Spotifyの上陸などで音楽ストリーミングサービス全盛の2017年。
そんな中、ぼくが使い始めたのは「Google Play Music」。
完全無料で手持ち音源データ50,000曲までのストリーミング再生ができるし、バックアップ代わりにもなる素晴らしいサービスなので、この記事で紹介しておきます。
メリットその1: 手持ちの音楽データを5万曲まで完全無料でクラウドにアップできる
一番すごいのはこのポイント。
Googleのアカウントがあれば、自分の手持ちの音楽データを無料で5万曲までGoogleのサーバにアップすることができます。
ここは他の音楽サービスでは有料だったりしますが、完全無料なのは太っ腹!
ぼくは手持ちの曲を全部アップしましたが、現時点で40,000曲ちょっとなのでまだまだ余裕があります。
普通の人は50,000曲あれば充分かと。
メリットその2: インターネットに繋がっていればどこからでも全音楽データにアクセスできる
そしてクラウドにアップした音楽は、自分の手持ちの端末から再生することができます。
紐付けできる端末は最大10台。
ぼくはMacBook ProとiPad、iPhoneの3台を紐付けていますが超便利です。
パソコンで聞く場合はブラウザから聞けるのでお手軽。
モバイル端末で聞く場合はアプリをインストールすればOK。
メリットその3: 端末ローカルにダウンロードすることもできるのでオフラインでも使える
Google Play Musicは、クラウドのサーバに保存した音楽をストリーミング再生するのが基本的な使い方。
ですが、あらかじめ端末ローカルに音楽をダウンロード保存しておくこともできます。
方法は簡単で、上の画面のとおりダウンロードのアイコンを押すだけ。
ふだんよく聴くものはあらかじめWi-Fi時にダウンロードしておけば、オフライン環境でも問題なく聴けます。
ぼくはiPhoneをつかっていますが、こっちのほうがiPhoneをiTunesを接続してミュージックアプリと同期するよりも手軽。
なので、最近はGoogle Play Mucsicで音楽を聴くことが多くなっています。
メリットその4: Wi-Fi時のみストリーミングを有効にするよう設定がある
さらにうれしいのは、設定で「Wi-Fi時のみストリーミングする」と制限をかけられる点。
これなら「モバイルデータ通信でいつのまにかストリーミングしていて今月の使用容量を使い切ってしまった」という事故も起こりません。
メリットその5: クラウドにアップしておけばデータが飛ぶこともない。
もうひとつの大きなメリットはデータの保存性。
以前、自宅での音楽の保存に関してミラーリングの記事を書きましたが、音楽に関してはもうGoogle Play Musicで充分という感じがします。
手持ちの外付けHDDが全部同時に壊れても、データはクラウドにあるので消えることはありません。
関連記事:写真や音楽などのコンテンツデータを2台の外付けHDDにミラーリングさせて完全無欠のバックアップ体制を確立したの巻。
アップロードしたデータのダウンロードもできる!
さらに、必要であればまたクラウドから音楽データをダウンロードできるので、鬼に金棒。
手持ちのHDDが全部片っ端からぶっ壊れたとしても、これでまたクラウドから手元にデータを復旧させることができます。
おお、もう……一生ついていきます!
対抗馬は「LINEミュージック」
同じ音楽ストリーミング系だとおすすめしたいのは「LINEミュージック」。
こちらは「LINEモバイル」を使っていれば、モバイルデータ通信で音楽ストリーミング再生しても通信量が一切カウントされない「カウントフリー」を採用。
Google Play Musicの弱点を完全にカバーしているのは見事です。
Google Play Musicもよいですが、LINE MUSICもなかなかオススメなので、以下の記事からぜひチェックしてみてください〜。
関連記事:LINEモバイルに乗り換えない理由がない件。ヘビーユーザが語る圧倒的メリット3選
補足: Macでキーボードの再生ボタン割り当てが変わってしまった場合の対処
Google play Musicはめっちゃ便利なんですが、Macにアプリをインストールすると本来iTunesに割り当てられているキーボードの「再生/停止」ボタンがGoogle Play Musicに書き換わってしまいます。
ぼくの場合は再生/停止ボタンはiTunesに紐付いていてほしかったので、以下の手順でなおししました。
Google Chromeの右上のメニューから「その他のツール」→「拡張機能」とすすみます。
出てきた画面の左上で「キーボードショートカット」から設定を変えればOK。
ちなみにGoogle Play Musicの再生/停止は、ブラウザでGoogle Play Musicを開いている状態ならスペースキーで操作できます。
ここはGoogle Play MusicとiTunesのどっちを普段づかいのメインアプリにするかによって判断が分かれるところだと思うので、このへんはお好みで設定してください。
まとめ:旅先で急に聞きたくなった音楽がすぐに聴ける時代。
先日手持ちの音源全曲Google Play Musicにアップしたら超絶快適になった。で、すっかりGoogle信者になったので今度はGoogleフォトに手持ちの全写真をアップするぞい。ウヒョー!
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年12月26日
Google Play MusicでWi-FiにつないだiPad Proで音楽流してるけど、音めっちゃいい気がするぞい。そしてiPadをスリープさせても音楽を流し続けられるので完全に死角なし。これで出先のホテルとかでもWi-Fiさえあればどこでも家の手持ちの音楽なんでも聴ける。ほんと最高。
— 煮え湯@yawn (@nieyu365) 2017年12月21日
手持ちのすべての曲に完全無料でアクセスできるのは、ちょっと前までは考えられなかったこと。
ぼくは旅先で急に聞きたくなった曲を、ホテルのWi-Fiでストリーミング再生することが多いですね。
旅先で「いつもの音楽」が当たり前に聴けるありがたみは果てしないです。
Google Play Musicは本当に便利なので、ぜひ試してみてください!
関連記事:あの日の思い出に指先で簡単アクセス。スマホでの写真管理にGoogleフォトを使い始めたの巻。