前からオーディオブックとかでできるだけ「目だけに頼らない情報収集」を心がけてたんですが、ここ最近は
- 2018年になってVoicyが一気に伸びてきた
- ネットラジオを始めるひとがたくさん出てきた
というわけで、やわらかめのメディアが激増。
というわけで、このごろ特に聴いているVoicyについて感じたことを書いておきます。
スキマ時間で聴くには、オーディオブックは長すぎた
これまでAudible (オーディブル) を使っているときに感じていたオーディオブックの欠点、それは「どうしても一区切りの時間が長くなる」という点。
音声コンテンツはスキマ時間でこそフィットするコンテンツだと思っていますが、オーディオブックのボリュームはスキマ時間には収まりきらないんですよね。
また、
- オーディブルはどうしても全体で「一冊の本」なので、連続で聴きたくなる
- Voicyは10分くらいの「一話完結型」なので、細切れで聴ける
という点も大きな違いだと思えます。
Voicyは「10分くらいのスキマ時間」に強いメディア
Voicyはこの一話あたりのボリューム感がちょうど良い。
肩肘張らずにききはじめられるし、スキマ時間であっさり一話完結。
順を追って読んでいかないと要点がつかめないオーディオブックとはまた違って、一話の中でコンパクトに「問題提起から解決、学びまで」が詰まってる。
放送者のレベルも高く、どれを聴いてもおもしろいので、最近はVoicyばかり聴いています。
まとめ:コンテンツは質よりも「ユーザのライフスタイルに合致するか」の時代
このごろ思っているのは、コンテンツというのはいまや「質は良くて当然。そのうえでユーザのライフスタイルに合致するか」という時代なんだな、ということ。
僕がオーディオブックからVoicyに流れたように、どんなに良いコンテンツでも、ライフスタイルに食い込めなければ消費されない。
つまり「良いものを出すのは最低限で、さらにもうひとつ上のレイヤーでの戦いに勝たなければいけない」ということ。
コンテンツを消費するユーザ側としては嬉しいけど、提供側はほんとうに大変な時代になったなと思います。
また、上ではいろいろ書きましたが、オーディブルは質の高い素晴らしいメディアなので、気になるひとはチェックしてみてください。
関連記事:オーディオブックがもっと普及してほしい。もう耳で読めるなら耳で読みたい
次の記事はこちら:音声メディア「Voicy」の良いところ、改善してくれたら嬉しいこと