梅ヶ丘でコッペパンを食したあとは、下北沢へ移動。
前回の記事はこちら:コッペこぱん 梅ヶ丘店 ― 移転直前にスライディング入店!チーズトーストおすすめです。
立ち寄った本屋B&Bで「Hemisphere」というとても良い本に出会いました。
この日の全体の流れを書いた記事はこちら:SONY α7Ⅱで梅まつりの梅ヶ丘と下北沢を散歩してきました!
下北沢B&Bで買ったリトルプレス「Hemisphere」がすごく良かった
やっぱり下北沢に来たら立ち寄りたいのがB&B。
棚から棚へ、片っ端から本をチェックしていると時間を忘れる。
この日に購入したのがこちらの「Hemisphere」という雑誌。
表紙が良くって、思わずジャケ買い。
あと、手に取った時に表紙の上の方に小さい字で書いてある「誰に向けてのものか」の文章が目に飛び込んできて、それがとてもよかったから。
発行しているのは徳島のaalto coffee and roaster。
VOL.3と4があったので、ふたつとも買いました。
この雑誌のおもしろいところは、CDがついてくるところ。
配信じゃなくってCDというのがいいね。
Hemisphereが手に入るのは、こちらのお店たち。
in-kyo(駒形)
トラベラーズファクトリー(中目黒)
ニコラ(三軒茶屋)
moi(吉祥寺)
SHIBUYAPUBLISHING&BOOKSELLERS(神山町)
青山ブックセンター本店(青山)
本屋B&B(下北沢)
title(荻窪)
オン・サンデーズ(神宮前)
Stock book & coffee(仙台)
Trunk Books(宇都宮)
まるさんかくコーヒー(埼玉)
ツバメコーヒー(新潟・燕三条)
かもがわカフェ(京都)
誠光社(京都)
恵文社一乗寺店(京都)
blackbird books(大阪)
夜長茶廊(鳥取・倉吉)
artos Book Store(島根・松江)
キママブックス(宮崎)
aalto coffee Webより引用
近くに販売店がないよって方は、Vol.4なら大塚いちおさんのウェブストアからも購入できます。
外部リンク:リトルプレス『Hemishere vol.4』 | ichio otsuka store
まとめ
この本には、ちょうど「年齢だけおとなになったころ」によく感じていたような「せつなさ」みたいなものが詰まってる。
そういう気持ちがそのままそこに、生きたまま閉じ込められている。
この本を開くと、「そういう気持ちもあったね」って誰かと語りあっているような気分になる。
と同時に、実はいまもまだ、こういう気持ちは心の片隅に熱を持って残ってるってことも教えてくれる。
もしぼくが大学生の時に読んでいたら、同じような気持ちをわかってくれる大人がいるんだって救われただろうな。
文章もいいけれど、音楽もいい。
誰かが、ドアを開けたとなりの部屋でピアノを弾いてくれているような、背中合わせに座ったソファでギターを弾いてくれているような。
ふだん耳に飛び込んでくるのはガチガチにマスタリングされたハイファイな音楽ばかりだけど、こうした「生っぽい」音はすごく気持ちがいい。
今回はVol. 3と4が手に入ったけど、1と2もほしくなってしまいました。