せっかく秋の良い天気の一日だったので、思い立って高尾山に登ってきました。
この記事では紅葉の感じとか、今回はじめて歩いた「稲荷山コース」の様子とかを書いていきたいと思います。
京王高尾山口駅からスタート!
新宿から京王線にのって電車に揺られること小一時間。
高尾山の最寄り駅「京王高尾山口駅」につきます。
これまで高尾山にのぼったことは二回あって、それぞれ2010年、2011年。
当時は高尾山口駅はけっこう古ぼけいていた感じでしたが、今回来たらめっちゃきれいになってました。白木っぽい感じで明るく清潔な感じ。
駅を出るとすぐ目の前に見えるのは大きな銀杏の木!もうすっかりいい感じに色づいています。
この日は2017年11月11日。紅葉シーズンもはじまって絶好の山日和。
今回選んだのは「稲荷山コース」
高尾山は599メートルの山頂にたどり着くまでにいくつかのルートがあります。
これまで登ったことがあるのは、たぶん3号路と4号路かな。
今回はせっかくなら違うルートで登りたい!ということで、稲荷山コースなるものを選択しました。
看板によると「ちょっときついところもあるけど、見晴らしの良い爽やかな尾根道コース」とのこと。
紅葉シーズンだけあってひとだらけ!
というわけで、さっそく駅から出て登山道方面に歩き出そう……と前を見ると、この人出。
竹下通り並に人がいます。まさかこんなに混んでいるとは……!
高尾山はかなり登りやすい山なので、雰囲気もかなり観光より。
登山道に至るまでの通りで食べ物屋さんもたくさんあります。
イワナは持ち運ぶよりはその場で食べたほうが美味しいと思いますが、おまんじゅうとか持っていって山頂で食べるのはかなりよいかも。
いきなりしんどかったらリフトもケーブルカーもあるよ!
登山道のスタート地点にあるケーブルカー乗り場の建物。
こっからリフトに乗ってワープすることもできます。が、この日はせっかくのいい天気なのでほとんどの人は歩きっぽかったですね〜。
ケーブルカーのレールを覗き込んだところ。遠くに見えるケーブルカーの顔がかわいい。
登山道スタート!稲荷山コースはひとまばら。
ここから登山道別に離れ離れになります。我々は稲荷山コースへ。
稲荷山コースはスタートしてしばらくはこんな感じの階段が続きます。
特にスタート地点からの階段ゾーンはちょっと長めなので、さっそく体力ゲージがごっそり持ってかれる感じはします。
階段を登りきるくらいの所にさっそく案内板が。
稲荷山コースは全長3.1km。階段でかなり体力を削られたので、まだ200メートルしか進んでいないことに愕然!
稲荷山コースは道のバリエーションが多様!たのしみながら登れます。
稲荷山コースは地面のバリエーションが豊富。階段あり、根っこの道あり、緩やかな登りあり。
おまけに登山者も少ないのでかなり快適です。駅から出た登山道までの道にあんなに人がいたことを思うと、この空き具合は本当に快適でした。
休憩所からの展望が最高!
しばらく登ってだいたい6合目くらいまでくると、ひらけた所に東屋風の休憩所があります。
そこからの眺めがこちら。
個人的には高尾山は山頂からみえる富士山方面よりも、こっちの都心方面の眺めの方が好きです。
東京はほんとうに平らだな〜。右奥の方のワサワサッとしたところが新宿の高層ビル群です。
紅葉はまだまだ3割程度でしょうかね。ちょっと早かった!
稲荷山コースは最後の上りが鬼。
たのしんで歩いているうちにいつの間にか2キロメートル地点まで来ていました。
稲荷山コースははじめの階段に面食らいましたが、そこから先はかなり歩きやすいです。
こんな調子で最後までいけると思っていましたが、甘かった……!
稲荷山コースはだいたい95%くらい登ったところで、山頂に至る最後の5%が超急傾斜の登りになっています。
まっすぐの直登の階段がだいたい50段くらいはあったんじゃないかな……。登っているとめっちゃ太ももパンパンになります。この階段は休憩無しで最後まで登りきるのはかなりきつい。
山頂に到着!またひとだらけ!
急傾斜の階段を登りきると、そのまま山頂の広場に出ます。
紅葉はまだまだな感じでしたが、ちょいちょいいい感じに紅葉している木もあって、そこはカメラを構えたひとでいっぱいでした。
山頂はいくつか食べ物屋さんもあります。あとは自動販売機もあるので、物資補給には問題なし。
紅葉シーズンは山頂で休憩するところがない!
それにしても驚いたのは、山頂のひとの多さ。
通路脇の土のところにはこんな感じで休憩中のひとがびっしり。
通路部分はこんな感じ。なぜ山のてっぺんにこんなに人がいるのか……!
紅葉シーズンは、山頂でゆっくり休憩するプランはちょっと厳しいかもしれません。
ひとが多すぎているだけで疲れるレベルなので、我々はそのまま休憩なしで降りはじめることに。
ひとの隙間を縫ってなんとか山頂からの景色をパシャリ。
う〜ん、ゆっくり景色を味わうなら、さっきの休憩所がベストですね。
下りにもケーブルカーとリフトが使えるよ!
下りは高尾山薬王院をまわって下るコースを行きます。
天狗。ふんす!
お線香でむせる。
というわけで、帰りはシュルッと帰ってきました。あっという間にスタート地点に到着。
登りは土が多い道、下りは舗装された道を歩いてきました。
「登りで燃え尽きた!下りはもうだるい!」というひとはリフトとケーブルカーを使えばここまでワープできます。そういう意味では安心して登れるフレンドリーな山。
さっくり駅に戻ってきました。
最後は高尾山口駅に併設されている温泉に入るのもいいですね〜。これも昔はなかったような。
高尾山口駅まわりにはトリックアート博物館とかのおもしろいスポットもあります。登山というよりは軽いハイキングみたいな感じで登れるので、時間が余ったらいろいろやるのもおすすめかと。
稲荷山コースを登ってみてわかったコースの特徴
稲荷山コースははじめて登りましたが、特徴をまとめるとこんな感じです。
- 稲荷山コースは人が少ないので登りやすい
- 階段、根っこの道、緩やかな登りなど道にバリエーションがあるので歩いていて飽きない
- 尾根の道とは言うけれど、基本的に森の中を歩くので眺めはそんなにナシ
- 一番の撮影スポットは山頂手前の休憩所
- 最後の山頂手前の急階段が最大の山場
もし「高尾山は登りすぎて飽きた」「ひとが多すぎて登山という感じがしない」「マイナーな道を歩いてみたい」というひとは稲荷山コースはおすすめです。
まとめ:今度は陣馬山へのロングハイクがしたい!
そんなこんなでたのしかった三度目の高尾山登山。
今度はふつうに登ってもアレなので、陣馬山までのロングハイクをしてみたいですね〜。
また計画します!
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