ふと気がつけば、リコーのGR DIGITAL Ⅳ(GRD4)からの乗り換えでSONY α7IIを購入して、はや三ヶ月。
この間、いろんなところに写真散歩に繰り出しては、大量の写真を撮ってまいりました。
そんなわけで、この記事ではこれまで使ってみて感じたSONY α7Ⅱの良いところと気になるところをまとめておきたいと思います。
これまでのα7IIでの街歩き記事
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写真を撮りながらの街歩きはもう7回やってます。
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最高なところ
- とにかく軽い(本体のみだと驚異の556グラム!)
- とにかくよく写る
- 背面の有機ELモニタが非常に見やすい(GRD4はみにくかったのでそのぶん嬉しい)
- ファインダーがクリアで見やすい
- 本体内蔵の5軸手ぶれ補正機能が素晴らしすぎる
- スマホへの共有が便利
- 本体にバッテリを入れたままケーブル直挿しで充電できるのが便利
- Canonに比べて電源が右手で入れられるのラク
- Canonに比べてダイヤルが軽くて使いやすい
とにかく軽いのと、とにかくよく写るのは本当に最高。
GRD4からの乗り換えでしたが、この写りの良さは驚愕です。
フルサイズまじでハンパない。
5軸ボディ内手ぶれ補正はもはや神の領域。
夜でも手持ちで余裕で撮影できるし、薄暗くなってからの歩きながらのスナップも余裕。
もちろんシャッターの瞬間に意図的にカメラを強く振ればブレますが、普通の使い方なら一切問題なしです。
背面の有機ELモニタは実際に使ってみるまではどんなもんかと思っていましたが、非常に見やすいです。
GRD4のかなり大きな不満点は背面モニタの見にくさだったので、ここが大幅に改善されて大満足。
電源が右手で入れられるのは、個人的にはかなりの高得点ポイント。
キヤノンの一眼だと左手で電源オンしないといけなくってそこが毎回もどかしかったのですが、α7Ⅱはシャッターボタンの周囲にあるリング部分を回すと電源オン。
基本動作が右手だけで完結するのが素晴らしいです。
気になるところ
- 電池の持ちは良くない(出先で300枚〜撮る場合は予備が必要)
- ファイル番号の頭の文字を変えられない
- シャッター音が消せない
- モニターとファインダーのオート切り替えの距離感が微妙過ぎる
ちょっと残念だったのは、ファイル番号の先頭文字列を変えられない点。
GRD4は先頭の二文字は好きなようにカスタマイズできるようになっていて、「R4」と設定できましたが、α7Ⅱでは「DSC」から変えられないのはちょっと残念でした。
シャッター音に関しては、これまで使っていたGRD4のシャッター音が完全無音だっただけに残念。
いま思えば、GRD4はボディサイズも小さくて目立たないし、TPOとかを考えても非常に撮りやすいカメラだったんだな〜と思います。
「撮影しても場の雰囲気を壊さない」というのは、今後のカメラに求められるひとつの能力になっていく気がします。
あとは、モニターとファインダーの切り替えを自動で行う際のセンサ反応距離が変更できたら良かったです。
ぼくはこの切替を「自動」にして使っていますが、デフォルトのセンサ感度がちょっと中途半端で、モニタでみたいときにファインダーに切り替わったりしてあんまり距離設定が良くない感じがします。
全体的にα7Ⅱの出来は素晴らしく、これらの気になるところは結構ムリヤリひねり出して書いている部分もあります。
なので、それぞれはとても軽微な問題で、致命傷レベルに困っているというわけではないです。
ですが一応こういう記事なので、気になったところとして書いておくことにしました。
その他
- NFCは使ってないけど便利だとは思う
ここはメモ程度。
ぼくはiPhoneなのでアプリからWiFi経由でスマホ転送していますが、NFC対応のスマホなら共有がもっと便利なのかなぁ。
機器同士をコツンとやって共有できるのは、直感的で面白そうだな〜と思っています。
まとめ
まだ使用しはじめて3ヶ月。
ひとまず、この時点での使用感は上に書いたとおりです。
気になるところとかも書きましたが、全体的には大満足で買ってよかったと思っています。
もし購入を検討している方、このカメラに関しては星の数ほどレビューはあると思いますが、ぜひ参考にしてみてください。