先日Amazonプライムビデオで「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」という映画を観てみました。
この映画は前から観てみたくてチェックしていたんですが、この間はタイトルが似ている別の映画(シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~)を観てしまうという事件が発生。
どっちもいい映画なのに、なぜこんなにタイトルが似ているんだ……!(ちなみに「シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」の感想は「別記事」に書いています)
今回はようやく「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の方を観ることができたので記事を書いておきます!
「食べ物」と「インターネット」が絶妙に絡んだストーリー
ストーリーは簡単に言うと「なんやかんやあって一流店を追い出された元シェフが全米を腕ひとつ、フードトラックで旅する」って話。
この映画のおもしろいところは全編にわたり「現実のインターネット文化」の影響が見られるところ。
- ツイッターがストーリー上で良くも悪くも重要な役割を果たしたり
- フードブロガーがキーパーソンだったり
- 1SEっていう動画作成アプリが最後に大きなまとめ役をしたりで
インターネット大好きなひとも飽きずに楽しめる仕掛けが満載です。
メインテーマはあくまで「食べ物」なんだけど、そこへの「インターネット」の絡ませ方がくどくないし絶妙なんですよね。
出てくるキューバサンドがおいしそうすぎる……!
そもそもこの映画に興味を持ったのは、前にPIC写真部で横浜に行った時に見つけたキューバサンドのお店「T’s Cuba Sand」の店頭の看板がきっかけでした。
関連記事:#PIC写真部 で夏の横浜エリアをフォトウォークしてきました!
この映画に出てくるキューバサンドが、シンプルなんだけどほんとうにおいしそうで、それだけで画面に釘付けになります。食べ物の力はすごい。
1SecondEverydayがマッチしてる
もうひとついいなと思ったのは、映画の中で大きな役割を果たす「1SecondEveryday(略称:1SE)」っていう動画制作アプリ。
「1日1秒の動画を365日つなげてムービーにしよう」というコンセプトのアプリなのですが、これが映画の中でめっちゃ大活躍。
ある意味で、映画の中のこの小さな動画もひとつの作品という感じ。
このあたりも「インターネット」とか「スマホアプリ」に絡めたストーリーの作り方がうまい。
まとめ:2時間あるならこの映画に渡そう。
ストーリーには過剰に重いところもないから安心して観られるし、最後は定番のハッピーエンド。
ともすると「のっぺり」としたつまらない映画にも聞こえそうですが、実際は全然違います。
王道のお約束をきっちりとやりながらも「この映画ならでは」の輝きもある。
「2時間あるならこれ観とけ!」と言える映画です。おすすめ!
ちなみに「2時間笑い転げたい」なら、以下の記事で紹介しているメリッサ・マッカーシー(例えるなら「アメリカの渡辺直美」)が主演の「SPY」もおすすめです。
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