ合わせたような小説。

エグい描写が強烈で良い。
結末についてはひとそれぞれ意見があると思うけど、ぼくは好き。

方法論

知的生産の技術(梅棹忠夫)

筆者が研究生活の中でたどりついたカードによる情報整理方法などをまとめた本。
いわば、紙ベースのアナログでのデータベース構築をどのような手法でやれば検索性、利用性が高まるかについて書かれたもの。

1969年の本だけど、内容は今でも充分に通じる本質的なものだと思います。
ぼくはEvernoteでノートブックの作り方とかを考えるのがものすごく好きなんだけど、そういうユーザはヒントがたくさん得られておもしろく読めるかも。

そして、それだけの長い見通しを持ってこの本を書き上げることは、やはり知の巨人たる筆者にしかできないことだと思いました。
文体も50年前の本とは思えないほど洗練されていて、まったく抵抗なく読めます。

漫画

ハルロック(西餅)

電気回路とか工作が好きな女子大生が、ヘンテコな仲間と一緒にヘンテコな道具を作っていく最高に電波なマンガ。

主人公は表紙の女子大生なんだけど、ホームベーカリーを生ゴミのコンポストとして使おうとするなど、かなりパンクです。
さらに「世界中のぼっちを検出して位置情報をもとに地図上にマッピングする機械」とか「入院中のおばあちゃんに地獄を見せるぬいぐるみ」とか、作り出す成果物もパンク。

Raspberry PiもArduinoも出てくるし、これを読むと電子工作欲が高まります。
オーバークロックさせたパソコンを液体窒素で冷却しながら戦う87CLOCKERSという電波バトル漫画もありますが、ぼくはそういう電波漫画は全部すきですね。

失踪日記(吾妻ひでお)

笑えないコンテンツを笑っちゃえるところに、マンガというメディアの底力があると思っています。

続編でアル中病棟編がありますが、一冊ずつで一区切りするのでコレ買って気に入ったら2冊目に行くのも良いと思います。

インベスターZ(三田紀房)

投資やマンション購入、株取引、ベンチャー投資などをテーマにお金について切り込んだ漫画。

受け身で板書するだけの学校に行くくらいなら、家でこういう漫画を読んでいたほうが良いのではと思う派です。

魔王(大須賀めぐみ)

伊坂幸太郎さんの原作を漫画にしたもの。

「相手に数秒間、自分が念じたセリフを喋らせる」という変わったスキルをもつ主人公が、知恵を絞って肉弾戦を勝ち抜く展開は胸が熱くなる。

はじめは絵にやたらクセがあると思ったけど、それがいいんですよ。蝉最高。
鯨とかグラスホッパーとか、伊坂作品に出てくる要素もちゃんと出てきてうれしい。

めちゃくちゃおもしろすぎて時間泥棒になるので注意。

山賊ダイアリー(岡本健太郎)

エアライフル片手に、岡山県の山奥で猟師として生活する日記。
作者は異なりますが、この方面が好きな人はBライフと一緒に読むとかなりアガります。

生活基盤をじぶんでつくって、そこで完結する生活を営んでいくというのは超ロマン。

孤高の人(坂本眞一)

ひととかかわることが苦手で、憑かれるように単独行で山に挑む主人公をテーマにした登山漫画。
なぜ苦しい思いをしてまで山にのぼるのか。なぜ山はそんなに人を引きつけるのか。

擬音一切無しで表現し切るすさまじい画力をはじめ、氷塊をビルとして描くなどそのセンスに脱帽です。

まぎれもなく金字塔。

食の軍師(泉昌之)

毎晩ひとり街をさまよい、食の戦で生きて死ぬことを繰り返す男の話。

注文のたびに脳内で展開される陣立てとか葛藤とかが、いちいちみみっちくてそれが最高。
毎回オチもあっさりしてて、全6巻というスピード感も良い。

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