雨のなか乗鞍岳へ登頂し、無事に下界に降りてきた我々。
前回の記事はこちら:レストラン コスモ ― 乗鞍岳から下山したあとは畳平でごはん休憩。お土産屋さんの片隅ではすでにストーブが出ていてビックリ。[2016年9月 長野&岐阜 旅行記-06]
早朝から活動してすでにかなり疲れていたので、少し早いですが本日のお宿に向かうことにします。
白船グランドホテル ― 白骨温泉にある静かなホテル。最高の温泉と食事で乗鞍岳登山の疲れを癒やす!
今回の宿は、乗鞍岳のふもと、白骨温泉エリアにある「白船グランドホテル」。
公式サイト:白骨温泉 白船グランドホテル 長野県名湯の宿に泊まろう
白骨温泉自体が乗鞍岳と上高地の間の山の中にあるので、周囲はかなりひっそりとしています。
さっそくチェックイン。
ロビーは広々として落ち着いた雰囲気。
今回は使わなかったけど、お酒やコーヒーが飲めるラウンジもありました。
チェックインで出てきたこのドリンクがおいしかった〜。
スッキリ甘い抹茶のような味わい。
窓からの眺めはこんな感じで、ただひたすらに山!
和室の部屋だったのですが、ふだんフローリング生活をしているので、畳の匂いがよかったな〜。
きれいな畳にふわふわの布団を敷いて寝る機会ってふだんほとんどないので、これは旅先ならではの贅沢という感じ。
あとは館内の水道をひねって出てくる水は、全て山からひいている湧き水とのこと。
キンキンでおいしかった!
夕食は海の幸と山の幸のオンパレード。蒸し鮑は圧巻!
このホテル、かなりよかったんですが、とにかく一番気に入ったのはお食事。
海の幸あり、山の幸ありでとにかく豪華でした!
夕食のラインナップはこんな感じ。期待が膨らむ!
こちらは小鯛の酢〆。盛り付けが美しい。
ビックリしたのはこちらの立派な蒸しアワビ。
みよ、この分厚さを!
歯ごたえがあって、噛めば噛むほどにうまみが染み出してきます。ほんと最高。
鮎の塩焼きも登場。
頭からガブッとかじりつくと、これまた良い香りがしておいしい!
ごはんは秋らしく栗ごはん。
スタッフの方がすんごくなじみやすい方で、ついついすすめられるがままにおかわりしてしまいました。
こちらは赤出汁のおみそ汁。
滋味に溢れていて、ひとくち飲めばほっとあたたまる。
こちらのコロッケは、なんと温泉粥のコロッケ。
箸で割ってみるとこのとおり、トロトロでホックホク!ものすごくおいしかった。
最後はデザートでしめ。
ちょうどよいサイズでさっぱりしててよかった!
朝食は温泉で炊いたお粥でさっぱりと。
ちなみに翌朝の朝食はこんな感じ。
昨日の夕食が豪華だったので、朝ごはんはちょっときついかも……というつもりで食堂に向かったのですが、あっさり完食。
左端に写っているのは温泉で炊いたお粥。
これが丸みがある味わいでたまらなかった〜。
露天風呂で知らないひとと話し込むのがすきです
このホテル、ごはんはもちろん温泉も最高でした。
温泉には着いた直後、夕食後、寝る前、朝のそれぞれで通いつめ、心身ともにリフレッシュ。
ぼくは旅先で露天風呂につかっているとしらない人に話しかけられることが多いんですが、やはり今回もイベント発動。
はじめはちょっと緊張しますが、そこで話し込むのもまたたのしい。
同じお湯につかってると、それだけでなんだか話しかけたくなるのかもしれないなぁ。
いまの時代、あまりに意気投合したならFacebookとかのSNSでつながれたりもするかもしれない。
でもぼくは、その場限りの付き合いというさっぱり感が好きです。
やっぱり旅の間だからこその良さというのもあると思う。
露天風呂で話しかけてくるひとは若くてもだいたい50代後半という感じだけど、そういうひとは一様に距離のとり方がうまいので、いつも「さすがだなー」と思っています。
全体的にとてもよいホテルでした。また泊まりたい!
白船グランドホテル、とてもよいホテルでした。
白骨温泉で泊まるところをお探しなら、ぜひとも検討候補に入れてみてください。オススメです!
次の記事はこちら:岐阜県高山市に遊びにいくよ!長野から濃霧の安房峠を越えてゆく![2016年9月 長野&岐阜 旅行記-08]