ついつい、基本的な仕組みみたいなものを見落として、変な期待に支配されてしまう時がある。
自分が無意識に抱く「期待」が、知らぬ間に自分の「行動」を縛ってしまうのは避けたいなと思った話。
上で言っている基本的な仕組みというのは、たとえばこんな感じのやつ。
- 自分から何もしないでも物事が自分の思うとおりに変化することは基本的にないってこと
- 一度起きてしまったことは基本的に元通りに戻ることなんてこともないってこと
- 基本的にひとどうしは分かり合えないよなー、みたいなこと
こういう基本的なしくみみたいなものを忘れてしまうと、ついつい状況を自分の都合のいいように解釈してしまって、
その結果、へんてこな期待をしてしまうんですよねー。
この期待っていうのが厄介で、自分の本来取るべき行動を自分で変なふうに縛ってしまいます。
「きっとこうなるだろうから、これはやらなくていいや」みたいな。
ほんとうは自分で行動して自分が期待する状況に変えていくことがゴールまでの最短ルートなのに、
それを忘れてついつい状況の推移に任せてしまうわけですね。
こういうのってあんまりよくないよなー。気をつけないとすぐこうなってしまう。
てか、世の中ってこういう「基本的な仕組み」の集合なような気がしてきた。
で、更に言うと、そういう基本的な仕組みがたくさん重なり合って、
一見複雑に見えているのが世の中なような気がします。
世の中っていうか、毎日生きる上で自分が経験する全てのことなんだけど。
うまい言葉がみつからない。自分から観測した自分以外、とでもいうのかな。
よくわからんので、とりあえずわかりやすい言葉で「世の中」とします。
で、その「世の中」を体験しながら、それを構成する「基本的な仕組み」を
リアルタイムでひとつひとつ解きほぐすことができたらよさそうなんだけど、
まぁ現実的には無理なわけなんですよねー。
でも、なんにもしていないのに不思議といろんなことがうまく進んでいる時とか、
ちゃんとした理由がわからないのになんだかうまくいかないようなときとかに
こういう考えに立ち返るってのは結構ナイスな気がします。
全てを解きほぐすのは無理としても、ひとつひとつの要素を自分の頭で
紐解いてみようとこころみるのは、なかなかの生きるヒントな気がしますねー。
なんか難しくなってきたからここいらでやめる!ちゃんちゃん。