先日、映画「この世界の片隅に」の感想記事を書きました。
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「この世界の片隅に」はどうしても映画館で観たいと思っていた映画。
そんなとき、東京にある「日本一小さなユニバーサルシアター シネマ・チュプキ」で上映されるという話を入手。
実は前から存在が気になっていた映画館だったので、このタイミングで行ってまいりました!
北区田端にあるユニバーサルシアター「チュプキ」
山手線の中でも、ふだんはあんまり来ることのない駅、田端。
数年前に歩いて山手線を一周したときに田端駅にも立ち寄ったんだけど、その時以来の訪問です。
年末の田端駅前の歩行者用道路は空が広くて気持ちいいなー。
ここからでも遠くスカイツリーが見えます。
鳩は小さくなってひなたぼっこ。
実は新幹線スポットな田端駅前
頭の上には新幹線の高架が走っていて、頻繁に通過する様子が見られます。
田端のあたりは新幹線の整備場みたいなスペースがあって、たくさんの新幹線が止まっているのも見えます。
お手軽新幹線スポット。
田端駅からチュプキまでは徒歩5分程度。
チュプキのすぐ向かい側にはサンドイッチ屋さん「FILL’S (フィルズ)」があるので、お昼はここでサンドイッチを買ってもいいかもしれない。
この日は午後に見に行ったら、もうほとんど売れちゃってて無念でした。
田端駅から段差なしのバリアフリーでたどり着ける映画館
田端駅北口から徒歩5分くらいでシネマ・チュプキに到着。
ここは
- 日本で一番小さいマイクロシアターであり
- 全映画で字幕と音声解説付きのユニバーサルシアターであり
- さらに駅からここまで全てバリアフリーで来ることができる
というすごい映画館なんです。
看板代わりのレリーフが美しい。
建物の中も壁にサインがあったり大きなイラストがあったりで、映画館全体が「作品」という感じ。
たとえるなら「中に入って映画が観られる美術品」みたいな映画館。
定休日は水曜日。
館内は定員20名というマイクロシアター。
イヤフォンを持参すれば、座席横からニョキッと伸びているイヤフォンジャックにつなぐことで音声解説を楽しむことができます。
映画画面にも字幕がついているので、耳が聞こえにくくても大丈夫。
まとめ:ガルパンもここで観たかった……!
チュプキはクラウドファンディングで立ち上げられた映画館。
当時このクラウドファンディングで多額の寄付をした方に「上映作品の選定権」が贈られる仕組みになっていたのですが、その権利に基づき選ばれた上映作品は「ガールズ&パンツァー 劇場版」。
さらに、音声ガイドは秋山殿役の声優さんが務めたという奇跡……!
さらにチュプキは360°音に包まれる「フォレストサウンド」という音響システムを備えています。
そんな音響設備で戦車の砲撃音が聴けるとは……!ここで観たかったであります!
そんなわけでものすごく気に入ったので、今後も上映スケジュールを確認しながら、気になる作品があったら足を運ぼうと思います。
気になった方はぜひ上映スケジュールをチェックして行ってみてください!
公式サイト:CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)
公式サイト:ガルパンファンと岩浪美和音響監督に愛を込めて – CINEMA Chupki TABATA
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「ガルパンはいいぞ」と同じで、「この世界の片隅に」の良さを伝える言葉が脳内に見つからなすぎて、思考をぐるぐると一周回ってきたのち、単に「いいぞ」の一言をひねりだすことしかできない
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎日更新中! (@nieyu365) 2018年12月29日