一行日記11/27 炊飯器でつくるポトフ楽でいい

うどんで大事なのは喉越しでなく出汁。道頓堀「今井」の出汁は至高。

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おいしいお店とカフェ
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旅のテーマ「くいだおれ」に従って、焼肉ホルモン空でがっつり焼肉を楽しんだ我々。
前回の記事はこちら:大阪で種類豊富なホルモンをリーズナブルに食べ比べるなら「ホルモン空」しかない。

もう食べられないよ……と言う感じですが、やっぱりどうしても行きたい店があったので余力を残しておきました。

店の名前は「今井」。以前「だし生活、はじめました。」で読んで以来、絶対に行きたいと思っていたお店です。

丁寧につくられた昆布出汁が五臓六腑に染み渡る。

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看板はシンプルにこちら。

にぎやかな道頓堀の通り沿いにあるお店ですが、ここだけ切り取ってみると日本庭園のただなかにあるかのような風格があります。

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暖簾はすっきりしていて品が良い。お店全体の色味と調和が取れています。

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店頭に貼られたメニューはこんな感じ。

接客のホスピタリティがものすごく高い

今井は、うどん屋なのにというとちょっと語弊がありますが、ものすごくホスピタリティにあふれています。ここは良い意味で想定外でした。

というのも、うどん屋って、なんとなく「パッと食べてパッと出る」お店が多いので、接客に力を入れているイメージはなかったんですよね。お客さんと触れられる時間なんて本当に短いはず。

だけど今井は、その一瞬にホスピタリティを注ぎ込んできている感じがしました。

とにかくスタッフの方がいい感じ。おそらく60前後のお年の方だと思うのですが、ぼくらのような若者にもものすごく物腰が柔らかくて、安心感がありました。

うどん屋の常識にとらわれない接客

もうひとつ驚いたのが、一階と二階のスタッフでインカムみたいなのでやりとしていていたこと。

インカムって言うと、接客中に他のスタッフから声が飛んできたりするのでバタバタしている雰囲気が伝わりがち。チェーンの居酒屋とかそんな感じですよね。

しかし、今井はそういうバタバタ感は全くなし。お店に入る時に暖簾と看板で感じたしっとりとした気持ちそのままで、二階の席につくことができました。計算され尽くした接客。

歴史ある老舗だけど、新しいやり方を模索しているところも好感が持てます。まさかあの看板と暖簾で、インカム採用してるとは思わないですよね。

そしてそれをお店の雰囲気を損なわない気持ちよさで遂行できるレベルの高さ。まだ肝心のうどんを食べてないのに、このお店のことがものすごく好きになってしまいました。

きつねうどんを注文。これまで食べたうどんの中で問答無用で一番。

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席についてメニューを見てみると、大好きな天ぷらうどんもありました。

が、ここはシンプルに出汁の旨味を感じたかったのできつねうどんを注文。これが正解。

これまで食べてきたどのうどんよりもおいしかった……。

何より、やっぱり特筆すべきは出汁。

すっきりしているのに、ものたりなくない。ものすごく濃いのに、しつこくない。

何ひとつ欠けていない。完全な調和。

まとめ:うどんは「のどごし」ではない。「出汁」である。

ぼくは関東で生まれ育ったので、だしは小さい頃からもっぱらかつおだし。

関西風の昆布ベースの出汁はそんなに食べる機会がなかったのですが、ここで食べたうどんはまさしくぼくの「うどん観」をひっくりかえしました。

今井のうどんを食べて思ったのは、うどんは「のどごし」ではないってこと。なによりも、やっぱり「出汁」ですね。

今井のうどんはほんとうにおいしいので、また絶対に食べに行きたいと思っています。

道頓堀にお立ち寄りの際はぜひ食べてもらいたい一杯。おすすめです!
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