ちょっと前にツツジを見に行ってきた、群馬県館林市。
ツツジの見頃はゴールデンウィークまでですが、7月からは隣の城沼(じょうぬま)で花ハス遊覧船に乗れると聞いて突撃してきました!
花ハス遊覧船シーズンは7月上旬〜8月中旬。
この日は早朝から車を飛ばし、朝8時前には館林のつつじが岡公園に到着。
駐車場はガラガラ。
2018年の花ハス遊覧船は7月10日〜8月15日まででした。
時間は午前8時半〜午後3時のあいだで随時運行とのこと。
遊覧船の料金は大人800円、小人300円。
遊覧船以外にも対岸に行く渡し船などもあって、ふつうに移動の便としても使われているっぽいです。
この日はけっこうお客さんがいて、我々の到着時にちょうど第一便の船が帰ってきたところでした。
周りの話を聞いていると、どうやら数日前にNHKで紹介されたみたいです。
我々は第二便。前のお客さんが降りたら船に乗り込んでいきます。
船に乗って湖上へ!
船は15人乗りくらいで、埋まり次第出発する感じでした。
この日は第2便もあっという間に満員になって、すぐにスタート。
城沼はちょっと濁っている沼なので、水が透き通ってきれいということはありません。
だけど、湖面が近いとそれだけで嬉しい。
船はモーターが付いているので、あっという間にぐんぐん加速。
この日も朝から30℃を軽く超える酷暑日でしたが、湖上を抜ける風は気持ちいい。
数分走ると、湖の真ん中に出ます。
城沼は市街地にあるので、対岸にはふつうに住宅街がありました。
しばらく湖面を走ると、眼の前にはもっさりとした緑色の一体が出現します。
このもっさりは、全て湖上に茂る蓮の森。
ボートはこの蓮の森の中を分け入って進んでいきます。ここからが本番。
「本当にここに入っていくの?」と思うくらいのところをガンガン進んでいくので、アドベンチャー感あります。
蓮の花はきれいで荘厳。
しばらく蓮の間を走っていると、次から次へと蓮の花が目に飛び込んできます。
花のサイズは大人の両手でも包めないくらいで、けっこう大きい。
蓮の花って不思議で、なんにも思い入れなんて無いんだけど、やっぱりみていると心が穏やかになる感じがします。
タイに行ったときに予備知識無しで見知らぬ寺院に入ったときも、同じような荘厳な気持ちになったことを思い出します。
昔のひともきっとこの花を見て、いろんな事を考えたんだろうな。
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船が蓮の葉の間をバシバシ通るので、たまに花びらが船の内側まで舞い込んできます。
ちなみに生えている花を摘んで持ち帰るのはNGです。
いい感じに蓮が咲いているところでは、船のスピードを緩めたり、一時停止してくれます。
なのでシャッターチャンスは無限。
蓮の花って意外と背が高くて、船の座席に座った状態だと見上げることも多いですが、この角度から見ると光が花びらを透かしてすごくきれい。
このなんとも言えない薄い色が良い。涅槃!
花もきれいだけど、葉もなかなか見ごたえがあります。
鬱蒼としているところはジャングルみたいでアドベンチャー感がすごい。
船が弾いた水が、水面の蓮の葉の上を球になって滑っていく。
あっという間のこの瞬間がすごくきれいで、スローモーションにみえた。
というわけで、ひととおり巡って乗船場に戻ってきました。
時間としては20分くらいだったかな?
あっという間で、もっと乗っていたかったくらい。
まとめ:これは超オススメ!まさにお手軽アドベンチャー。
花ハス遊覧船、とってもたのしかった!
夏の朝のムッとした空気の中、颯爽と湖上をモーターボートで駆け抜けるのは、スリリングであり、風が気持ちよくもありで、かなり最高でした。
遊覧船という名前だけど、実際はモーターボートなので割と躍動感があります。
気になる船酔いですが、時間も短いし、湖面には波もほとんど無くてまったく揺れないので、心配しなくて良いと思います。
船を操縦してくれるガイドさんもところどころで説明を入れてくれるし、花がたくさん咲いているところではちゃんと停船してくれるし、質問があれば何でも答えてくれる感じで親切。
これはまた乗りたいなー。おすすめです!