ちょっとまえにiPad 9.7インチ用のSmart Keyboardを購入しました。
しばらく使ってみてかなり気に入っているので、今日はそのへんのことを記事にしておこうと思います。
外箱とかは他のブログを見てね
外箱はシンプルでうっすうすです。
さっそく全体を伸ばすとこんな感じ。
ディスプレイにあたる部分はヌバックっぽい素材。
これなら画面が傷つく心配はないですね〜。
このへんの開封の儀的なやつは他のブログで死ぬほど紹介されているのでそっちをみてね。
Smart Keyboardの良さはSmart Connectorに尽きる
基本的に、接続方式として採用されているSmart Connectorが最高すぎるという結論です。
良いところをかいつまむとこんな感じ。
- Bluetoothみたいにペアリングするとかしないとかいう次元の話でなく、物理的に接続したらもう使える状態になるので話が早い
- 取り付けのときは自分で位置合わせしなくても、キーボードとiPadをなんとなく近づけるだけでマグネットで適切な位置にピタッと吸い込まれるように接続されるのでラク
- 取り外すときも面倒くさい取り外し処理とかなし。前処理なしに物理的にもぎ取ったらOK
- 電源はiPad本体から供給されるので充電のこと考えなくて良いのでラク
打鍵感は思っていたよりもかなり良い
打鍵感は意外にも良いです。
事前にヨドバシの店頭で触った試用のやつはかなりへこたれていたのでじっさいの打鍵感を確かめるまではすこし不安でしたが、ここは問題なしでした。
表面はちょっとつるつるしたキルティングの布っぽい素材感。
ちょっとおもちゃみたいな押し込み感もむしろ打ちやすく、ポチポチ押すのが楽しくなってきます。
めっちゃ早くタイピングしても遅延とか取りこぼしもなし。
カバー同然に持ち歩けるので機動性最強
このSmart Keyboardのいいところは「まるでカバーみたいな感じで持ち歩けるキーボード」というところ。
すでに使っているESRのカバーよりも保護する面積は小さいけれど、カバーの機能を求めているわけではないので、そこはぜんぜんOK。
関連記事:iPad ProのケースはESRがオススメ!安くて高品質なので特にこだわりがなければこれ一択。
「とりあえず持っていこう」はMacBook Proにはできない強み
キーボード自体の厚みがほとんど無いので、持ち歩くときのストレスは限りなくゼロ。
旅先でも気楽に持っていけるし、電車の中とかでも開いてすぐに使えるのがポイント高い。
打鍵音が静かなので、ちょっと静かなカフェとかでもすんなり使えます。
外出前に持ち物を選んでいる時、MacBook Proだと「今日は本当につかうかな?」って逡巡することがあるけれど、iPad + Smart Keyboardは「ま、とりあえず重くないし持っていくか」という使い方ができます。
これはMacBook Proにはできない「iPad Pro + Smart Keyboard」ならではの強み。
ソフトウェアキーボードよりも画面が広く使えて良い
ぼくはフリック入力で長文書けないタイプなので、やっぱりハードウェアキーボードがあるとうれしい。iPadのソフトウェアキーボードもめちゃ優秀だけど、画面の下半分がキーボードになっちゃうのはもったいないと思っていた。Smart Keyboardはそのあたり全てクリアしてて素晴らしい。
— 煮え湯@追いかけ更新中 (@nieyu365) 2017年7月5日
iPad Proのソフトウェアキーボードって以前も記事にしましたが、かなり良い感じで個人的にはすきです。
関連記事:iPadのソフトウェアキーボードが「完全静音キーボード」として超優秀な件。自動修正設定をオンにすれば打ち間違いも激減するよ!
ソフトウェアキーボードの唯一の欠点はキーボードの分だけ画面が狭くなってしまうことだったのだけど、Smart Keyboardでは画面が広く使えるのは正義。
メールとかウェブ閲覧とかテキスト書きならiPadで問題なくできるようになった
事前の画像加工とアップロード、それとリンク貼りや最終的な投稿はパソコンからやった方がラクだけど、もはやそれ以外はiPadで完結する(やろうと思えばiPadからもできる)。次のiOSでどのくらいワークフローが良くなるかも楽しみ。
— 煮え湯@追いかけ更新中 (@nieyu365) 2017年7月5日
iPadでもうほとんどだいたいのことはできるようになってきた感じがします。
パソコンのほうか得意な作業のあるけれど、「出先でつかうための端末」と考えると最強なのではないかと思います。
まとめ
静音、軽い、打ちやすいの三拍子が揃ってるのが最高。これならほんとパソコンいらない。電車の中でもカフェでも、座れて10分くらい時間があれば、短いブログ記事なら書ける。実際に、いま出先でふた記事書けた。
— 煮え湯@追いかけ更新中 (@nieyu365) 2017年7月5日
Smart Keyboard、実際買うのめちゃくちゃ迷ってて、結局楽天カードで勝手に溜まったポイントが余りまくってたので半分勢いで買ったモノ。
でも買ってみてかなり良かったです。
iPadだとiA Writerのタイプライターモードと組み合わせるとほんと書きやすい。
関連記事:iOS端末用の最高のMarkdownエディタはiA Writerで間違いない。
ぼくの生活の中の位置づけとしては、「これでガッツリ作業するぞ!」と言うよりは、出先でのスキマ時間に何かやるときの効率をマックスまで持ち上げる道具、という感じ。
もうブログもぜんぜんこれで書ける感じになってきましたね……。
ぼくはキーボードってけっこう気分転換のアイテムになると思っていて、ちょっとMacBook Proでの作業に飽きたときとかにiPadで作業してみるというのはありかなと思う。
テキスト書き用の持ち出し端末ということではポメラもいいけれど、すでにiPadを持っているならSmart Keyboardもかなりおすすめの選択肢。
特に10.5インチのiPad Proをお持ちなら日本語キーボードも選べるので、ぜひ試してもらえれば〜と思います。