このごろひょんなことから英語を勉強しているんですが、自分で特に弱いなと思うのがリスニング。
しばらくはここを強化しようということでいろんなやり方を試行錯誤していたんですが、なかなか良い方法に行き着いたので記事にしときます。
長年にわたる学校教育のなかで、我々はリスニングを軽視しすぎていた
思い返せば、どういうわけか、学校教育ではリスニングってかなり軽視されてきた気がします。
いつもやってきたことはリーディングとライティングばっかり。
このごろはネイティブ外国人と話しながら仕事をすることが多いんですが、リスニングがだめだとマジで仕事がはかどらない。
いまはだいぶスキルが向上しましたが、初期の頃は”First of all”を”Festival”かと勘違いしてて10秒くらい「ん?」みたいな感じだったからね……!
「え、今日まつりあるの?あ、それとも夏フェス?……え、何の話?」みたいな感じ。無知は罪。
語彙とかは机に座って受験勉強しとけば伸ばせるけれど、けっきょくリアルの対面コミュニケーションでは正しい発音とアクセントをわかってないと使えない。
特に、日本人ってどうも単語で区切って話しちゃいがちですが、外国人はそうじゃない。
日本人独自のリズムで英文を頭に叩き込んでいると、いざというときに外国人が何いっているかぜんぜんわからんし、こちらが話す英語も笑っちゃうくらい通じない。
あくまで「相手と同じような発音で、同じようなリズムで」話さないとだめ。
そういう「基準」みたいなものを自分の中に作るためにも、大量のリスニングは大事かなーと思っています。
語学プレーヤー(NHK出版)がリスニング学習に超絶はかどる件。
てなわけで、リスニングをガッツリやっているんですが、この「語学プレーヤー」アプリは最高です。
このアプリはひととおりの再生プレイヤーの機能を備えていますが、特筆すべきポイントは以下の二点。
- 再生速度が細かく変えられる
(0.5倍, 0.7倍, 0.8倍, 1.0倍, 1.2倍, 1.5倍, 2.0倍, 2.5倍, 3.0倍) - あるポイントAからあるポイントBまでを指定してリピートできる
このふたつはすごく役に立つ機能で、これがあることで以下のような勉強法をとれるのがメリット。
- 通常速度でもの足らなくなったら速度を上げてチャレンジできる
(ちなみに個人的な経験では、リアル外国人の話す英語はDuoのCDの1.5倍くらいは速い) - 速度を上げて聴けるようになると一周聴き終わるまでの時間が短くなるので、もう一周できる余裕が生まれる。
その結果、大量の反復学習につなげやすくなり、より身につく - それぞれの発音記号ごとに完璧に聴き分けられるようになるまで集中的に聴き込める
- ABリピートとスロー再生を組み合わせれば、発音記号を意識したスピーキングの繰り返し練習にも最適
Duo 3.0と組み合わせると無双できます
ちなみに教材はDuo 3.0を使っています。
例文の質が高く「あの場面ではこういうふうに言いたかった」って思うような言い回しがたくさん出てくるので、丸暗記しちゃえばそのまま血肉になるところが最高。
英会話教室に通うのもありだけど、あれって結局はお客様扱いされてあんまり身につかないような気がします。楽しく気持ちよく話せるのはいいけれど、それで終わりというか……。
あとは通学するにはそれなりの費用がかかるし、教室に通う行き帰りの時間も考えると時間もお金もだいぶ取られちゃうしね。
その点、Duoは寝る前のひとときやバスとか電車にのっているスキマ時間にひとセクション攻略できるので、時間効率が良いです。
iPhoneのプレイリストに入れて毎日ひとセクションを頭おかしくなるまで聴き込んでいるとかなり身につきます。
とりあえず、ぼくの観測範囲ではこれ以上効率のよい学習方法はないですね……。
ちなみにDuoは例文が収録された「本」とその例文の読み上げが収録されている「CD」の両方が出ているけれど、このふたつは車の両輪です。
両方買うと驚異的にはかどるので迷わず買うが吉。
まとめ
ひょんなことから毎日英語の勉強をしていくことにした。金曜から取り組んで、昨日はサボって、今日またやった。気長にやる!
— 煮え湯@追いかけ更新中 (@nieyu365) 2017年6月25日
とりあえずネイティブ並みの完璧を目指すといくら時間があっても足りないので、まずは手っ取り早く簡単なビジネス会話に困ることのないレベルまで持っていきたいと思っておりまする。
あと、どうせリスニングの練習するなら同時にスピーキングスキルにも努力値を振りたいなーと思っています。
そういうわけでディクテーションも並行してやってます。
短期間でガッツリ英語を身につけるなら本気の英会話教室もおすすめ。
ぜひチェックしてみてください。