フジロックなどのテント泊の夏フェス時に、毎回ほしいと思っていたアイテム。
それは「ちょっとテントを離れるときに持ち出せる貴重品用バッグ」。
これまでそのジャンルってほとんど選択肢がなかったのですが、そこに突如訪れたのが昨今のサコッシュブーム。
一転して選択肢は無数に増え、デザインも機能性も良いものがたくさん出てきました。
その中で、僕が購入したのは「WILD THINGS」のサコッシュ。
この記事ではどうしてこのサコッシュにしたのかを、良いところと惜しいところを交えながら書いておきたいと思います。
WILD THINGSの防水サコッシュ
見た目はこんな感じ。
収納的には3つの部分に分かれています。
- ジップで開閉できるメイン部分がひとつ
- 表側にメッシュポケットがふたつ(マジックテープで止められる)
- 裏側に大きなポケットがひとつ(ふたなし)
メイン部分は一室のみで、インナーポケットはありません。
外側のメッシュポケットのところには、カラビナなどがつけられるリングも付いています。
メインで使われているのは防水素材「X-Pac」
緑色の部分に使われているのはX-Pacという防水素材。
特徴的なのは、この表面の格子模様。
軽い、防水、強度もあるという三拍子が揃っていることから、最近のアウトドア業界で注目されている素材みたいで、ヨットやテントにも使われ始めているもの。
しかし触った感じはサラサラしててごっつくない。
「身につけるもの」としての親しみやすさがあります。
裏側には大きめのポケット。
裏側のポケットはこんな感じ。
フタ的なものはないけど、サイズは大きめ。
お財布とかは落としちゃいそうだから入れられないけど、もらったパンフレットとかを入れるのにはちょうどいいですね。
止水ジップで防水対策は万全。
水が染み入りやすいジッパー部分は止水ジップ。
防水素材「X-Pac」との組み合わせなので、内側に水が染み入ることはほとんどなさそう。
これは雨が降りやすい夏フェス向きですね。
薄手なので、豪雨時はレインウェアの中に退避可能。
見てのとおり、このサコッシュはマチがほとんどなく、厚みのない作りになっています。
これだけ薄いとかさばらないので、雨が激しいときにはレインウェアの中に退避させることもできます。
これはリュックではどうしてもスマートにはできない芸当。
その点においても、このサコッシュは夏フェス用途で考えた時に高ポイントです。
モノを入れても型くずれしない「しっかり感」
このサコッシュ、全体的に「しっかり感」があるのも見落とせない長所。
たとえば、ビニールや布みたいに、薄手の素材でできているサコッシュもたくさんある。
けど、あのタイプって、スマホを入れたりすると、そこだけ下に下がったりしてシルエットが崩れちゃうんですよね。
僕はカバンに関しては、多少ものを入れても元のシルエットをキープしてくれるものの方が好み。
このサコッシュは、多少手荒に使ってもくしゃくしゃにならないで、ちゃんと四角いシルエットをキープしてくれることろが気に入っています。
良いところと惜しいところ
良いところ
このサコッシュの良いところはこんな感じかな。
- 防水性が高い素材とジッパーを採用している
- 薄くて軽いので身につけていてもストレスがない
- 豪雨時はレインウェアの内側に退避できる
- ちゃんと四角いシルエットをキープできる素材感
重たいザックを背負ってテント泊をするフジロックみたいなフェスでも
- 貴重品は常にサコッシュに入れておけばちょっとテントを離れる時も安心
- わざわざ重たいザックを下ろさなくても必要なものがすぐ取り出せる
というのも見逃せないメリットです。
惜しいところ
惜しいところはこんな感じかな。
- ペットボトルが入らないサイズなので、ひとによっては使いにくいかも
- 肩紐の片端が本体に縫い付けられているので交換しにくい
- メインポケットの中にインナーポケットがあればよかった
特に肩紐は、取り外せればポーチとしても使えるようになるし、紐を交換してカスタマイズもできるようになるので、そこはちょっとだけ残念かな。
まとめ:夏フェスへの準備は万全!
こうした「アウトドアで使える小さな防水カバン」というのはずっと欲しかったので、満足できるモノをみつけることができてよかったです。
夏フェスはもちろん、山登りやキャンプなどのアウトドア時や、普段のちょっとした外出のときとかでも使えそう。
ひとつあるとめっちゃ便利なので、音楽フェスに行く人はぜひ検討してみてください!
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