このごろブログで力を入れて取り組んでいるのが書評記事。
関連記事:読んだ本の書評
これまでも年間に30〜50冊くらいの本を読んでいたのですが、これを「読んで終わり」じゃもったいない。
というわけで、なるべく記事として残すようにしています。今年は書評30本が目標。
で、このごろは書評をスラスラと書くために、読書しながら「気になった部分で感じたことを音声入力でメモ」するようにしているのですが、これがなかなか良い!
というわけで、これに関する記事を一本書いておきます。
自分の中で今いちばん音声入力が便利だなと思うのは、読んだ本の感想を吐き出してメモする時。文章としての完成度は要らなくて、ただ単に頭の中に浮かぶ思考の断片が消える前に文字にする。これは音声入力が最高。
— 煮え湯 🍳 “yawn” 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年2月5日
思考のメモを取りながらの読書は大変
そんな書評記事を書くにあたって「読んでいて気になった部分のメモ」は不可欠。
これまではKindleで読んでいるときは「Your Highlight」という「本の中で線を引いたところをあとで一括で見返せる機能」を使っていたんだけど、
- 当然ながら紙の本にはYour Highlight機能がない
- Your Highlightで本文自体は見返せるが「読みながら自分が感じたこと」は残せない
- 自分が感じたことを手書きでメモしながら本を読み進めるのは面倒
というわけで不便に思っていました。
関連記事:久々にKindle Paperwhiteを触ってみたら、やっぱり便利すぎたって話。
読みながら感じたことをメモするのに音声入力が最適
そういうわけで、ここ最近になって取り入れているのが「音声入力で思考メモを取りながらの読書」。
本を読みながらメモに残すのは、以下のようなこと。
- 本の内容から考えたことや連想したこと
- 自分の体験に照らし合わせて言えそうなこと
僕は書評記事では「本のあらすじ」や「要約」を書かず、その代わり、できるだけ「自分の感じたこと」をメインに書くようにしています。
書評記事にはそういう「揮発性の記憶」を盛り込みたいのですが、音声入力はこうした材料を集める「ながらメモ」に最高です。
音声入力でメモしながら読書することのメリット
音声入力で感じたことをメモりながら本を読むことのメリットをまとめると、こんな感じ。
- 思考が消えていく前に文字に残せる
- 本を持ったまま文字入力ができる
- デジタルなので保存に場所を取らないし、あとで検索できる
- 思考メモをそのままブログ下書きに貼り付けて書評記事を書き始められる
- 手書きよりも速いので本を読む集中力が途切れない
- 入力の負担が少ないので「これは大事じゃないかも」と思うこともメモに残せる
特に最後の「これは大事じゃないかも」という情報まで残せるのは、入力の負担が少ない音声入力ならでは。
こうしたメモからは表面的な感想よりもおもしろい切り口が得られることがあるので、こうした部分は意識的に大事にするようにしています。
まとめ:音声入力は「ながらメモ」に最適。
本を読みながら感じたことって、良くも悪くも「一期一会」で。
頭の中に浮かんだ思考はゆっくりとメモしているうちに消えていってしまうし、あとでメモしようと思っても確実に忘れる。
それにメモしてる最中にさらに思考が深まって新しい考えも浮かんでくるので、手書きじゃ到底追いつかない。
これまでこの問題がすごく悩ましかったのですが、「音声入力での思考メモ」を取り入れることでかなり解決しつつあります。
書評記事を書くときのネタ集めや感想メモの快適な取り方を探しているひとは、ぜひ参考にしてみてください!
音声入力の関連記事はこちらからどうぞ!
過去記事は「#音声入力 | yawn」からか、以下をどうぞ!
- 「Googleドキュメントの音声入力」がmacOS/iOSに比べて使いやすいと感じる理由。
- クラムシェルモードのMacでの音声入力には「Remote Mouse」がおすすめ
- macOSの音声入力が神機能過ぎて使わない理由がわからないレベル。自動修正めちゃ賢い。
- Macのトラックパッド拡張アプリ「BetterTouchTool」のLifetime Licenseを購入しました!
- 「WordPress for Google docs」の導入でエラー表示。トラブルシューティングでやったこと
関連記事:要約と書評は似て非なるもの。おもしろい書評記事を書くための3つのコツ