自宅では電動歯ブラシを使っています。
で、この電動歯ブラシってブラシがヘタってきたら新品に交換するんですが、いま使っている電動歯ブラシの替えブラシがいい加減高すぎる!
なので、今回は怪しいメーカーの替えブラシを購入して使ってみました。
結論から言うと、代用品として充分使っていけるレベルと感じました。
以下、その模様をお送りします。
もう4年くらいソニッケアー「イージークリーン」を使っています。
自宅の歯ブラシはフィリップスのソニッケアーを使っています。
2013年ごろから使い始めているので、もうかれこれ4年くらい愛用中。
防水性能を買いかぶりすぎて2015年1月に一度壊しましたが、その後もう一度買い替えるくらいには気に入っています。
ソニッケアーはいろんなラインナップが出ていて、いろんな機能がついた高級モデルもあります。
「余計な機能はいらない、ふつうに歯が磨きたい!」というひとは、この「イージークリーン」がよろしいかと。
これなら余計な機能がついていないから安く買えるし、問題なく歯が磨けます。
3ヶ月ごとに交換が推奨されている替えブラシが高い……!
そんなソニッケアーですが、近頃替えブラシが高い!
ぼくが交換ブラシとして購入していたのはこちらのブラシ。
このブラシ、価格改定のたびに徐々に値上げが進行しておりまして。
本日のAmazon価格を見ると、いまや純正だと4本入りで3,650円なので、一本あたり912.5円……!
もちろん、これを高いとみるか安いとみるかはひとによるでしょう。
人生80年、もしかしたら100年くらい生きちゃいそうな我々にとっては、歯は大事。
でも、すくなくともぼくは「ちょっと高いかな」と思います。
HLCの替えブラシを試してみることに。純正の13分の1の価格!
フィリップスのソニッケアーの替えブラシがいい加減高いので、怪しいメーカーの互換品を注文してみたぞい。
— 煮え湯 (@nieyu365) 2017年1月28日
そういうわけで、いろいろ他社から出ているサードパーティー製の替えブラシを調べてみました。
ぼくが調査した時点で、互換性を確保しつつ一定の評価を受けていたのはHLCというメーカーの替えブラシ。
価格は16本入りで驚異の1,120円!
一本あたり70円という破壊的商品です。
純正の13分の1という価格づけは、ありがたい一方でちょっとこわいような。
でも、失敗したってそんな大したコストじゃないので、身銭切ってチャレンジしてみることにしました。
HLCの替えブラシはソニッケアーに取り付けOK。互換性は問題なし。
こちらがHLCのブラシ。
この袋の中に4本入りのパッケージが4つはいっています。
4本入りのパッケージがこちら。
意外と(?)まともな見た目をしています。
肝心の互換性ですが、本体との接続部分は純正と同じ形なので特に問題なし。
Amazonレビューによれば、品質が安定してなくてロットによっては少し遊びがでるっぽい。
だけど、少なくともぼくが買ったものに関してはガタつきもなく安定していました。
やっぱり拡大してよく見ると、純正に比べ品質は劣る
ブラシヘッド部分の拡大がこちら。
パッケージから出してすぐの状態ですが、すでにちょっとバラついている毛もあり。
こうしてみると、やっぱり品質は少し劣りますね〜。
でも「品質も価格と同様に13分の1か」と言われると、そこまで低品質ではないと思います。
ソニッケアー本体をシェアするためのリングも付属
替えブラシ全体図。
こんな感じでHLCのロゴみたいなのが入っています。
ぱっと見て純正と違いがわかるのはここだけ。
良くも悪くもこのロゴのプリントはなんだか頼りない感じなので、もし嫌ならタワシとかでこすれば落ちそう。
ソニッケアーは個々人のブラシを付け替えることで家族で使いまわすことができます。
その際、ブラシを識別するためにラバー製のリングがブラシにつくようになっていますが、これと同じリングがHLCのブラシにもついていました。
ためしにこれまで純正品で使っていたリングをHLCのブラシに取り付けてみたところ、バッチリ。
ここの作りも問題ありませんでした。
代用品として充分使っていけるレベル
一本あたりの価格が13分の1になっていることを考えると、品質が落ちるのは当然のこと。
だけど、その「品質の落ち具合」が果たして13分の1の品質になっているかというと、そうではない。
個人的な使用感としては、充分に代用品として使っていけるレベルかなと思います。
Amazonレビューだと「ちょっとブラシの毛質が柔らかい」とか「へたりが早い」とか、そういうレビューも多くて、ぼく自身もそれは感じます。
ぼく自身の考えとしては、
- 価格を考えれば「ひとまず取り付けられて使える」というだけでも合格点
- 劣化が進んだフィリップス純正品よりも、新品のHLC替えブラシのほうが磨けている感じ
- ヘタってきたなと感じたら交換しちゃえば良い(なにせ一本70円!)
こまめに交換することで劣化から来る歯垢除去能力の低下もある程度抑えられると思います。
価格が13分の1であることと、純正の推奨交換期間が3ヶ月であることを考えると、このHLCのブラシは3ヶ月の13分の1の期間にあたる約1週間で交換するとちょうど純正品とランニングコストが同じくらいになるはず。
なので、「まぁ一週間も使えれば御の字」と考えることもできる。
もし「このブラシなら一ヶ月使っても良いな」と思えるなら、それは純正品よりも4倍お得になることになります。
むしろこまめに交換できる(しざるをえない)というのは、考えてみれば衛生的。
さらに一本あたりが安いので、ソニッケアー本体を家族みんなで使いまわしやすい、というメリットもあります。
電動、手磨き問わず歯ブラシを最大5000円で下取りしてくれるキャンペーン中!
そういえば、この記事を書いている途中にソニッケアーのサイトを見ていたら、こんなキャンペーンを発見しました。
外部リンク:対象製品購入で現在お使いの歯ブラシを最大5,000円で下取りします!(キャンペーン期間は2017年7月末まで) | Philips
手磨き、電動でもどちらでも良いというのが良いですね〜。
正直、替えブラシが高くなりつつあるので、ランニングコストを考えると他社製に移るというのも選択肢かもしれません。
でもこういうキャンペーンをみると、フィリップスとしてもテコ入れは考えているみたいですね。
正直もうちょっと太っ腹なキャンペーンにするか、単純に替えブラシの価格を下げるかしないとまずいような気もしますが……。
ぼく自身は当面は「いま使っているソニッケアー本体&HLCの替えブラシ」でいけるところまでいくつもり。
将来ソニッケアー本体が壊れたら、そのときはその時で一番良さそうなメーカーで再検討します。
いまはパナソニックもブラウンもいいの出てるしな〜。
まとめ
以前からソニッケアーの替えブラシの値段は頭を悩ませていたので、ひとつの解決法がみつかってよかったです。
もちろん、歯垢除去能力は純正のほうが高いはず。
しかし、一つの選択肢として考えておくには全然ありだと思います。
一度試してみて合わなかったら、また純正ブラシに戻せばいいだけの話。
ソニッケアーの替えブラシ問題に悩んでいるひとは、ぜひとも試してみてください!