ブログの追いかけ更新がしばらく(というか年単位)で続いています。
「追いかけ更新ってどうなの?」「そんなに遅れてるのにずいぶんしぶとくやってんな」みたいに思われることもあるかもしれません。
で、こういうのって追いかけ更新している今しか書けないことなので、今回はそのあたりについて、ぼくが持ってるメンタリティについて書いておこうと思います。
半分は未来の自分が読み返すための記事。
もう半分は、同じようにブログの更新が途切れがちとか、半放置になってしまっているひとへ。
長い視点に立ってしぶとく続けること。
自分の中でものごとをみるものさしが、前よりも断然長くなったと感じている。学生の時は数年おきに学校が変わったりすることもあって長いスパンでものごとを考えることはなかったように思うけれど、いまでは最低でも3〜5年で考えるようになった
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年11月22日
だから向こう1年とか2年とか、しんどい期間がつづくようでも耐えられるようなった。「当面」の期間なら霧が立ち込めてるようなことがあってもぜんぜん気にならない。どうせ晴れるので。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年11月22日
まずはじめにあるのは、「そもそも短期的には追いつくことを考えていない」ということですね。
自分でも「いい加減とっとと更新してリアルタイムに追いつきなよ」と思う自分がいると思う一方で、「自然にやっていれば追いつける」という気持ちもあります。
これは社会人になってから手に入れた感覚なのかな。
3年くらいで環境が変わっていく学生時代とは違って、いまはもっと長い期間、3〜5年で考えるようになっています。
それだけ長い期間で物事を考えると何が良いかというと、焦らないんですよね。
毎日積み上げていけば必ず追いつける、という安心感があるので、無理な計画を立てて自分の首を絞めることもない。
いい意味で鈍感になれる。
あんまり真面目すぎると「ブログ書かなきゃ」みたいな強迫観念に襲われる人もいると思うんだけど、ぼくはそこをうまく使ってます。
成功する秘訣は「成功するまで続ける」こと。ブログも同じ
つまるところ、やめないというのがいちばん大事なところだと思っている。そのためには局所をみて考えるんじゃなくて、もっと大きな流れをとらえて考えること。そのためには、安易に結果を追い求めないこと。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年11月22日
前にも書いたけれど、ブログ運営でいちばん大切なのは「辞めないこと」だと思っています。
関連記事:ブログ運営でいちばん大切なことは「やめないこと」
ブログはほんとうに、たくさんの人がはじめるけれど、みんなやめていく。
最大瞬間風速的におもしろい記事を書いたり、がんばって更新することは誰にだってできる。
けれど、長い期間にわたって力を発揮し続けることができるひとはほとんどいない。
自分よりもセンスがあっておもしろくって、羨むような才能があるひとでも、長く続けることができている人って本当に一握りで。
だからこそ、ブログは続ける事それ自体に相当価値があることだと思っています。
このごろ思うのは「ゆっくりでもいいから、続けて続けて、書いて書いて、気がついたら自分以外はもう誰も立っていなかった」というのがきっとぼくのストーリーなのかな、ということ。
淡々と続けることと、工夫の種を撒き続けることは車輪の両輪。
淡々と続けることと、工夫の種を撒き続けることは車輪の両輪。まだまだできることがあるはずなので、これは念頭においておきたい。そして、たとえいま思うようにできなくても、目線は切らさずにいたい
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年11月22日
ただ、当然だけど「続けてさえいればいい」というのもちょっと違うと思っていて。
やっぱり続けることと同じくらいに大事なことは「変わり続けていくこと」。
これはいわば車輪の両輪で、これが揃っていないと遠くには行けない。
いまの取り組みを途切れさせずに続けながら、未来に芽生える種を撒いておくこと。
この両方を並行して進められるようにならないと、「単に続けているだけ」「同じところをグルグルと走っているだけ」になっておもしろくならない。
長い取り組みを支えるのは「自分にはできる」という自信
そう考えると「自分にはできる」という自信はとても心強い。そういうバックグラウンドを獲得できるような経験ができることはかなり貴重。自分を通り抜けた全部は、けっきょくひとつにつながっていくんだと思う
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年11月22日
そんな偉そうなことを書いていますが、実際この記事を描いているのは2018年5月1日の夕方。
リアルタイムから5ヶ月近く遅れて更新しています。
このブログは「一日一記事」が基本で、それを守っていきたいと思っていますが、記事数にするとこれは150記事くらいになるわけですね。
けっこう重い。たぶんふつうは心折れてる。
それでもなぜ、諦めずに辞めないで続けられているかと言うと、「自分にはできるし、ぜったい辞めない」という、なかば刷り込みめいた思い込みがあるから。
先天的か後天的かわからないけど、そういう「自分に対する絶対的な信頼」みたいなものを自然に持てているのはありがたいことで。
それはとても恵まれている気がします。
まとめ:書けば成る、書かねば成らぬ、何事も
いろいろ書いたけど、つまるところ、この記事で言いたいのは「ひとから無理だと言われようが、辞めるかどうか決めるのは自分だし、その自分が辞めると決めるまでは決して失敗ではない」ということです。
正直、追いかけ更新はちょっと情けないという気持ちもある。
けれど、やめちゃうよりもぜんぜん良い。
続けた先に何があるかはわからないけれど、それでもその先の景色を知りたいし、何かあると信じてる。
だから途切れながらも、しぶとく続けることができている。
ぼくはブログやめる気はないし、まずなにより自分のために書いていくけど、ここから記事を積み上げていくことで
- ブログちょっと放置しちゃってるけどまたはじめたい
- いまさらブログを再開するのはなんかきまりが悪い
- 記事が書けなくて罪悪感がある
みたいなひとの気持ちを少しでもポジティブにできたらいいなと思っています。
以下の二冊は最近のぼくのモチベーションをめっちゃブーストしてくれた本です。誰かに背中を押してほしい人はぜひ。
では!
#ランウェイで笑って 本当にとても良い。
諦める理由を見つけることは一番簡単。だからこそ、それはいま選ばなくても良い。
もしダメだとしても、みっともなく粘って粘って、泥んこになった人こそかっこいいのである
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2018年4月28日