一行日記3/29 12時間ねた。まだねむい

埼玉・秩父の二百名山「武甲山」に登ってきました!(表参道コース〜山頂〜浦山口方面)

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たのしい旅行記
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先日、一泊二日で秩父を開拓してきました。

全体の流れ:一泊二日で秩父に登山とキャンプしてきました!(武甲山〜鍾乳洞〜PICA秩父〜三峯神社〜長瀞)

今回のテーマは「登山とキャンプ」。

というわけで、登山として一日目にチャレンジしてきた山が武甲山。

ものすごく良い眺めで都心からのアクセスもいいので、かなりおすすめの山です。

この記事で使用しているカメラ&レンズは SONYのミラーレスカメラ「α7II」 + SONY SEL50F18F(50ミリ F1.8) です!

秩父・武甲山へのアクセスは池袋駅からレッドアロー号が便利

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この日に利用したのは特急レッドアロー号。

西武鉄道のサイトから事前の席予約もできます。

公式サイト:特急レッドアロー号 :西武鉄道Webサイト

我々は当日の乗車前に池袋駅の券売機で買いましたが、それでもOK。

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こういう顔の電車です。

赤いと思ってたけど灰色でした。

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朝8時半の便に乗車。

特急料金は700円でした。

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今日はとても良い天気。

前に乗鞍岳に登ったときはなんにも見えなかったんですが、今回は期待が持てます!

関連記事:乗鞍岳の剣ヶ峰に登ってきたの巻。悪天候で何も見えず!

車窓から見える武甲山!

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飯能を過ぎてしばらくは山の合間を進んでいた電車。

あるタイミングでいきなり視界が開けて目に飛び込んでくるのは武甲山!

武甲山はとても良質な石灰岩の大鉱床で、採掘のために削られ続けて今の姿になっています。

1980年に削られ始めてから標高はすでに30メートルも下がっているそう。

こうして見上げると、山というよりはお城か、砦みたい。

どっしりとしていて「山塊」という言葉がよく似合う。

一度みたら忘れられない姿の山。

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西武秩父駅のホームを下りると、あたりは登山客でいっぱい。

温泉もある西武秩父駅

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今回の我々の武甲山登山は、この西武秩父駅が起点。

西武秩父駅は構内に多くのお土産屋さんがあります。

スイーツのお店や軽食が取れる食事処もあります。

だけど、それだけじゃない。

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びっくりしたのは、駅直結で「祭の湯」という温泉施設があるところ。

先日登った高尾山も駅の建物の中に温泉があったし、最近の駅はすごいですね。

登山の後の温泉は最高なのでこれは正しい。

関連記事:紅葉シーズンの高尾山に登ってきました!稲荷山コースは登山者が少なくておすすめ!

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駅からみえる武甲山。

今日はあのてっぺんまで行くのである!

ひとまずコンビニで必要なものを買い出し。

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ひとまず駅を出て、近くにあるコンビニで装備を整えます。

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駅前のロータリー周辺にはコンビニはありません。

が、歩いて5分くらいのところにファミリーマートがあるので安心です。

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本日の行動食は森永ミルクキャラメル。

あとはちょっと多めの飲料水、お昼ご飯などを買い込み。

武甲山の登山口まではタクシーで。

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武甲山の登山口までのアクセス方法としては、歩いていくか、タクシーを使うかのふたつの方法があります。

今回は、駅前ロータリーから出ているタクシーを使うことにしました。

タクシー乗り場には秩父のあらゆる観光名所への費用見積もりも書いてあります。

ちなみに5人乗りのタクシーもあるようです。

タクシーは大人数で乗れば乗るほど割り勘できてオトクなので、これは良いですね!

登山口に到着!

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タクシーで10分くらい乗ると、武甲山の登山口に着きます。

武甲山は山頂に御嶽神社という神社があって、そこまでの参道が登山道になっています。

なので鳥居をくぐって登山道に入ります。

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秩父エリアは狼信仰がある地域。

なので狛犬も「狛オオカミ」になっています。

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もちろんお供えは武甲のワンカップ。

今日の登山ルートは「表参道コース」

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今日登るコースは

  • 登り:一の鳥居から表参道コース
  • 下り:橋立鍾乳洞を経由して浦山口駅

西武秩父駅から見えた石灰石採石場の反対側の斜面を登るイメージです。

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また、武甲山の登山道には大持山、小持山へのルートもあります。

そっちだとカタクリやチチブドウダンなどの花もありますので、健脚な方は検討してみてもいいでしょう。

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武甲山は熊が出る可能性もあるので、熊鈴があると良いです。

「◯丁目」の石標を目印に。

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さっそく登山スタート。

まずは砕石で整えられた上り坂を登っていきます。

武甲山の登山道には「◯丁目」という石標がところどころにあるので、それを使って進み具合をチェックするとよいです。

ちなみに山頂は50丁目ちょっとです。

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これは養蜂かな?

Yo-Ho!

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登山道のすぐ脇を川が流れていて、見た目にも涼しげ。

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上りはじめのところにはちょっとしたカフェもありました。

ここめちゃくちゃオシャレでよかった……!

でもさっそく休憩するわけにもいかないので、目で愛でて終わり。

登りはじめからずっと続く、急な上り坂がしんどい

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さっきのカフェをすぎると次第に登山道らしい道に変わってきます。

登りはじめからしばらくははこのような感じで、なかなかの急傾斜。

はじめは上着を着ていたんだけど、ここでさっそく汗だくになったのですぐ脱ぎました。

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途中には発砲注意のお知らせも。ウヒィ!

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えんえんと上り坂を登っていると「十一丁目」の石標がありました。

山頂が五十丁目ちょっとなので、割合的には2割というところ。

ですが、この石標は間隔があんまり一定ではない気がするので、あくまで目安と考えると良いと思います。

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途中で大持山への分岐の看板もありました。

我々はストレートに武甲山山頂を目指すので、右の方へ。

ここからだと山頂へのコースタイムは1時間40分とのこと。

不動滝で汲んだ水を山頂のトイレまで運ぶシステム。

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しばらく行くと、十八丁目で「不動滝」に出ます。

武甲山は山頂にトイレがあるんですが、そこで使う水はここで余裕のある登山者が汲んで運んでいく仕組みになっています。

しんどさのピークは不動滝までの激坂。

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不動滝をすぎると、これまでの激坂とは打って変わって、ここから先は登りやすい登山道がスタート。

当時は

  • この急坂はどこまで続くのか
  • このしんどさが続くようなら山頂まで辿り着く前に体力が尽きるのでは

と思いましたが、このあとは傾斜が緩やかになるので、一気にラクに。

体感的には、スタートから不動滝までの上り坂がしんどさのピーク。

不動滝までで一気に高さを稼いで、その後はゆるゆると登るようなイメージの登山道でした。

「大杉の広場」で休憩。

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しばらく登っていくと、「大杉の広場」という休憩スポットに着きました。

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ここまできたら、山頂までは60分。

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ここはベンチがあるので座って休憩できます。

石標「五十丁目」で山頂へ。

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大杉の広場から山頂までは比較的傾斜もゆるく、登りやすいです。

武甲山はこうした石標があるので、山頂までの距離感がイメージできるのが助かります。

五十丁目がみえたら山頂はすぐそこ。

山頂に到着!

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五十丁目の石標を過ぎると、そこが武甲山の山頂。

山頂には御嶽神社と、さらに登りきったところに展望台があります。

展望台は狭いので、食事をするなら御嶽神社手前にある平らな広場がいいでしょう。

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無事の登山をお参り。

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ここも狛犬はオオカミ。

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展望台は山頂付近に2ヶ所あります。

ひとつは御嶽神社を過ぎて左手にあって、そちらのほうが広くて眺めもいいです。

もうひとつは御嶽神社を過ぎて右手の方。

そちらにも小さな展望台があって、それを下るとトイレがあります。

秩父を一望のもとに見下ろす眺め!

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展望台まで登ると目に飛び込んでくるのはこの景色!

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まるで秩父全体が手に取れるような眺め。

天気も良くて最高。

山頂からは見つけられなかったけど、遠くでSLの汽笛が聞こえました。

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標高1,304メートル。

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パノラマだとこういう感じ。

展望台のすぐ下は採石場になっているみたいで切り落とされているので、遠くだけでなく下の方もよく見えます。

持ってきた水は山頂トイレの裏手に

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不動滝で汲んできた水は山頂トイレの裏手から入れておきましょう。

空のペットボトルについては、表参道コースを降る方はできれば持って下りてもらうようお願いが書いてありました。

みんなで維持する山。

今回の山ごはんはカップヌードル!

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さてさて、待望の山ご飯タイム。

前回の陣場山ではお店で陣馬うどんを食べましたが、武甲山山頂にはお店はありません。

というわけで、今回は日清のカップヌードル持参。

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クッカーに持ってきた飲料水を入れて火にかけ……

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しばらくして沸いてきたらカップヌードルに入れて……

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こう!

これまでで食べたカップヌードルの中でダントツうまい!

おいしさは下界で食べるのの8割増くらい。

初の「山カップヌードル」ができてめっちゃうれしかった〜。

今回はカップヌードルで済ませましたが、今後は山ごはんスキルもレベルアップしていきたいところです。

浦山口方面に向けて下山開始。

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しばらく休憩したら、浦山口方面に向けて下山開始。

途中で急傾斜の下りもありますので気をつけて。

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武甲山は採石場があるので「発破のお知らせ」という看板もありました。

この日は発破のサイレンは鳴りませんでしたが、発破のタイミングに出くわしたらびっくりするだろうな……。

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水場の看板もありました。

が、ちょっとボロボロなので本当に水が出ているかはわかりません。

この日は持ってきた飲料水が十分にあったので、水場方面には行きませんでした。

流れを渡ったら標高的な下りはほぼ終了。

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しばらく下山すると、岩場の流れを渡る場所があります。

ここまで来たら標高的な意味での下りはほぼ終わり。

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水は透き通っててきれい。

触ったらキンキンに冷えてました。

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渡りやすく木の板が敷いてあるので、特に難しさはありません。

ちょっと空気が涼しいので、ここで休憩しているひともたくさんいました。

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ふと思い立ってスローシャッターでいい感じの写真を撮ろうとしましたが難しかった。

よくある広告写真みたいな感じに撮るには、やはり三脚必須ですね。

延々と続く平坦な林道が地味にしんどい

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さっきの水場までくれば標高的な意味での下山はほぼ完了。

ですが、武甲山から浦山口に出るルートでは、ここから数キロ平坦な林道が続きます。

これが地味にしんどかった……!

ツアーかなにかで来ていたお客さんは、水場からすぐのところに車が迎えに来ていました。

はじめは意味がわかりませんでしたが、そういうことか……。

うらやましい!

林道を歩いて橋立鍾乳洞まで来れば売店あり

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林道をしばらく歩くと、目の前に現れるのは断崖絶壁。

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なにかと思ったら、ここが橋立鍾乳洞。

ここまでくれば浦山口駅もすぐそこです。

無事に下山できてよかった!

まとめ:しんどいのは不動滝までの急坂だけ。山頂からの眺めは最高!

今回の武甲山、正直、はじめの急坂を登っているときはどうなるかと思いました……。

しかし、辿り着いた山頂の眺めはめちゃくちゃ最高。

疲れも吹き飛ぶ気持ちいい登山になりました。

はじめての山カップ麺もできたし、なかなか満足!

これから武甲山に登ろうと考えている方は、ぜひご参考にしてください!

次の記事はこちら:埼玉・秩父の橋立鍾乳洞の潜入レポート。武甲山下山時にもおすすめ。

全体の流れ:一泊二日で秩父に遊びに行ってきました!(武甲山〜鍾乳洞〜PICA秩父〜三峯神社〜長瀞)

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