先日購入した軽量テント「MSR・ハバハバNX」。
関連記事:徒歩キャンプ用にMSR「ハバハバNX」を購入!求めた条件、比較したテント、購入の決め手など。
このときに購入したのは本体のみで、別売りのフットプリント(グラウンドシート)は購入しませんでした。
この記事では、そのあたりの判断と理由について書いておきたいと思います。
MSRハバハバNXの「フットプリント」の役割とは
まず簡単にフットプリントの役割について。
簡単に言ってしまえば「テントの一番外側の底部に敷くための保護シート」というところ。
「グラウンドシート」と呼ばれることもあるとおり
- 地面にある小さな石や突起物でテント本体の底部が破られるのを防ぐ
- 雨の日の濡れた地面からの水の染み出しを防ぐ
- テント本体が汚れないので後片付けがラク
という役割やメリットがあります。
テントを設営するときは事前にその場所にある小石や木片は取り除くことが一般的ですが、それでも万が一、気が付かないような小さな突起物でテント底部が破れてしまうこともあります。
そういうときにフットプリントの修理や買い替えで対応できれば、テント本体の修理よりも安く済む可能性があります。
はじめは「最低限の装備で小さく始める」で良い
僕がはじめからフットプリントを買わなかった理由は「なくても当面は別のもので代用できる」と考えたから。
ここはいろんな考え方があるとは思いますが、僕は「どうしても必要でないモノなら買い急ぐ必要はない」というスタンスです。
キャンプとかアウトドアって魅力的な道具がたくさん。
だけど、実際に使う道具というのはほとんど毎回決まっているのではないでしょうか。
買ったときは憧れていたけど、残念ながら「気合い入れて揃えたけど結局いらなかった……」ということも起こりがち。
もちろんはじめからフル装備で揃えるのもいいとは思う。そこはひとそれぞれ。
でも僕個人としては、
- 必要最低限の装備で小さく始める
- 途中で必要性を感じたものは吟味して買い足す
- 同じ性質の道具には「ひとつ買ったらひとつ売る」のルールを守る
というスタンスでやっていくつもりです。
特に3つめの「ひとつ買ったらひとつ売る」ルールは徹底しようと思っています。
いまはアウトドア用品の買取サービスも買うトドアやマウンテンシティなどいろいろあるので、上手に利用していきたいです。
まとめ:慌てて全て揃える必要はどこにもない。
キャンプとかアウトドアって「ふだん当たり前にあるモノがない不便さ」や「むき出しの自分で自然と向き合える」ところがひとつの魅力だと思っています。
そこを高機能な道具でカバーする楽しみももちろんあるけど、僕はなるべく「最小限で感じるたのしみ」を大事にしたい(もちろん命を危険にさらすほどの軽装備は別)。
まずは身近で代用できるもので実際に現場で使ってみて、必要性を感じたら買う。
そのほうが、不便さを知っている分だけ新しい道具を手に入れたときの嬉しさもひとしおだし、ずっと大事に使える気がするから。
まずは実際にフットプリントなしで何度か使ってみて、必要性を感じたらそのときに買い足したいと思っています。