去年の秋ごろからいろんなエディタを試した末にたどり着いた至高のエディタアプリ、iA Writer。
関連記事:iOS端末用の最高のMarkdownエディタはiA Writerで間違いない。
相変わらずベタ惚れ状態継続中。
使えば使うほどに「Markdownでテキストを書くにはこれが最高のアプリだな〜」という思いを強くしています。
このアプリ、全体的に文句なしに使いやすいんですが、なかでも特徴的なのがiOSアプリでマークダウン記法用のキーボードをカスタムできる点。
今回の記事ではぼくのカスタマイズ例をご紹介します。
ぜひご参考に!
iA WriterのMarkdownキーボードのカスタム設定例
iA Writerは、こんな感じでiOSキーボードの上に一段分のマークダウン用キーボードがあります。
そのうち、カスタマイズ可能なボタンは7つ。
ぼくは一番左のボタンには見出しを割り当てています。
一番良く使うH2を先頭に登録しました。
これでH2見出しを打ちたいときはワンタップで完了。超便利!
H2以外の他の見出しを打ちたい場合は、このボタンを長押しすると選択できるようになるのでそこから選べばOK。
ふたつめのボタンには文字装飾関係のキーを割り当てました。
先頭に登録したのは太字用のボールド。
イタリックとか見え消し線とかもここから呼び出せるようになっています。
さらには表の挿入までできちゃう!
これ、もはやパソコンのキーボードで打つよりiOSアプリでやったほうがラクでしょ……!
3つめのボタンには箇条書き関係のキーを登録。
見出しの「#」とか箇条書きの「-」とか、パソコンのキーボードで打つのは一瞬なんだけど、従来のiOSキーボードからだとキーボードを切り替える必要がありました。
iA Writrerはそのキーボード切り替えなしに「#」「-」などのキーが打てるので文字入力の手間が格段に減ります。
4つめと5つめのボタンにはiA Writerの中でも一番の変態機能「行単位の移動」を割り当て。
「行単位の移動」を考えたひとはほんと天才。
はじめてこのボタンを押した瞬間、画面上でなにが起こっているのかを理解するのに数秒かかったもんね……。
6つめのボタンにはSelectキーを割り当て。
地味によく使うカッコとかもここに詰め込みました。
右端のボタンにはUndoを登録。
そのほかの表示切り替え機能などもここ。
まとめ
ひと通り紹介しましたが、すべてのカスタマイズキーをフルに使い尽くすことは、なかなかないかもしれません。
実際のところ、ぼくも普段は各ボタンの先頭に登録した記法くらいしかつかっていないかな……。
それにしても、ここまで高機能に作り込んでおきながら、ユーザが使いやすいようカスタマイズできる余地がしっかり残されているというのは絶妙。
ぼくはもうすっかり、iA WriterなしにはiPhoneでテキストが書けない体になってしまいました……。
iOS純正キーボードもこういうふうになればいいのに。
iA Writerはちょっとしたスキマ時間にすぐ立ち上げられて、超高速で文字入力できるところが最高。
マークダウン記法がワンタップで呼び出せるからわざわざ「思考を止める必要がない」ので、どんどん文字が書ける。
そもそもフリック入力って濁点とか打たなくてもちゃんと正しい漢字に変換してくれるし、さらにiOSの「自動修正」機能をオンにしておけば多少間違ってフリックしてもちゃんと訂正してくれるので、iA Writerでゴリゴリとテキストを書いていく上では鬼に金棒です。
今回紹介したカスタマイズはかなりベーシックなものだと思いますが、もし「ひとまずiA Writerを導入したけど、なんだかキーボードがいまいち使いにくい」というような場合は、この記事を参考にキー配置を見直してみるとかなり改善するのではないでしょうか。
おためしあれ〜。