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【書評】志乃ちゃんは自分の名前が言えない(押見修造著) | 「勇気」は自分でつかむもの。

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読んだ本の書評
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先日読んだマンガ「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」がものすごく良かったので記事にせずにはいられない。

一巻完結なので、コンプレックスを抱えて生きる人すべてに、ぜひ一度読んでほしい。

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コンプレックスを抱えたまま生きるひとはかっこいい。

この漫画から僕が感じたことは「自分の直したいところ」「好きじゃないところ」を抱えたまま生きていくのは大変だけど、それができることが「強さ」なんだな、ということ。

そして、その強さはそのままかっこよさである、とも。

この「強さ」って「勇気」と言い換えても良いんじゃないかな。

そしてそれは絶対にひとから受け取ることができないもので。

どうしたって自分が持つための「勇気」は、自分でみつけるしかない。

土壇場でその「勇気」に踏ん張ってすがって全体重を預けるのは、ほかでもない自分なんだから。

まとめ:「かっこよさ」とは、見た目やファッションのことじゃない。

記事に起こしておいてなんだけど、もうストーリーとかあらすじの説明とかする必要はないレベルです。

ときには、自分の時間を使って、自分の五感で読み取らないと、伝わってこない情報ってあるもので。

そしてこの漫画においては、99%くらいがそういう情報なんじゃないかと思います。

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