このごろは
- 山に登ったり
- 関連記事:陣馬山に登ってきました!
- 関連記事:埼玉・秩父の二百名山「武甲山」に登ってきました!
- キャンプグッズを揃えたり
- 夏フェスシーズンが近づいてきたり
- 関連記事:【随時更新】音楽フェス参加記事まとめ
- 関連記事:野外フェスの快適さは「靴」で決まる。
と言った感じで、アウトドアで活動することが多くなりました。
そこで欲しくなってくるのが、ちゃんとした安心感のあるボトル。
アウトドア用ボトルの定番はやはり「ナルゲンボトル」。
僕も当初はふつうのナルゲンボトルを買おうと思ったんですが、ちょっと調べてみたら、このごろはワンタッチでフタを外して飲める「OTF」というバージョンのものが出ているとのこと。
というわけで、せっかくなので今回はOTFモデルを購入してみることにしました。
この記事では少し使ってみて感じたレビューを書いておきます。
ナルゲンOTFボトルの3つの特徴
ナルゲンOFTボトルはこんな感じのボトル。
はじめは「OTFってなんだろう?」と思っていましたが、パッケージにはON THE FLYって書いてあったのでその略っぽいです。
金属パーツで不意にフタが開かないように対策済み
一番の特徴である飲み口周りはこんな感じ。
従来のナルゲンボトルのフタは、手でくるくる回して開けるタイプ。
これって「ちゃんと密閉できている」という安心感はあるけれど、毎回開けるのがちょっと面倒でした。
OTFモデルはこの点が改善されていて、ボタンを押し込むことでオープンできるようになっています。
さらにボタン部分には金属製のロックパーツも付いているので、この手の製品でありがちな「ザックの中で知らぬ間にボタンが押されて水漏れしてた……」という心配もなし。
飲み口部分はナナメにカットされていて飲みやすい
パカっと開いてみたところ。
口を付ける部分は口当たりの良いプラスチック。
あと、みてのとおり飲み口がナナメにカットされているんですが、この角度が絶妙。
斜めになっていることで飲み物と空気の行き来がスムーズなので、飲み物がスルスルッと入ってくる。
パッキンが付いているので水漏れしにくい
飲み口に栓をする側はこんな感じ。
フタをしているときはプヨプヨのラバーっぽいパーツで栓をするようになっています。
ここがゴムパッキンみたいな役割を果たしてくれるので、そう簡単に水漏れはしません。
ナルゲンOTFボトルの良いところと惜しいところ
ナルゲンOTFボトルの良いところと惜しいところはこんな感じ。
良いところ
- ボトル開閉の手間が軽減されて良い
- 金属パーツによるロックとパッキンで水漏れ対策も万全
- 2,000円くらいで安いので、買い直しや買い増しも簡単
あとは従来のナルゲンボトルからのメリットとして以下がありますが、それは全てOTFモデルも引き継いでいると思います。
- 割れにくく堅牢なボトル部
- 沸かした熱湯をそのまま直接入れてもOK(湯たんぽになる)
- フタを外せば内容物を入れたままで凍らせることもできる
- めちゃくちゃ軽い
- 柿の種や乾麺を入れたりできて使い勝手が良い
惜しいところ
- 保温性ゼロ
- 従来モデルに比べて故障ポイントが増えている
可動部が増えたので故障ポイントは増えている
上の「惜しいところ」でも書いたけど、「可動部が増えた分だけ故障ポイントも増えている」というところは頭に入れておいてもいいかもしれません。
従来のナルゲンボトルは、つくりがとてもシンプルだったので「壊れるところがない」というレベルでした。
しかし、このOTFボトルは従来のナルゲンボトルに比べて少しつくりが複雑になっています。複雑になるということは、その分だけ故障ポイントが増えるということ。
もし壊れるとしたらこのあたりかな。
- ボタン周囲の押し込み機構(砂などを噛むと押し込んでも開かなくなるかも)
- フタ部分の関節部(蓋を開いたまま落とすと衝撃でヒンジが破損するかも)
ナルゲンは登山業界でもかなり信頼感のあるメーカーなので大丈夫だと思っていますが、「故障ポイントが増えている」というところは頭に入れておいてもいいと思います。
まとめ:アウトドアボトルの「はじめの一本」にオススメ。
ナルゲンOTFボトル、いまのところとても気に入って使っています。
やっぱり開閉がワンタッチでできるようになったのはめっちゃ便利です。
安価だし使いやすいし、なにより「安心のナルゲン」なので、アウトドアボトルの「はじめの一本」には最適ではないでしょうか。
ちなみに容量ですが、僕は650mlにしました。
重すぎず、かさばらずで実にちょうどいい感じ。
ぜひおためしあれ!
次の記事はこちら:ナルゲンOTFボトルの飲み口部分とCAMELBAKのボディ部分がシンデレラフィットする奇跡