先日の吉祥寺散歩のなかで、東小金井にあるOnly Free Paperに行ってきたのでご紹介。
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東小金井のヒガコプレイスにあるOnly Free Paperに行ってきたよ。フリーペーパーがおもしろいのはきっと作り手の情熱が透けてみえるから。
Only Free Paperは、中央線の高架下にある「ヒガコプレイス」にあります。
公式サイト:ONLY FREE PAPER
もともとは渋谷パルコに店舗があったようですが、パルコの建て替えに伴い、いまは東小金井に移転しているとのこと。
東小金井自体、はじめて降りる駅。
吉祥寺は繁華街という感じだけど、ここはずいぶん郊外という感じで落ち着きます。
ヒガコプレイスははじめてきたんだけど、見た目は「ガラス!コンクリート!鉄!」みたいな感じ。
なんだかソリッドな感じでかっこよかったです。
この日は七五三シーズンということで、こんな看板も出ていました。
ひとたび店内に入るとたくさんのフリーペーパーが!
店内に足を踏み入れてみると、見渡す限りの一面がフリーペーパーで埋め尽くされています。
ジャンルも様々で、街、食、旅、農、音、などなど、ほんとたくさんのジャンルがありました。
さっそくいくつか手にとって開いてみると、これがもののみごとに全て違う!
当然なんだけど、つくり手によってレイアウトや紙の質、写真の撮り方、文章の置き方が無限のバリエーションです。
手にとってみているだけでどんどん時間が経ってしまう。
実はぼく、高校生の時にNora Jonesの輸入盤のCDを買ったんだけど、その歌詞カードの匂いが外国のインクですごくいい匂いで。
それ以来、紙の匂いが好きなので、フリーペーパーを開くたびにいろんな匂いに出会えるここは、かなりのハッピー空間でした。
フリーペーパーは作り手の情熱が伝わってくるからおもしろい
改めてみてみると、これまでなんとなく「フリーペーパーって個人の作り手が大半なのかな?」と思っていましたが、企業や自治体制作のものもけっこうあるんですね。
なかには、背表紙がしっかりある厚みのものや、高品質な紙にきれいな写真がバンバン載っているものもあって、「これお金取れるんじゃ?」と思うものも。
実に奥が深い……!
一面のフリーペーパーを前にしていると「これだけたくさんのつくり手がいるんだなぁ」という気持ちがジワジワと湧いてきて、無条件に心があたたかくなって「嬉しいな〜」って思いました。
本屋さんに並んでいる本だって、著者がいて編集者がいて出版社がいて印刷業者がいて、裏に人がいるのは同じなんだけど、やっぱりフリーペーパーっていうのは、これならではのおもしろさや温かみがある。
紙面においてある一文字一文字は、どんなに小さくてもすべて名もない「ふつうのひと」が書いたもので。
「裏に作り手がいる」という点では、本屋さんの本と違いはないはずなんだけど、やっぱりどこか大切に読みたくなります。
小規模ながらも自分でモノを作って世の中に出す過程には、きっとその原動力となる情熱があるはず。
フリーペーパーからはその作り手の情熱がひときわ伝わってきやすいのかもしれません。
まとめ
実は新しいカメラを買ってからやりたいことがむくむくと湧いてきていて、このごろはフリーペーパー的なものにもちょっと興味が湧いてきていております。
それで、まだなんにも形にはなっていないけれど、何かのヒントがあるかもしれないと思い、Only Free Paperに来てみたのでした。
頭のなかでは、なんとなくのイメージが湧きつつある今日このごろ。
新しいことを考えるのはいつだってたのしいし、できることならなんでも挑戦してみたい。
あと、やっぱり「良い道具はイマジネーションを広げる」というところは確実にあると思います。
ふだん触れる道具が大事ということを実感しているところです。
なにはともあれ、ブログ更新を追いつかないことには新しいことははじめられないので、まずは毎日コツコツとブログ書きたいと思います。
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