今年タイに行った時に食堂で食べたナンプラーに惚れ込みすっかりハマっています。
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それ以来、自宅で頻繁にナンプラーを使っておりましたが、このたびタイで購入したナンプラーを消費し尽くしたので、新しいナンプラーに挑戦してみる運びとなりました。
購入したのは唐辛子入りのナンプラー。
このタイプのナンプラーは、ナンプリック・ナンプラーというらしいです。呪文みたいで語呂良すぎ。
タイで買ってきたナンプラーを使い終わったので唐辛子入りのナンプリック・ナンプラーを購入しました。
こちらがタイで購入してきた初代ナンプラー。ティパロスというメーカーのものです。
当時は初めてのナンプラーということで使い切れるか正直自信が持てなかったので、かなり小さいサイズにしました。
今回購入したのはユウキ食品のナンプリック・ナンプラー。
これまでは唐辛子は入っていないタイプだったんだけど、タイの食堂で初めて食べたナンプラーが唐辛子入りでおいしかったので、今回は唐辛子入りにしてみました。
唐辛子を刻んでナンプラーに漬け込むだけなので自作しようかとも思いましたが、まずは市販品を購入。
いきなり自作する前に、情報収集する作戦です。
開封してみると、ティパロスのナンプラーとはずいぶん方向性が違うことがわかりました。
- 匂いについて
レモンのさわやかな匂いと酢のさっぱりとした匂いのミックス。
ティパロスのナンプラーは酢系の匂いはまったくなくてサカナ感がものすごく強かったので、ここはぜんぜん違う。 - 味について
酸味が前面にあり、その裏に強い塩気がある。唐辛子が入っているので辛いかと思いきや、意外と辛くない。
その代わりレモンのような酸味がかなり強い。サカナ感はあんまり感じない。
ティパロスのほうが魚の旨味が強く出ているような気がする(そのぶん魚臭さもある)。 - 漬け込まれている唐辛子について
刻んで入っている唐辛子をすくって食べてみると、それなりには辛い。
でも辛さを期待しているひとを満足させるほどの辛さはない。
このユウキ食品のナンプラーは、酸味がもたらす爽やかさ、フレッシュさが印象的。
ティパロスのものは同様にフレッシュなんだけど、そのフレッシュさは魚市場が目の前にあるような「生魚っぽさ」。
なので、両者のフレッシュさは全然違うベクトルです。
個人的には「生魚っぽさ」があるナンプラーのほうが好きかも。
タイの食堂で食べたナンプラーは、今回購入したユウキ食品のナンプラーよりもかなりマイルドでした。
生魚っぽい匂いはほとんどしなかったけど、料理にかけるとピリピリッととんがった辛さがあって、味がバシッときまる力がありました。
時間が経過したらこのナンプラーももっとマイルドになるかな?
というか、ナンプラー奥深すぎだわ。
このナンプラーを使いきったらナンプリック・ナンプラーを自作するフェーズに入りたいと思います
これでナンプラーを2つ(タイで食べたものを含めれば3つ)食べ比べることができたので、ナンプラーに対する自分のツボがなんとなくわかってきたような気がします。
いまのところは、ピリッと辛くて、酸味は控えめで、サカナ感がギンギンに出てるものが好きっぽい。
もし自作するならば、唐辛子は青唐辛子にして、そして量をもっとどっさりと入れてみたいかな。
食べるラー油みたいに具もおいしく食べられたらいいと思うの。
酸味は抑えめにして、もっとサカナ感を押し出したい。
これからまたナンプラー日和が始まりますが、更に修行を積んでいきたいと思います。