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「誰もやったことがないこと」ができるのは「とにかくやってみたひと」だけ

最終更新日:2017/08/23

このごろ「こんなん誰もやったことねーよ」という仕事をムチャ振りされることが多いのですが、それをこなしながら考えたことについて。

スタート地点で決めた計画なんて底が浅くてたかがしれている。でもその準備をサボると必ず失敗する

「誰もやったことがないこと」に取り組むとき、「準備」は有効だけれど、必ずしも万能じゃない。

状況がどうであれ、一般的に計画を立てたり準備することは間違いなく「有効」です。

特にモデルとなる先駆者がいない領域なら、なおさら準備は大切。
無計画イコール死なのは間違いない。

だけど、限られた情報で組み上げた計画なんて、あとで振り返ってみると結局たいしたことないんですよねー。
スタート地点で準備したことなんて、どうせあとで否応なく書きかわる。

矛盾しているようだけど「スタート地点の準備は意味はそんなにない。だけど、ないと必ず失敗する」というのはぼくのなかではかなり納得感があります。

全体の4割くらい見通しが立ったらとにかくやり始めたほうが良い

感覚的には、全体の4割くらい見通しが立ったらとにかくやり始めたほうが良いかなと思います。
そのほうがゴールに着くのは早い。

スタート地点での準備に時間をかけまくるくらいなら、やりながらアップデートをかけていった方が裏付けもあって結局正確だしね。

そして途中で計画をアップデートすることで「自分がいまいる位置」を俯瞰で確認することもできるんですよね。
これは実は結構大きくて、むしろこのために計画の見直しをしている感すらある。

むかしの自分は「最初にじっくり時間をかけて調査して完璧な計画をたてるべし!」とかって思っていたけれど、てんでわかってなかったな……。
いまは「その時間があったらどんどん手を動かしたほうが結局早い」と思う派です。

意味のない準備は「初速」を殺す

準備は大事だけど、必要以上に時間をかけた準備はスピード感を殺す。

スピード感っていうのはなにかにとりかかる最初の瞬間こそ大切なわけで。
その初速すらない取り組みには絶望しかない。
この「スピード感」は「熱気」と言いかえても良いかもしれません。

準備なんてものはいくら時間があっても、どこまでやっても結局終わらないもの。

「準備にかけた時間」が「準備の効果」を最大化するポイントは、一点しかない。
そこを通り越してなお多くの時間を準備に投下したとしても、それは「初速を殺す、無意味な準備」にしかならない。

そんな「死んだ準備」でも、やり続けていると「やっている充実感」を感じやすいのがたちが悪い。
実際には時間の浪費で、何にも前に進んでいないし、何にも生み出していないのに。

最初に決めたとおりに最後までできる人はそれこそ天才

「設計図」は必要だけど、はじめに最後まですべて細かく決めるのは無意味。

はじめから全部きっちり決めるのはそもそもムリだし、結果的に時間の無駄になるので、全体の設計図は遊びをもたせてざっくり決めるくらいでいいかなと思います。

ざっくりとした全体像を決めたら、「目視で確認できる距離にある」ひとつめの節目を決める。

そしたら、まずはスタートからひとつめの節目までの計画をきっちり決める。
そしてできるだけそれに沿ってすすめる。
もちろんやってみたら計画からずれるものもあるだろうけど、それはそんなもんだと思って気にしない。

ひとつめの節目までたどり着いたら、いちど頭を切り替えて、全体像をもう一度俯瞰で眺めてみる。
すると、きっとずれているところがあるはずなので、全体像をみながらそれを織り込んでふたつめの節目までのきっちりした計画を立てる。

きっと、その繰り返しでしか前に進めない。

「俯瞰になって全体を眺める視点」と「前のめりになってガッツリ取り組む視点」を意識的にうまく使い分けられるかがポイント。

はじめから全部きっちり計画立てられて、その通りにやれて、なおかつクオリティが高い人なんていない。
それができたらそれこそ天才なのでは。

凡人は輪郭だけ決めてアップデートしながらやったほうが、はじめに決め打ちするよりも良いものができる。
と、凡人は自分の体験から思っています。

まとめ

途中でこまごまとした話になってしまったけど、この記事で言いたいことは記事タイトルの通り。
やっぱり「誰もやったことがないこと」をはじめてやるのは、いつも「とにかくやってみたひと」だなぁという話です。

こういう「取り組み方に関する考え方」は、自分が成長するにつれてどんどん変わっていくと思う。

なので、定期的に考え方を記事にして残しておくと、あとで「あのころの自分はまるでわかってねーな!」と思えるのですきです。


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