日頃から
- 日々のパフォーマンスをもっと高めたい
- モチベーション管理をもっとうまくやりたい
と思っていることもあって、ブログでもそういう記事を何本か書いています。
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ぐるぐる考えながら試行錯誤した結果、モチベーション管理、特に「めんどくさいという気持ちへの向き合い方」にひとつの解を見つけた感じがするので、この記事で言語化しておきます。
「めんどうくさい」と「やるかどうか」は別の話
はじめに意識的に自覚しておきたいのは
- めんどうくさいという「感情」
- やるかどうかという「行動」
は実はまったくの別のモノだということ。
どうも脳ってこのへんの処理がバグってるっぽくって、分別処理できてないフシがある。
なので、ついついまとめて「めんどくさいからやらない」となりがちですが、それはたぶん嘘。脳に騙されてる。
むしろ、あるとしたら「やらないからめんどくさくなる」じゃないかな……!
脳みそがどう思っていても、その裏でこっそりと手足を動かすことはできるわけで。
僕自身「このふたつは両立可能」と気づいたとたん、けっこうラクになりました。
脳が「めんどくさい」と感じはじめる前に手足を動かす
ひとつのコツだなとおもうのは、さっさと行動してしまうこと。
たとえるなら、脳が「これ面倒くさいな」と気がつく前に、とにかく一瞬でも速く、手足を動かしはじめるイメージ。
もしくは「めんどくさ!」と思った時に一歩後ずさる気持ちを抑えて、「めんどくさー!」って叫びながらとりあえず全力で右ストレートを一発打ち込むイメージ。
よく「やる気はやりはじめなきゃ出ないもの」と言いますがこれは本当にそう。
なんとか一歩目を踏み出せたら、二歩目はもっとラク。
取り組み始めたら、もう8割は終わってるも同然。事実上終了。
「自分理論」が正解かどうかなんてどうでもいいこと
ここで大事なのは「ただ一歩目を踏み出しただけなのに、8割終わってるとか無いだろ……常識的に考えて」というような思考を一切シャットアウトすること。
自分の脳内だけで展開しているルールなんだから、正しいか正しくないかなんてどうでもいい。
自分が脳内世界に「一歩踏み出したらそれは事実上終了です」と公布したら、それでいい。
疑う必要なんて無い。
科学的な裏付けとか探さなくてもいい。
そんなことより、目の前の仕事を最短で効率的に気持ちよく終わらせることのほうがよっぽど大事。
まとめ:いかに自分自身を都合よく勘違いさせるか
このごろは、モチベーション管理とはすなわち「自分自身を自分の都合のいいように勘違いさせるスキル」のことなのでは、と思っています。
「めんどくさい!」という気持ちの波に押し流されてしまうのは簡単。
だけどその「めんどくさい」が脳内を支配する前に、自分の中にもうひとり自分をつくって「こいつをなんとか動かすにはどうすればいいんだろう?」と考えてみること。
それをめげずに繰り返すことで、だんだんと生きるのがラクになる予感がビンビンしてます。