このごろ考えていることについて。
ポイントを箇条書きにすると、こんな感じ。
- 軌道修正は手前でやればやるほど小さな労力で済む
- 「過去」も「未来」も人間の脳が作り出したただの幻想
- わずかな改善でも、長期間積み上げることで劇的な変化を起こせる
- ひとりの人間が変えられるのは「3秒先の自分」くらいのもの
- ちょっと先の未来を変えようと「いま」を改善して積み上げることが大事
こういうことについてざっくりと思っていることを書いていきます。
手前で軌道修正すればするほど、将来の座標は大きく変わってくる
頭に浮かべるのは、自分が宇宙船で、まだ見ぬ遠くの星に向かって宇宙を進んでいるイメージ。
まだ星は肉眼で見えないけど、だいたいの場所はなんとなくわかる。
そういう時にいちばん大事なのは、
- 星がはっきりと見えるときまで待ち続ける
ことはでなくて、
- 確かなことはわからないけど、それでも少しづつ行動を始める
ということ。
宇宙船は、できるだけ手前で軌道を変えたほうが、より少ない調整で無理なく目的地に到達することができる。
逆に、目的地が目の前に迫ってきてから慌てて進路変更しようとしても、多大な労力が必要になるし、間に合わないこともある。
だったら、どうせやるなら早いほうがいい。
「ほしい未来は自分でつくる」と思えると自然と行動できる
確かな未来がわかるまではなかなか動き出せないかもしれないけど、それは「他者がつくる未来に期待している」からで。
「未来は自分が作る」と思えれば動き出せるはず。
未来を大きく変えるには、できるだけ手前で軌道修正しておくことが鉄則。
ほしい未来がほしいなら、最小の力で大きく座標を変えよう。
関連記事:ほしい未来は自分でつくる。NPOグリーンズを支援する「greenz people」になりました!
外部リンク:greenz people グリーンズ会員 | greenz people になってグリーンズの活動をサポートしませんか?
時間の効果は偉大。最大限うまく利用しよう
このごろ思うのは、時間の効果って本当に絶大だということ。
はっきりいって人智を超えてる。活用しない手はない。
時間というのは、例えるなら「テコの原理で使える棒」みたいなもので。
棒が長ければ長いほど重たいものをラクに持ち上げることができますが、「時間の長さ」はそのまま「棒の長さ」に直結すると思ってます。
小さな努力でも長い時間をかけて積み上げることで、大きな物事を成し遂げることができる。
毎日の生活のなかで0.1%の改善を続けていれば、誰だって自分では想像もできなかったくらいのとんでもないところまでいくことができる。
別に天才である必要はない。
関連記事:「最大瞬間風速主義」は捨てて、淡々と一定のペースで走ること
まとめ:自分が変えられるのは3秒後の自分だけ。
自分の中で「いまをないがしろにしない」というのは大きなテーマになりつつある。先のために今を我慢するというのはもうやめたい。いまが一番大事だし、けっきょく未来なんてものはいまの積み重ね。幻想である。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年12月31日
この記事を書くきっかけは、ひとりの人間が変えられるものなんて「3秒後の自分」くらいしか無いんだなと思ったこと。
これはちょっとある意味で絶望的な気付きだったんだけど、見方を変えると意外と救いはあって。
3秒後の自分を少しでもよくするためになにができるかを考えて、少しづつ自分の行動/習慣/考え方を改善すること。そして、それをやめないこと。
少しでも自分を良い方へ導いて、それを積み上げることで、はるか遠い場所まで自分を連れて行くことができる。
自分を変えられるのは自分だけだし、ほしい未来をつくれるのも自分だけ。
だからいま、この瞬間から積み上げたい。
そう思って、小さな一歩だけど、こういう記事をかいています。