むかしは「質」が「量」より大事だと思い込んでたけど、今はむしろ逆かなーという気もする。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年9月3日
というよりも、極めていくと、あるラインより先は「質」も「量」もどちらも必要最低限必要なものなのである。本当の勝負はそこから先からで、限られた条件下で「スピード」で比較される。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年9月3日
結局、質を担保するには量が大事で、その量をこなすためには「生産速度」が必要って話ですね。
よく議論される「質」も「量」も、突き抜けたいなら基本中の基本なわけで。
「そりゃどっちも要るよ!」って話。
もっとそれ以前に着目すべきは生産速度。言い換えるなら「試行錯誤のスピード」。
もうこれが全てという感じがします。
逆にこれさえあれば試行錯誤の量も増え、その結果、ほぼ自動的に「量」も「質」も上がっていく。
試行錯誤の量を増やすために「生産速度」を上げて、それと並行して投下する「資源(時間)」も増やしていく。
まとめ:世の中のだいたいのことは才能の有無を議論する以前に「心がけ」でなんとかなるレベル
たとえば、100メートル走で1万人のトップに立つには、ある程度先天的に恵まれていないときっと難しい。
だけど、ふだん我々が生きている世界はそれよりももっとヌルゲーで。
受験でも資格勉強でも仕事でも、攻略法は基本的には同じ。
ただ単に「いかに愚直に上に書いたようなことを続けられるか」という話。
100メートル走ならまだしも、そこで1万人のトップに立つことは難しくない。
結局のところ、勝負を分けるのはスキルでも才能でも何でもなくて、ただの「心がけ」なのかもしれないなー。
これってとても救いのある話だと思います。
だってそれって「やるかどうか」だけなので。がんばりたいです。
技術や才能云々という話は、全力で取り組んでみた先で初めて議論されるんだな。努力という重力圏を出たところでの話。
— 煮え湯 (@nieyu365) 2017年5月28日