一行日記4/24 めちゃくちゃ文献読んでから先駆者と会話すると、ぷよぷよの連鎖みたいに多くの知識がバシバシ繋がる感じがしてよい

台東区千束の田中製簾所で巻き簾づくり体験をしてきました!マイ巻き簾、気に入ってます。

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おだやかな暮らし
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先日、ひょんなことから台東区千束にある田中製簾所(せいれんじょ)で巻き簾(まきす)づくりをしてきました。

体験はこちらのルートから申し込めます。

田中製簾所 江戸簾 伝統工芸品見学・体験工房|東京都産業労働局

台東区千束の田中製簾所で巻き簾づくり体験をしてきました!マイ巻き簾、気に入ってます。

今回お世話になったのはこちらの田中製簾所。

東京都伝統工芸品「江戸簾(すだれ)」 田中製簾所

すだれづくりの工程(ざっくり)

竹を使ったすだれは、ざっくりこのような作業工程で作られるそうです。

  • 下ごしらえ
    竹を一定の長さに切り汚れを取る
  • 竹割り
    なたで竹を割り、目を引いたあと、小刀で更に細く割る
  • 手取り
    乾燥させるためにひとまとまりにして束ねる
  • 編み
    一本一本の竹を紐で編んで巻き簾にしていく
  • 仕上げ
    編みあがったすだれの両端を大ばさみで切って長さを揃える

体験は2時間くらいのコースなので、下ごしらえ済みの材料を使います。
この日は上の工程でいうところの「編み」からスタートしました。

さっそく体験!巻き簾づくりは性格が出るね……!

まずは「手取り」まで完了した竹を受け取ってスタート。

とはいえさっそく「編み」に入るわけではありません。
まずはこれを元々の竹の並びに並べ替えます。

上の写真をよくよく見ると、竹の表面に白く筋が入っています。
この筋は竹を割る前に職人さんがつけたもの。これをを頼りにきちんと竹を並べ直します。

これ、やってみるととてつもない難易度!
上の写真は大方並べ終わった状態のものですが、ここに到達するまでに40分くらいはかかっています。

で、このあと「編み」をやって、ここは「仕上げ」をしているところ。

「編み」の写真がなくて申し訳ないけど、もう写真を撮るとか、そんな余裕はなかったよね……!
ここのリンク先にあるように、糸のついた「投げ玉」を使って竹を編んでいきました。

見学・体験レポート 田中製簾所 江戸簾 伝統工芸品見学・体験工房|東京都産業労働局

ここもとんでもない集中力が必要で、ふと気がつくと糸がヨレヨレになってしまいます。
几帳面な人ほど良い感じで編んでいけるんじゃないでしょうか。
おもしろいほど性格が出ると思います。

「編み」が終わったらもう一息。最後は大ばさみで端を揃えます。
チマチマ切ろうとすると逆に揃わないので、ここは気合一発!
大きなハサミですが竹も硬いので、膝でハサミを抑えつつ体重をかけて、全身運動で切っていきます。

無事完成!

というわけで出来上がったマイ巻き簾がこちら。

途中で編み糸がヨレヨレになったりしましたが、そのたびに職人さんのヘルプでまっすぐにしてもらいました。
できあがりも若干よれてますが、それも自分らしさ、それも味。かなり良い出来です!

まとめ

やっぱりなにごとも自分で作るとそのすごさがわかるし、一層愛着も湧くので良いですね。

何より自分の手を動かしてものをつくっていくことはエキサイティングです。

巻き簾づくりは、もちろん下ごしらえや必要な道具はあるけれど、完成品に使われている材料といえば竹と紐だけ。
それがこんなふうにちゃんと美しい「道具」になるというところが、素晴らしいです。

これでいつでも海苔巻きつくれる!
ちょっと興味が湧いたぞ、という方は、ぜひとも体験してみてください!

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