先日記事を書いた東京都北区の映画館「シネマ・チュプキ」。
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年が明けて2019年のしょっぱなに「カメラを止めるな!」の上映があったので観てきました。
サブタイトルの “ONE CUT OF THE DEAD” が良い
2019年1月8日に訪問。
前回は12月末だったので2週間くらいのインターバルですね。
今日観るのは「カメラを止めるな!」です。
この映画に関しては、この日まであらゆる前情報を遮断して生きてきました……が!
かなりの話題作だったのでやはり遮断しきれない部分も多く、なんとなく、どういう仕掛けかは察してるくらいのネタバレ度で行きました。
観終わったいま改めて思うのは “ONE CUT OF THE DEAD” っていう英題の良さ。
- はじめの30分を初見で観てるひとの心の中や
- 一発撮りを何度も撮ったであろう撮影や
- もちろんゾンビ的な意味でも
いろんな意味で「“地獄”のワンカット」的なニュアンスが感じられるのですごく良いと思う。
感想ツイートはこんな感じ
見る前後のツイートはこんな感じ。
また来た!今日は「カメラを止めるな!」です! (@ シネマ・チュプキ・タバタ in 北区, 東京都) https://t.co/FIGjoN1QpU
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年1月8日
おもしろかった〜。ドラマのNG集が面白い原理と、文化祭でトラブル起きてあーだこうだ言いながら進めていくときのおもしろさと。あとプロ野球の珍プレー好プレー集的なおもしろさもある。よくできてる! #カメラを止めるな
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年1月8日
全編が「副音声でおもしろおかしく当時の様子を解説するおもしろさ」みたいな。
Back to the future2で1と同じシーンを別の角度から撮ってるときのおもしろさ。舞台裏感。
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年1月8日
カメラを止めるな!の監督のアドリブが好き。
・よろしくでーすポンポン×2からの「お前の人生嘘ばっかりだ!」
・「これは君の映画なんだよ」からの「これは俺の映画なんだよ!」このあたりはまさに鬱憤の発露でよかった
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年1月8日
「何度も観つくしたドラマの副音声」的なおもしろさ
上のツイートでも書いてるけど、おもしろさの要素としてはこんな感じなのかなと思いました。
- ドラマのNG集をみているときのおもしろさ
- 観ているこっちにまで伝わってくる、ドタバタの高揚感
- 珍プレー好プレーみたいな全力だからこそ引き起こされた笑いの数々
あと特に「副音声的なおもしろさ」があると思いました。
自分が好きで観尽くしたドラマとかの「副音声」って、語られざるサイドストーリー満載ですごく楽しいもの。
ふつうはそういう「副音声のおもしろさ」って楽しめるようになるまでのハードルが高くて、いわゆる「熱狂的に知り尽くしてるファン」しか楽しめない敷居の高いものだった。
だけど、この映画では間髪入れずに「さっき見たばかりの映像」に対してそれを行うから、観客の誰もがその感覚を楽しんで共有できるようになってる。
まとめ:次はなに観よう?
前回の「この世界の片隅に」もそうだけど、チュプキは僕のような「流行りから遅れてもうどこの映画館も上映してないけど映画館で観たい」というユーザーのツボをついてきます。
有名作以外にもいろんな作品を上映しているけど、どれもセンスが光る。
「この映画あまり知らないけど、この映画館が選んだなら観てみたい」という信頼を寄せられる映画館です。
気になる方はぜひ足を運んでみてください!
インベスターZの財前くん、きっと「カメラを止めるな!」は最初の15分で見切りをつけて出ちゃうだろうな……、
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎日更新中! (@nieyu365) 2019年1月8日