先日行ってきた京急の「みさきまぐろきっぷ」での日帰りショートトリップ。
関連記事:2017年7月 「みさきまぐろきっぷ」で行く日帰りショートトリップ記事まとめ
完全ノープランの勢いだけで行ってきたんですが、かなり楽しめました。三崎最高。
しかしその一方で、行き当たりばったりの旅だったので「こりゃ失敗したな」とおもうものもいくつかありました。
というわけで、この記事では「こんど初めてまぐろきっぷで三崎に行くんだけど、どんな感じで行ったら良いかざっくり教えて!」という人向けに、こうしとけばよかったな〜と思ったことをまとめておきたいと思います。
その1: 三浦エリア全体をまわるため、ランチの混雑を避けるため、午前中に現地入りしたほうが良い
そもそもの話ですが、三崎を遊び尽くすにはやっぱり午前中から行ったほうが良いです。
「みさきまぐろきっぷ」の対象エリアってけっこう広いんですが、城ヶ島から油壷までカバーしようと思うと、午後スタートではきついと思います。
現にぼくらは午後から現地入りしたんですが、けっきょく三崎港と城ヶ島をまわるだけで終わってしまいました。
油壺マリンパーク行きたかった……!
あと、ランチの時間に「みさきまぐろきっぷ」の「お食事券(まぐろまんぷく券)」の対象店でランチできますが、これがどのお店も激混みです。
ランチの時間をピークよりも遅めにずらすという手もあります。
が、どちらにせよそれも午前中から参戦していないと観光自体の時間がなくなりがちなので、やっぱりできることなら午前から現地で遊び始めたほうが良いかと。
後述する渋滞問題とかも考えると、平日の午前中から行くのが最強だと思います。
その2: お目当てのランチのお店があるなら開店直後を狙うべし
ここは地味にかなり大事!
その理由はこんな感じ。
- そもそもどの店もお昼どきはめちゃくちゃ混むのでピークを避けたほうが良い!
- 一日という貴重な時間をお店で並ぶことで消費するのはもったいない!
- 人気メニューが品切れになってしまうリスクがある
お目当てのお店があるなら、いちばんの理想は「開店直後に入れるよう早めに並んでおく」のがベスト。
損するようですが、結局それが一番待ち時間を短くできる確実な手段だと思います。
遅くとも「本格的なお昼よりもちょっと早めに」お店に入るようにしたいところです。
お昼の時間帯になると「みさきまぐろきっぷ」の対象店はどこもめちゃくちゃ混雑します。
特に行楽シーズンになるとテレビで三崎日帰り旅行の番組が流れたりするんですが、そこで紹介されたお店とかは絶望的に混みます。
なので、できれば行く前にお目当てのお店を決めておくが吉。
そのお店の開店時間を頭に入れた上で全体スケジュールを組むと、いちばんロスが無くて良いんじゃないかな。
ちなみにどの店も予約は受け付けていない様子。
以下のサイトを見ながら、じぶんでベストな時間を探りながら行くと良いでしょう。
京急の公式サイト:お店の混雑情報
その3: 帰りの三崎口駅までのバスは道路渋滞がひどいので、早めの時間に駅に向かうべし
次に行く時は絶対に回避しようといまから心に決めているのが道路渋滞。
三崎港から三崎口駅までの帰りのバスは、Googleマップのルート案内だけをみると所要時間25〜30分くらい。
ですが、ぼくのときは道路渋滞で一時間以上かかりました。
道路渋滞の主原因は以下の三点だと思います。
季節要素とかの問題じゃないので、毎週週末は地獄のように渋滞してるんじゃないかな……。
- 三崎港から見ると三崎口駅まではずーっと登り坂なのでもともと渋滞が発生しやすい
- 交差点のたびに信号がある。そしてタイミングが同期していない
- 大きな迂回ルートがないので、みんな同じ道路を使ってしまう
特に信号機が変わるタイミングが同期していないのが地味に痛いです。
目の前の信号が青になっても、もう一つ先の信号が赤のままなので車列が一歩も進まないうちにまた赤になってしまう……という事態も発生しまくり。
しかもバス自体もかなり混雑しているため、はじめに席に座れないと最後まで立ちっぱなしになる点も注意。
一日遊んだ帰りに一時間くらい動かないバスのなかで立ちっぱなしになるのはけっこうきつい。
しびれをきらして途中の停留所で降りて歩いて駅に向かう人たちもいましたが、結局その人たちのほうが早く駅に着いたんじゃないかな……。
特に夕方が思いっきり混むと思うので、この混雑をすこしでも避けるためには、早めのバスに乗るのが良いと思います。
その4: 施設利用券の利用時間を調べておくと良い
みさきまぐろきっぷでは「施設利用券」で油壺マリンパークやにじいろさかな号などの施設を楽しむことができます。
だけど、利用時間が意外と早く終わってしまう施設もあるので要注意。
我々はまったくのノープランでにじいろさかな号に乗ろうとしたら、夕方ですでに最終便が終わってしまっていました。
良い子はそういうのちゃんと調べてから行こうな!
その5: レンタサイクルは検討の価値アリ。
ちょっと余談ですが、今回はじめて三崎に行ってみて「レンタサイクルはなかなかいいかも」と思いました。
というのも、便利なバスにも
- 混雑がひどくて来たバスに人が乗り切れず、次のバスが来るまで待ちぼうけになる
- 帰りの三崎口駅までのバスが渋滞地獄
という見落とせないデメリットがあるからです。
そういうときにもスムーズに自分の意志で移動できるレンタサイクルはおすすめ。
みさきまぐろきっぷの「施設利用券」で3段ギア付きレンタサイクルを3時間レンタル可能。平日なら一日OK!
ちなみに「みうらレンタサイクル」なら、みさきまぐろきっぷの「施設利用券」で3段ギア付きレンタサイクルを3時間レンタルできます。
平日なら一日OKなのもうれしい。
さらに、別に「施設利用券(おもひで券)」をここで発動させなくても、一日1,300円の課金で3段ギア付き電動アシスト自転車を借りることができます。
みさきまぐろきっぷのひとつのウリは「三崎エリアで京急バス乗り放題」なところなので、レンタサイクルにお金を払うのはちょっともったいない気もします。
しかしそれでも以下のような条件にあてはまるなら、レンタサイクルはかなりアリだと思います。
- バスの時刻表に縛られずに、自分のペースで観光したい
- バス路線のないエリアに行ってみたい
- 春や初夏、秋など気候が気持ちいい季節なので自転車を使いたい
- 帰りの三崎口駅までの地獄のような道路渋滞を回避したい
はじめての三崎はバスでメジャーどころをねらってまわって、二度目のみさきまぐろきっぷ利用のときにレンタサイクル、というのはおもしろいんじゃないかな。
ここのレンタサイクルは城ヶ島、三崎口駅、三崎港のどこでも乗り捨てできます。乗り捨ては別途500円かかったりするので、レンタサイクルを検討する方はぜひリンク先をみてみてください〜。
「割り切って1,300円払って自由を手に入れる」というのはあながち悪くない作戦だと思います。
というか、ぼくが次に三崎に行くならレンタサイクルはぜったい使う。

まとめ:最高だったのでまた行きたい!
はじめて三崎エリアを観光してきましたが、かなり楽しむことができました。
むしろいまからでも「二度目の三崎」をやりたい気分。
みさきまぐろきっぷはめちゃくちゃオトクなので、ちょっと次の週末にどっか行きたいな〜というときにふらっと行くには最高です。
それでは良いみさきまぐろきっぷの旅を!
