秩父旅行二日目。
PICA秩父のグラン・オーベルジュコテージで朝食を食べたあとは、チェックアウトして行動開始。
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まずはバスに乗って西武秩父駅まで戻ります。
目指すのは、奥秩父のパワースポット「三峯神社」です。
バスに乗って秩父駅へ。
PICA秩父のあるミューズパークには、西武秩父駅と秩父駅を回る循環バスが通っています。
本数はめちゃくちゃ少ないですが、それに乗らないとかなり歩くことになります。
事前に乗るバスの時刻を確認しておくの推奨。
関連記事:ミューズパーク・PICA秩父までのアクセスは、秩父駅・西武秩父駅からのバスが便利
ミューズパークはとにかく土地の使い方が贅沢で、駐車場がものすごく広い。
なんというか、平和。
バスに乗り込み西武秩父駅へ
しばらく待つと、バスが来るので乗り込みます。
山を降りてハープ橋を渡って市街地へ向かいます。
右手に見えるのは、昨日登った武甲山。
いちど登った山は、そのあとに見るたびに「あのてっぺんに行ったんだな〜」とうれしい思いになるので良いです。
バスを乗り継いで西武秩父駅から一時間、三峯神社へ
西武秩父駅についたら、今度は三峯神社行きの路線バスへ乗り換え。
この日はタイミングがギリギリでしたが、バスのSuica読み取り機が調子悪くなったおかげで出発が遅れて乗り込めました。
三峯神社行きのバスは、西武秩父駅から所要時間1時間くらい。
蛇行する山道を走ることもあり、できれば座りたかったですが、けっこう混むのでこの日は座れませんでした。
時間に余裕があれば、早めにバス停に並んでおくと良いと思います。
それ以外だと、電車で三峰口駅まで来て、そこからバスに乗るという手もあります。
三峯神社に到着!
バスで走ること60分、ようやく三峯神社に到着。
めちゃくちゃ秘境。
帰りも同じバス停からバスに乗って帰るので、帰りのバスの時間は調べておいたほうが良いです。
三峯ビジターセンター裏からは登山道も。
バス停から歩いてすぐのところにあるのが三峰ビジターセンター。
ここの裏手から雲取山、霧藻ヶ峰、妙法ヶ岳への登山道が伸びています。
三峯神社は奥秩父エリアなので、東京都との県境もすぐ近く。
ここから霧藻ヶ峰、白岩山、雲取山を望むことができます。
東京都最高峰の雲取山は近いうちに登ってみたい。
ゆるやかな坂を登って三峯神社へ
ビジターセンターから三峯神社までは、ゆるやかな上り坂。
途中にはお食事処兼お土産屋さんが並んでいます。
秩父名物わらじカツ丼!
でも朝ごはんガッツリ食べたのでまだお腹すいてない。
やむなくスルー。
延々と山の中を走ってたどり着く秘境なので、人の気配がまったくないと思ったら意外と売店がちゃんとあったりして意外でした。
同じバスに乗ってきた観光客もかなりたくさんなので、山奥とは思えない賑わい。
奥秩父のパワースポット三峯神社
ここから三峯神社の内部に入っていきます。
この鳥居は「三ツ鳥居」というちょっと変わった様式のもの。
ポイントを抑えたゴールドの装飾がめっちゃ洗練されてておしゃれ。
そして狛犬もここではオオカミ。
武甲山の麓にいた狛オオカミは細めでしたが、こっちのはすごくマッチョ。
鳥居をくぐって前に進むと目に飛び込んでくるのは、高さ数メートルのモノリス。
なにかとおもったら、苗木を数万本単位で奉納したひとの名前が刻んであるものでした。
この石碑が前を向いても後ろを向いてもズラッと並んでいるのは壮観。
荘厳な随身門
しばらく進むと左手に現れるのは随身門。
朱色と金色でひときわ目を引きます。
門を抜けて奥に進むとゆるやかな下り。
そのまま三峯神社参拝順路に入ります。
パワースポットの中心地!
しばらく順路を進むと、右手に現れるのが三峯神社の拝殿。
圧倒的な存在感。
この建物自体が、まるで巨大な美術品みたい。
パワースポットの中心地、本殿はこの拝殿の奥にあるようです。
拝殿を彩る圧巻の彫り物
ここで一番目を引くのは、拝殿に施された圧巻の彫り物。
特徴的なのは原色をふんだんにつかった色づかい。
そしてどんなに細かいところをみても、隅々までちゃんと色が入っている。
御神木にタッチ!
本殿のすぐ横にはこれまたパワースポットのご神木。
ここのご神木は、すぐ近くまで行って触れることができるようになっています。
本殿のところにもオオカミ。
こちらはちょっとかわいい。
SNSもやってます。
広い境内を歩いて回る
三峯神社の境内は広大。
樹齢が何百年にもなるような巨木がそこここに生えています。荘厳。
もうちょっと進むと、一句彫られた石がたくさんあったり
大和武尊の銅像があったりしました。
遥拝殿からの奥秩父の眺め
境内の端にあるのは、見晴らしのよい遥拝殿(ようはいでん)。
空がまっぷたつに割れていて不思議な眺めでした。
ここから見る随身門もまたよし。
三峰山博物館でオオカミ文化を学ぶ
最後は鳥居を出てすぐのところにある博物館に立ち寄りました。
こちらでは秩父に残る狼信仰や、ニホンオオカミについて学ぶことができます。
昔は、いや、もしかしたらいまも、この山野のどこかをオオカミが走っているかもしれない。
これまで物語の中でしか馴染みのなかったオオカミという動物ですが、この博物館を出る頃には妙に現実味を感じるようになっていました。
帰りのバスで座りたかったら、早めにバス停へ
行きは一時間立ちっぱなしでかなりつかれたので、帰りは絶対座りたい。
というわけで発車の15分前くらいにバス停に戻るようにしましたが、すでにこの並び。
帰りの乗車時間も一時間以上で長いので、乗る前にトイレは行っておいたほうが良いです。
すでに前に沢山の人が並んでいたので帰りも立ちっぱなしを覚悟しましたが、運良くギリギリ最後に空いている席に座ることができました。
帰りのバスはそのまま寝落ち。
寝ていたのであっという間に西武秩父駅まで戻ってこれました。
まとめ:関東一のパワースポット。
秘境かと思っていた山の奥地にいきなり現れるきらびやかな神社。
昔の人は馬や人力を駆使して資材を運び、これをつくりあげたと思うと、言葉も出ない。
三峯神社は「関東一のパワースポット」として有名な神社。
拝殿の豪華絢爛さにも、ため息しか出なかった。
秩父に来たらここはぜひ足を伸ばしたいスポットです。
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全体の流れ:一泊二日で秩父に遊びに行ってきました!(武甲山〜鍾乳洞〜PICA秩父〜三峯神社〜長瀞)