ずいぶん時間が経ってしまったけど、長野旅行の記事の続き。
一日目は野尻湖周辺をサイクリングして死にかけた、というお話でした。
前回の記事はこちら:飯山駅からレンタサイクルを借りて野尻湖までサイクリングしてきたよ。斜度10%超えの激坂は地獄。これが人間卒業試験か……。
この記事では2日目の模様をお届けします。
長野旅行2日目は飯山の温泉旅館からスタート。目の前の山からモクモクと雲が湧き出していてびっくり。
今回の長野旅行は1泊2日。
今回は飯山のちょっと奥の方にある温泉旅館に泊まりました。このへんは温泉があってよいですな。
旅館の目の前は田んぼが広がっていて、その向こうには山々が見えました。
山の斜面から黙々と霧が立ちのぼっていて雲みたいになっている光景は長野ならではという感じがします。
朝はそこまで冷え込みはなかったです。しかし朝露がこんなに。やっぱり夜中は冷えるのかな。
旅館は山側の斜面にあるので、こういった坂を降りて町に向かいます。
こうしてみると、町が見えるのは遥か下の方。
ふだん関東の平らな部分で暮らしているので、もうこの光景だけでちょっとした衝撃を受けました。
天気は薄曇り。雲が目の高さにあるのもすごいよなー。
いや、むしろ山から沸き立つあれは霧といったほうがよいのだろうか。
さっそく近くにある道の駅「花の駅千曲川」でおやきを購入。野菜が安すぎてびびった。
宿から車を15分くらい走らせたところにある道の駅が「花の駅千曲川」。
規模としてはそこまで大きくはないけれど、この日は農産物の直売所が開いていてひとで賑わっていました。
直売所の入口付近で山のようになっているのは、野沢菜。
そういえば漬物になっている状態の野沢菜は食べたことがあるけれど、こういう調理前の状態は初めてみました。
葉部分が長いし、炒めものにしてもおいしそうだよね。
道の駅にはカフェが併設されていました。
メニューはシンプルだけどけっこう小洒落ています。若い人向けなのかな?
北海道旅行をきっかけに道の駅をよくチェックするようになりましたが、朝メニューを用意しているところは珍しいような気もします。
我々は旅館の朝ごはんを食べていたのでカフェはパスして、売店にておやきを購入。
昨日はかぼちゃのおやきにしたけど、今日は初心に帰って野沢菜をチョイス。やっぱり野沢菜がナンバーワン!うまい!
昨日自転車で駆け抜けた飯山〜野尻湖のルートを車でたどって検証します。
道の駅を出たあとは何をするのかまったく決まっておりませんでしたが、昨日の夕方に死ぬ思いで駆け降りてきた野尻湖〜飯山の道を車で登ってみることに。
距離12キロ、平均斜度5.6%くらいの坂が延々と続く区間だけど、車なら無問題。
これで激坂っぷりを検証します。
あのへんの山の山頂付近には雲がとどまって、なんだか神々の住まう感じになっていますね。
とかなんとか言いながら車内でカラオケ大会をやっているうちにあっさりと坂を登り切り、斑尾高原スキー場に到着。
昨日は山登りあんなに大変だったのにあっさりと登り切るとは車すごい。文明すごい。
昨日の夕方はここについた時点で夕闇に包まれて絶望したんだったなー。
斑尾高原スキー場から野尻湖まではアップダウンを繰り返しながらウニョウニョと曲がる峠的なゾーン。
昨日はこの坂を自転車で登ってきたんだなー。改めて見てもすごい坂。
昨日自転車に乗って走ったルートを車で走ってみたけど、車なら峠的なゾーンも問題なし。
飯山駅から30分くらいで野尻湖湖畔まで到着しました。
今日も曇りがちな天気だったので、結局晴れ渡った空の下の野尻湖はみることはできず。
野尻湖から戸隠方面に向かいます。10月上旬は紅葉はまだまだだけど、それでも人出がすごかった!
野尻湖にたどり着いた我々はここで昨日の自転車のルートをトレースすることをやめ、そのまま戸隠方面に向かうことにします。
そろそろ紅葉しているかも?と淡い期待を抱いておりましたが、実際はちょっと早かったかな。
それでも戸隠に近づくにつれて、反対車線に車がびっしり。
朝早い時間に戸隠に行ってこれから帰る人達の車なのかな?
我々の車線もこのあとメチャ混み状態になりまして、駐車場に車を入れられないレベルで混んでいたので戸隠観光は断念。
そのままスルッと長野市街まで走り抜けることにします。
車窓から鳥居をチェック。
秋もいいだろうけど、夏の時期に来たらこういうところって涼しいのかなぁ。
そんなこんなで見えてきたのは、戸隠そば博物館とんくるりん。
あわよくばそば打ち体験を、と目論んでいましたが、こちらも一日中予約で一杯でした。
紅葉の時期にふらっと立ち寄って体験しようとするのは無謀だった模様。団体なら予約が取れるそうです。
「七曲り」を駆け抜けて長野市街に向かいます。
戸隠から戸隠バードラインを通って長野市街に向かう際に現れるのが、この「七曲り」という道路。
名前のとおり、急勾配&急カーブの連続でかなりの難易度でした。しかも道幅微妙に狭い。
ちなみにイニシャルDに出てくる七曲りという峠とは別物です。(あっちは箱根のあたり)
七曲りを抜けてしばらく車を進ませると眼下に見えてくるのは長野市街。都会!
車を停めてさっそく市内散策。
この日はおまつりみたいなのがやっていて、お坊さんみたいな人たちが道路を練り歩いていました。
このタイミングでお腹が空いてきたので、「ぼっち」というお蕎麦屋さんで昼食。
これはすでに記事にしています。
信州戸隠 そば味処 ぼっち ― 長野駅近くで味わえる歯ざわりザックザクのそば!セットの天丼もハイレベル!
長野駅は改装されて綺麗になっていました。
長野駅は木をつかった和モダンな感じに改装されてとてもよい感じでした。
柱についているでっかい提灯は、夜になったら明かりが灯るのかな?
駅に併設されているMIDORIは超充実。特に長野の物産コーナーが激アツでした。
超おいしいベーコンとかチーズとか売りまくりなので、こちらもついつい買いまくり。
この日はノープランだったので、このあとは長野駅周辺をブラブラと散策。
ちょっと休憩したかったので、なないろキッチンに潜入!
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ジェラートもあるとのことで見逃せない。
フレーバーはいろいろあったけど、この日はモカを注文!
いま思えばなぜ看板にある信州っぽいカシスやあんずを頼まなかったのか……!無意識にコーヒーが飲みたかったのかもしれない。
ピザもおいしそうだったので食べたかったなー。ここはぜひまたリベンジしたい。
このあとは映画を観たりラーメンを食べたりしてあっという間に夜に。
長野駅近くのらぁめんみそ家、おいしかった!
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そんなわけで新幹線にて帰宅。
車両が新しくなったのか、ずいぶん足元のスペースが広くなった気がします。コンセントも全席についているので快適。
まとめ
1泊2日でも十分に楽しめた今回の長野旅行。
長野は遠いようで、東京から新幹線ですぐに行けるのがいいところですね。
今年は軽井沢に行きたいなーと思いながらも行けなかったので、もうちょっと暖かくなったら計画したいな。
これまで軽井沢、長野市内、松本、安曇野は行ったことがあったけど、今回の旅で飯山とか野尻湖方面を開拓できました。
長野県は食べ物がおいしいし夏は涼しいしで大好きなので、もっともっといろんな所に行ってみたいと思っています。
次の旅がいまからたのしみ!
長野旅行の記事一覧はこちら:2015年10月長野旅行 まとめ