物事がうまくいかないときにひとに相談して得られる2大謎アドバイス。
それは
- もっとよく考えろ!
- とにかくやれ!
残念ながら、このアドバイスで問題が解決したことは僕自身なくて。
で、自分の頭で考えて試行錯誤して、何度も問題解決を繰り返していくうちに、このごろは
- 考えるよりも、まずは徹底的に観察するほうが良いのでは?
と思うようになったので、今日はそのへんのことを記事にしておきます。
思考も行動も大事だけど、うまくいかない時っていうのはそのための「材料」が圧倒的に足りてないケースが多い
一生懸命考えてもいるし、たくさん行動もしてる。
だけどうまくいかない。
かと言って、単純に作業量や投入時間を闇雲に増やすだけではだめな予感もビンビンしてる。
そういうときって、だいたい僕の経験上では「思考や行動のための材料」が足りてないケースがほとんど。
というのも、うまくいってないときって
- 「そもそも何について考えればいいのか」をわかってないことも多いし
- 「行動の方向性があってるのかわからん」と不安になることもある。
そういうときにまず大切なのは、徹底的に観察してこの「材料」を集めること。
「材料」を集める第一歩は、徹底的な「観察」
たとえば「なんとかして苦手な人とコミュニケーションをとっていこう」というパターンを例に考えます。
何を言っても嫌味で返されるし、こちらの意見は通らない。
そんな相手とかかわらないきゃいけない時、ひたすらに解決策を頭で考えても何も出てこない。
かといって、行き当たりばったりで行動してもこじれるだけ。
こういうときに大事なのは、一度立ち止まって、相手をよく観察すること。
目だけじゃなくて、五感全部を使うつもりで。
そして、観察して得られた情報から「どうしたらもっと相手とのコミュニケーションがうまくいくか」を、ここではじめて考えはじめる。
その結果、こういう解決策を見い出せた、という展開は大いにありえるはず。
- 挨拶を毎回こちらからすれば話が弾む
- ちゃんと事前に根回しすれば、こちらの話も通りやすくなる
- これらをきちんとやれば一目置かれて、嫌味も言われなくなる
ここまで見出だせたら、あとは行動していくだけ。ゴールはすぐそこ。
観察は「先入観」を取り除くためのステップ
たくさん思考しているし、行動もしている。だけどうまくいかない。
どうしてそういう事が起こるかと言うと、材料なき思考と行動はどちらも「先入観」に縛られたものだから。
言ってみれば、「観察」とはこの「先入観」を意識的に取り除くためのステップで。
観察して、仮説を立てて、ちょっとずつ試してみて、結果をまた観察する。
これを繰り返すことでしか、状況を打開する手段はない。
だから、うまくいかないときは、まずは徹底的に「観察」に立ち返ること。
これ大事。
まとめ:安易な思考と行動は遠回り。まずは徹底的な観察からはじめよ
僕は困ったときやスランプに陥ったときは、いつもこんな感じで問題解決しています。
- まずは先入観を捨てて
- 徹底的に観察して材料を集めて
- 考えて仮説を立てて
- 小さく実験して
- また観察してフィードバックを集める
燃えよドラゴン的に言えば、「考えるな、観察しろ!」ということですね。
あくまで僕の持論ですが、スランプとか変な悩みで困ってるひとはご参考にしてみてください。
では!