2015年タイ・バンコク旅行3日目の夜。
ハードロックカフェで満腹になった我々は、2件目のお店に向けて移動します。
前回の記事はこちら：ハードロックカフェ バンコク ― がっつりアメリカンフードならここ。どこに行ってもブレることのないアメリカ感。[2015年9月タイ旅行記-12]
Saxophone Pub & Restaurant ― 歴史を感じるライブパブでじっくり音楽を楽しむ！日常生活のごくごく近いところに音楽があるというのはやっぱり最高だなー。[2015年9月タイ旅行記-13]
Saxophone Jazz Pub, Blues Pub, Bangkok Thailand
今回訪れたSaxophone Pub & Restaurantは、BTSのVictory Monument駅近く。
Victory Monument駅前にそびえるのは戦勝記念塔。
夜に訪れましたが綺麗にライトアップされていてかなりの存在感。
戦勝記念塔とは駅を挟んで反対側にちょっとした広場があり、その広場のむこうに今回のお店があります。 
お店の入り口は雰囲気満点。
店内は1階席と2階席があり、真ん中は吹き抜けになっています。
吹き抜けの下にはライブステージが。このつくりは先ほど行ってきたハードロックカフェと似ています。
しかしそれにしても、こちらはステージが客席と近い印象。ほとんど手を伸ばせばさわれそうなくらい近い。
お店の広さ自体もそんなにないので、2階席の端まで演奏がよく聴こえます。
みたところ店内には追加のスピーカーなどは設置されていなくて、アンプからの音のみ。
ドラムに至ってはマイクで拾っていないので、生音でした。規模感としてはまるでスタジオライブ。
この日はブルースをベースにしたバンドが演奏していました。全員、めっちゃうまい。
いかにもブルースらしいセッションあり、唄モノあり。
最後のほうでThe Beatlesの”While My Guitar Gently Weeps”を演っていて、これがまた染みました。
飲み物はストレートティーを注文。
きくところによると、タイではこの手の飲み物は砂糖がたっぷり入っていることが多いそう。
これもびっくりするほど甘かったけど、場の雰囲気がそうさせるのか、なんだかとってもおいしかったー。
ビールの定番といえばシンハービール。
こちらではビールを氷の入ったグラスに入れて飲むようです。
もともと軽めのシンハーを氷で冷やすことでさらに軽くなるので、かなりグイグイいけます。
暑い土地ならではの飲み方という感じがするなー。めっちゃマッチする。
ビールグラスにも書いてあるとおり、このお店は1987年からだそうです。
メニューもかなり重厚な感じ。
飲み物はビールだけでもなかなかの品揃え。アサヒも置いてありました。
トムヤムクンは180バーツ、グリーンカレーは150バーツ。
相場はよくわからないけど、飲み物をひとつ頼んでご飯を食べても300バーツくらいで、その上で生演奏をこんなに近くでじっくり聴いていられるのならかなり良い価格では。
出入り口のところにはライブスケジュールが貼りだされていました。
ブルース、レゲエ、ジャズをはじめ、アコースティックやビッグバンドもあり。
ここならごはんを食べながら好きなときに演奏をみて、お酒を飲んでボーッとしたりもできるので、毎日通って夕方から夜中までここでダラダラしたいなー。
あとはなにげに、座ってライブをみられるのっていいなぁと思いました。
やっぱりずっと立ってみているのってどうしたって疲れるので、座っていられるのってけっこう大事。
帰宅はほぼ終電だったんだけど、帰りのBTSでは案内画面がブルースクリーンになっていました。
こういうところ、すごくいいと思います。
まとめ
質が高いバンドの演奏を、リーズナブルにゆっくりくつろぎながら観るのは本当に贅沢。
やっぱり音楽ってこういう生活にごくごく近いところに普通に存在しているのが理想だなー。
ライブに非日常感を求めるのもいいけど、日常の生活の中に音楽がある、というのは本当にいいなぁと思いました。
家の周りでおんなじような空間があればぜひ通いたいので、ちょっと探してみようかなと思っています。
次の記事はこちら：タイ旅行4日目はアユタヤ遺跡へ！静かな雰囲気の中、青空と赤レンガのコントラストが印象的だった！[2015年9月タイ旅行記-14]
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