一行日記4/25 他者は自分を映す鏡

100点を欲しいところで取るために。上達度と努力量の「効率曲線」に目を向けよう

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脳内メモ
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この記事で言いたいことはこんな感じです。

  • 上達度と努力量の間の「効率曲線」を意識しよう
  • 平時は報われやすい努力に上手にリソースを振り分けよう
  • 100点を取ることは努力量の観点からはとても効率の悪いこと
  • 自己管理とは、欲しいところで100点を取りに走り出せる状態を維持すること
  • 自分にとって100点の価値があることを知っておこう

上達度と努力量の「効率曲線」に目を向けよう

上達度と努力量の間には「効率曲線」みたいなものがあります。

  • 「0点を60点に引き上げる」ような段階は、やればやるだけ成果が出やすい
  • 「95点を100点にする」ような段階は、目に見える改善はみえにくい

別の言い方をすると、同じ努力量を投下するにしても、

  • 60点までだったらある努力量で10点上がっていたところが、
  • 90点以上までくると同じ努力量でも1点しか上がらない

というイメージ。

「ちょっとした準備」のコスパは抜群に良い

例えば、なにか次の仕事を控えているときに「事前にたった5分準備しただけで、思ったよりも楽に本番を乗り切れた」という経験をしたことがある人は多いはず。

これは、たとえ短時間の準備でも「0点を60点に引き上げる効果」があるから。

万が一、その準備が本番で役に立たなかったとしても、無駄になるのは5分だけ。

つまり、はじめの部分って超効率よく努力が報われるボーナスステージそのもの。

そして、もしだめだったとしても失うものも最小限。

そう考えると、ゼロからの「ちょっとした準備」ほどコスパのいい時間の使い方はないわけです。

ここぞというところで100点を取れる余力を残しておく

僕は

  • 0点と60点の間には雲泥の差があるとしても、
  • 60点と100点にはそこまでの差は無い

と思っています。

それは、60点取れていれば後で十分に巻き返せるし、ちょっとの上乗せで80点を取るのも難しくないからです。

ここでもし、毎回100点を取りにいくと、結局はパフォーマンスが安定せず、クオリティにばらつきが出やすくなります。

そしてなにより、勘所を押さえた努力をしていれば、ここぞというところで100点を狙いにいく準備ができる。

ただサボるのとは違う。頭を使ってリソースを配分しておくこと。

そういうアプローチこそが「自己管理」と言えるんじゃないかな。

まとめ:ここぞというところでコスパ無視の全力でいくために。

「常に全力」というのはたしか美徳だけど、それってある意味では思考停止。

90点だったものを100点に近づけていく過程は消耗するし、言ってしまえばそれはとても非効率なこと。

自分にとって重要でないことすべてで100点を取りにいけるほど、人生は長くない。

上達度と努力量の効率を考えて、うまく力の入れどころを考えながら動くこと。

そして、どうしても100点を取りに行きたい場面がきたときに、全力で走り出せる状態にきっちりとコンディションを維持しておくこと。

そのためには、まず「何が自分にとって100点の価値があるのか」を自分のものさしで知っておくことからですね。

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