先日の氷川キャンプ場でのソロキャンプについて、いろいろ記事を書いています。
関連記事:キャンプとかアウトドアとか
今回はこのキャンプで導入したソロキャンプ向きのテーブル「フィールドホッパー」を使ってみたので感想を書いておきます。
SOTO「フィールドホッパー」の外観写真
フィールドホッパーは、SOTOから出ている一人用にピッタリのローテーブル。
折りたたんだ状態からパカっと開くだけで使えるようになるのが一番の特長です。
パカっと開いた面積はこんな感じ。
小さめの鍋ならふたつは載せられそう。
僕はマグカップと鍋とお箸を載せて使っていました。
高さが低いのでヘリノックスのキャンプ椅子との相性は抜群。
裏側はこんな感じで、細いフレーム製の脚で全体を支えるようになっています。
この足のあたりの設計が絶妙で、パカっと開くと自然と足が展開されるようになっています。
ちなみに折りたたんだ状態はこちら。
縦に半分に折った状態にできるので、ザックの隙間にスッと入ります。
畳んだ状態だと脚も内部にしっかり収納されます。
ベストセラーだけあって、これ以上無いくらいに完成度高い。
折りたたんだ状態の側面はこんな感じ。
折りたたんだときの厚みは1センチくらいかな?
こちらが反対側の側面。
折り紙で言ったらちょうど「山折り」に当たる部分です。
展開するとここがピタッとくっついて隙間がなく密着するようにできています。
使えば使うほどよく出来てると感動するレベル。
SOTOフィールドホッパーの良いところ
使ってみて感じたSOTOフィールドホッパーの良いところはこんな感じ。
- パカっと0.5秒で展開できるのはなにより正義
- 片手でだけで展開できる
- 収納もめっちゃ簡単
- 圧倒的な軽さと薄さ
- 場面を選ばない普遍的なデザイン
- パーツが分かれていないので部品を失くすことがない
一番の特徴はやっぱり「一瞬で展開できる」というところ。
収納も「畳んで脚をしまう」だけなので3秒くらいで撤収できます。
競合製品のオゼンライトは組み立て作業が必要
競合製品としてはスノーピーク(snow peak)のローテーブル「オゼン ライト」もあります。
が、こちらはパーツが複数に分かれていて、使用時や収納時には組み立てやバラしの作業が必要。
キャンプの環境では「平坦な場所はつくらない限りは無い」ものなので、テーブルは「モノを置きたいときにすぐ使える」のがなにより大事。
あとはどうしても手元が暗いときもあるので、僕は確実にパーツを無くす自信がありますね……。
というわけで、僕はフィールドホッパーを選びました。
片付けのときも一瞬で撤収できるのはやっぱり最高です。
注意点:荷物を載せたままの持ち運びは注意
万能なフィールドホッパーですが、あえて唯一の注意点を挙げるとしたら「荷物が乗ったままでの持ち運びは危険」というところでしょうか。
パカっと開く機構は素晴らしいけど、開いた状態を固定するストッパーのようなものはありません。
なので、上の写真のように片面だけを持ってしまうと真ん中で折れてしまいます。
これについては両手で左右両面を持ち上げてやれば問題ないので、欠点というほどのところでもないかと思います。
最低限の収納袋がちょうどよい。
ちなみにフィールドホッパーは黒い収納袋が付いてきます。
クッションとかは入っていないし最低限という袋ですが、これがあるとバックの中でテーブルが開いてしまったりすることもないので安心。
むしろ余計な装飾もないしとっても軽いので僕としてはベストに近いです。
収納するとこんな感じ。
フィールドホッパーの天板はステンレス製なので、面取りされているとは言えあまり適当に扱っていると指を切るおそれもあります。
収納袋に入れておけばそのリスクもなくなるし、遠慮なしにザックに手を突っ込んで探しものができるのがありがたいです。
まとめ:ソロキャンプから夏フェス、登山もこれひとつで。
実は買う前までは「別にテーブルとかなくても良くね?」と思っていたところもあったのですが、自然の中で「平坦な場所」があるのはものすごく快適です。
その快適さを一瞬で手に入れられるこのテーブルは本当に完璧。
ソトのフィールドホッパーは小さくてどこにでも持っていけるので、登山でもキャンプインフェスでも使える良さがあります。
登山でもピクニックでも夏フェスでも、場面を選ばずにどこでも使えるローテーブル。
ちょっと値段は張りますが、ずっと使える良い製品なのでおすすめです!
関連記事:2月の奥多摩・氷川キャンプ場で初めてのソロキャンプをしてきました!
関連記事:初めての真冬のソロキャンプで持っていた持ち物リスト(30リットルザック用)
関連記事:ソロキャンプでのピコグリル398使用レビュー。じっくり焚き火を楽しめて良い!