コーヒーレストラン「山と渓谷」で朝ごはんを食べたあとは、長野市街を散策。
前回の記事はこちら:長野の朝はコーヒーレストラン「山と渓谷」から。自家製ピザとコーヒーは絶品!
今回の旅行は一泊二日で、メインの予定は前夜に済ませてしまったので、この日は完全なオフ。
朝ごはんを食べながらこの日の予定を考えていたんですが、折角の機会なので長野のカフェを開拓することにしました!
まず訪れたのは善光寺近くのカフェ「平野珈琲」です。
善光寺近くの住宅街に潜むコーヒー店「平野珈琲」
この日にまず訪れてみることにしたのは、善光寺のすぐ近くにあるコーヒー店「平野珈琲」。
実は平野珈琲は、今年10月に長野に来たときに立ち寄ったフォレットコーヒー (Foret coffee)の店員さんからイチオシされていたお店。
以前から個人的に思っている旅先でのナイスなお店を見つける一番方法は、インターネットで探すことではなくて「その土地のイケてるお店の人に紹介してもらうこと」だと思っています。
前回は立ち寄れませんでしたが、今回の長野訪問ではようやく訪問できてうれしい。
関連記事:長野・善光寺近くのコーヒースタンド「Foret Coffee」で、キレキレのコーヒーソーダを。
お店へのアクセスはちょっとわかりにくいので注意。
まず長野駅から善光寺の表参道をずーっと進んで、大門交差点にて善光寺を見て左手方向に曲がります。
そこから右手に西方寺を見ながら進み、壁が途切れたところで右折して狭い通路に入っていきます。
そこからゆっくり進んで行くと、左手に平野珈琲の駐車場が見えるはず。
おもてから見える看板は上の写真にある駐車場の小さな看板だけなので気をつけてください。
この駐車場の建物を回り込んだところに平野珈琲はあります。
駐車場の裏手に回ると、平野珈琲の建物が見えてきます。
建物はもともとは住宅だったのかな?
どことなく人の温もりを感じる、不思議な魅力のある建物です。
落ち着いた内装が素敵……!
平野珈琲は2階建て。
この日は1階で注文を済ませて、2階のテーブル席でコーヒーを飲みました。
この2階の空間がものすごくすばらしかった……!
こちらは東側の窓。
午前中だったので光がさんさんと降り注いで気持ちいい。
テーブルや椅子は木工のなめらかな曲線が美しいもの。
どの席にもすぐ近くに窓があって自然光のやわらかな明かりがとれるので、本を持ち込んで読書も良さそう。
店内の壁にはモノクロの写真が飾ってあります。
でっかい写真を飾るのもいいけど、場の持つ雰囲気を乱さないこうしたサイズは上品でいいね。
また別のところには、古いアンティークなカメラが飾ってあったり。
お子様用の椅子も抜かりなく完備。
大人用の椅子と同じクオリティで洗練されています。
部屋の一角には昔ながらのヒーターが入っていて、じんわりと温かい空間。
BGMがない静かな空間。
この日は平日の昼前で、ちょうど僕以外には誰もお客さんがいない時間帯。
どの椅子に座るか迷いましたが、読書もしたかったので、光がよく入る東向きのテーブルに座ることにしました。
ここからはさっき自分が入ってきた通りが見えます。
平日の午前中ということもあり、人通りが少なくて閑静な住宅街ですが、まさかこんな素敵な空間が潜んでいるとは……。
ここから数分あるいたところには善光寺があって、そこには人がうじゃうじゃいるはずなのに、別世界のように静か。
テーブルの上には小さな照明が下がっていて、なんとなくテーブルに置いたグラスの影すら美しい。
平野珈琲の良いところは、一切のBGMがないところ。
ノイズがないと、1階でコーヒーを淹れてくれている音や、通りを走っていく車の音、住宅街のなかの人の気配みたいなものが感じられて、心が静まり返る感じがします。
外の世界から切り離されたような空間で、本の世界に没入することができました。
じんわりと体に染み入るような珈琲。
持ってきた本に没入していると、店主が階段を上がってコーヒーを持ってきてくれました。
こちらはエチオピアの豆。
さっき「山と渓谷」でどっしりめのコーヒーを飲んだので、ここでは浅煎りの一杯を。
コーヒーってカフェインがあるので「ここで集中したい!」というときに飲むことも多いですが、こうして小さなカップを前にしてリラックスすることもできる。
そう考えると、実に奥深い飲み物。
細かいところだけどひとつすごくいいなと思ったのは、このスプーン。
ステンレスのスプーンによくある刻印がなくて、どこまでもなめらかでかっこいい。
さわるたびにちょっと嬉しくなるようなスプーン。
駐車場があるので車での来店もOK。
ちなみに平野珈琲は、2台分の駐車場があるので車での来店もOK。
ただし、僕が帰るときには店内にお客さんも増えていたので、帰るときには2台とも埋まっていました。
まとめ:静かに空間を味わえる午前中がおすすめ。
平野珈琲、さすが近くのコーヒー店の方がおすすめするだけあって、ものすごく素敵でした。
僕が入ったときはたまたま他にお客さんがいなかったので、あの空間を独り占めできた時間は至福そのものだったな……。
じっくり本を持ち込んで読むもよし、目を閉じて周囲の音に耳を澄ませるもよし。
コーヒー教室のほか、豆の通販もできるようなので、気になる方はぜひお試しあれ!
次の記事はこちら:長野・善光寺エリアのカフェ巡りフォトウォーク。月曜日はまさかの4連敗!