先に書いちゃうと、この記事で言いたいことは、
- 運をはじめ、自分でコントロール出来ない要素は確かにあると認識すべし。
- 不運やイレギュラーが連続して起こった時、簡単に自分の中の「防波堤」は突破されてしまうので、
もし失って困るものがあるなら、あらかじめできる対策はしておいたほうがよい。 - 特にコストゼロならやっておかない手はない
ということです。
自分の中の「防波堤」は外的要因により簡単に突破されるものと考えたほうがよい。もし突破されて困るものであれば、あらかじめできる対策はやっておいたほうがよさげ。
こんな記事を書いていてアレですが、ぼくは忘れ物とか置き忘れとか、全然しないタイプなんです。
財布も、家の鍵も、一度も無くしたことなかった。
というのも、家の中での置き場所や、バッグの中での入れるところは決まってるし、
外出するときにもひと通り持ち物を確認するように行動パターンが組まれているからです。
さらに出先でもちょくちょくあるかどうかは確認する(ちょっと心配性)ので、
もし持ち忘れても、すぐに気がついて取りに戻れる。
つまり自分の中に「防波堤」があったから、あんまり物をなくすことがなかったんです。
でも今回は、外出先でiPhoneを紛失してしまいました(いまは無事に戻ってきています)。
なぜかというと、自分にとっての「イレギュラー」が連続して、この「防波堤」を突破されたからです。
思い返すと……
- いつもよりもポケットの浅いハーフパンツを履いていった
→ポケットにiPhoneを入れていた場合に落とす可能性があった - ちょっとした外出だったので、バッグも持って行かなかった
→ハーフパンツの浅いポケットにiPhoneを入れることになった - 去年の夏はiPhone5だったけど今年はiPhone 6に変わっていてサイズが大きくなっていた
→同じハーフパンツは去年も履いていたけど、ポケットから落とす可能性はさらにアップしていた - 出かけた施設に家具コーナーがあり、ソファが試せるところがあったので、
たまたまその日は試してみる気になって深く腰掛けた
→iPhoneがポケットからソファの上に落ちてしまった
(しかし柔らかいソファの上にポケットから落ちただけなので音もせず、気がつかない) - そもそも家をでるときに急いでいて、あまり持ち物を確認しなかった
→出先でふと、iPhoneがポケットに無いことに気がついたが、本当にiPhoneを家から持ってきたのか
わからなくて、「きっと家に置いてきてるんだろうな」と楽観方向に考えてしまった
その後、家に帰って探してみても見つからなかったので、
そこで初めて本当にiPhoneを紛失したことに気がついた、というわけです。
ここで言いたいのは、イレギュラーが積み重なると自分の中の「防波堤」は簡単に乗り越えられてしまうということですね。
外出中にiPhoneをなくして、「iPhoneを探す」に助けられた件。スマホユーザなら「GPSでスマホを探す」的な設定しておいたほうがいいです。超便利。
iPhoneを探す
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
iPhoneが無いことに気がついたぼくは、すぐにPCから「iPhoneを探す」で検索して、このサイトを見つけました。
盗難・紛失時に iPhone を探す(パソコンでの操作方法) | iPhone | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク
上のリンクの手順に従って、iCloudにログインしてiPhoneの場所を確認してみると、
iPhoneがあるのはさっきのソファに座った施設のあたり。
ここでようやく、「あそこでソファに深く腰掛けた時に落としたんだ」と気が付きました。
思い返せば上に書いたようなイレギュラーが重なっていたんだなぁ、とも。
結局そのあとは友達の携帯からぼくのiPhoneに電話をかけてもらい、拾ってくれた親切な人と連絡が取れ、
紛失から1時間ほどですぐに受け取ることが出来ました。いやー、親切な人に拾われて、ほんとに良かった。
というわけで、まだ「iPhoneを探す」を設定していないひとはぜひやっておいたらいいんじゃないかな、と思います。
やっておけば未来の自分がかなり感謝すると思いますよ。
繰り返しになるけど、一番言いたいことはこれ。
上では「iPhoneを探す」の便利さをうにょうにょ書いていますが、この記事で一番言いたいのはこれ。
言い回しは違うけど、冒頭で書いたことと意味は同じです。
反省を込めた、自分自身に向けたメッセージでもありますが……。
- イレギュラーなイベントが連続するなどした場合は、自分の中の「防波堤」は軽々と破られてしまう。
- だから「普段から気をつけている」だけではカバーできない部分は当然あるものと認識すべし。
- そして失って困るものであるならば事前の対策が必須。特にコストゼロなら準備しておかない手はない。
さらにもうひとつ踏み込んだことを言えば、
対策をたてるにしても自分の中だと「防波堤」と一緒なので、
「自分の外側」で対策を立てるというのがポイントかもしれないですね。
イレギュラーが連続しても、その影響を受けないところにアンカーを入れておくいうのが多分ミソ。
今回の体験をしてみて、「財布をなくした時の準備もしておいたほうがいいかもな……」と思い、
とりあえずクレジットカートとか一連のカード類の情報も手元に保管することにしました。
いまは適当な感じでメモを残してあるだけだけど、これも保管の仕方が難しいので
もうちょっと良いやり方を考える必要があるなー。
みなさんもお気をつけて。