一行日記10/6 週末だけで25時間くらい寝た。

のぼりべつクマ牧場 – どでかい熊だらけでスリル満点!ヒトの檻では、間近に見る熊の大きさと爪に戦慄しました![2015年8月北海道車中泊の旅-07]

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たのしい旅行記
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北海道2日目。
函館から札幌を目指す道すがら、洞爺湖湖畔のサイロ展望台で休憩した我々。

前回の記事はこちら:サイロ展望台 ― 洞爺湖を一望できるのどかな展望台!マンゴーラッシーがこれまで飲んできたラッシー観を塗り替えるレベルで超うまい![2015年8月北海道車中泊の旅-06]

まだまだ時間はあるし、このまま札幌に着くにはストレートすぎる!ということで、
登別で降りてクマ牧場に足を踏み入れることとしました。
のぼりべつクマ牧場 – 公式ホームページ

そこで我々が目にしたものとは……!?

のぼりべつクマ牧場 – どでかい熊だらけでスリル満点!ヒトの檻では、間近に見る熊の大きさと爪に戦慄しました![2015年8月北海道車中泊の旅-07]

虻田洞爺湖から再度、高速道路に乗って、札幌方面に進みます。まだ時刻はお昼すぎ。

登別でいったん高速道路をおります。高速道路の出口にはそびえる鬼の像がありました。
最初は何事かと思いましたが、登別はとにかく鬼を推しているようです。
登別観光協会 » 地獄の谷の鬼花火

よくよく見ると「登別温泉はこの交差点を左折だからね〜」と指さしているようにも見えますね。キュート。
我々の目指すクマ牧場も左折なので鬼に従います。

下道をひた走ること数分、こんな看板を発見。いよいよ近づいてきたかな?
このまましばらく道なりに走って、山の中に入っていきます。

と、このあたりで天候が急変。一気に雨モード!
しかしお天気アプリでは周囲に雲らしい雲はありません。山あいだからか、モクモクと霧が出て雨が降っているようです。

登別の温泉街にたどり着いたら、クマ牧場ももうすぐです。

クマ牧場に到着!熊エリアはロープウェイで登った山の上にあります。

こちらが、クマ牧場の山麓駅。
クマ牧場本体は外界から切り離された山上にあり、ここからロープウェイで行くことになります。

山麓駅でクマ牧場のチケットを購入!往復のロープウェイ代を含んだお値段になります。

クマの体調によりショーがおやすみになることがあるそうです。
この日は残念ながらおやすみ。停止熊表演と中止熊表演とで意味的な違いはあるのかな?
この日は雨だったので、わんわんショーも中止になったっぽいです。アヒルのレースだけは安定の随時開催。

チケットをゲット!いざロープウェイ乗り場へ!
山頂にはクマ牧場のほかに、アイヌ文化を学べるエリアやヒグマ博物館、クッタラ湖の展望台があります。

ロープウェイは函館山のいっぺんに数十人乗れるでかいのとは違って、6人乗りくらいのやつでした。

食堂ではラム丼がオススメだそうです。でも山頂の食堂は夕方くらいでけっこう早くしまっちゃうので注意。

ロープウェイからは登別温泉街が見降ろせます。

と思ったのもつかの間、あっという間に霧の中に。マジで視界ゼロとなり、なんにもみえません。
聞こえる音はゴウンゴウンというロープウェイの稼動音のみ。

7分くらい揺られると、山頂駅に到着します。

山あいのため頻繁に雨が降るからか、傘は無料で貸与されることになっているっぽいです。かなり有り難いサービス。

あひるのレースはちゃんとチェックしました。超短距離スプリントなので、5秒くらいで完結します。
グエグエと活発でかなりかわいい。

熊ゾーンにはクマがいっぱい!写真だと普通に見えるけど、一体一体はマジでデカイです。

本題の熊ゾーンにはクマが沢山。
こんなにたくさん飼っていて喧嘩しないんだろうか、と思いましたが、
自然とボス熊が出てくることで群れが安定するんだそうな。摂理!

ヒグマ資料館には歴代のボス熊が紹介されていましたが、これまでいろんなボス熊がいたそうです。

たとえば、ずる賢さだけで成り上がった策略家や、旭山動物園からの外様でありながら上り詰め政権を手にした者、
小熊時代にネコに襲われていたところを保護された過去を持つ者、力を合わせてボスの座に就いた兄弟熊など。

それぞれのボス熊には詳細なエピソードがついていてめっちゃ面白い。波乱万丈すぎて大河ドラマつくれそう。

餌をもらうまでは手をあげたりしてすっとぼけた顔をしていますが、
お客さんから放り投げられたエサを食べるときはこんな感じでクワッってなります。ガチで怖い。

続いて向かったのが、ヒトのオリ。

中はこんなふうになっていました。
人が入っている巨大な檻はクマたちに包囲されていて、エサを送って与えることができるようになっています。

現実でこんな状況になったら、どうあがいても絶望。熊の呼吸音すら聞こえます。

クマは餌をもらいたいので、窓ガラスをガンガン叩いてこちらに存在をアピールしてくるのですが、
ドンドンッとガラスを叩く音と力がハンパ無くて、むしろめっちゃ怖い。
猫と違ってクマは爪はしまえないらしいけど、まずはその爪をなんとかしてくれー。命を刈り取る形をしてます。

ヒグマ博物館に移動。ここではヒグマの生態やら標本やら歴史やら分布やらが一挙に学べる超楽しい施設でした。

ちなみに北海道のクマが食べている食料の70%くらいは植物らしいです。
草しか食べてないのになんでそんなにデカくなるの……!

ヒグマ博物館の屋上は隣接する倶多楽湖という湖を一望できる展望台になっています。
この湖は水質がきれいな上にまんまるなのでぜひみてみたかったけど、残念ながらこの日は曇ってみえず。

いろいろと面白い試みもやっており、メスのクマを対象にNKB総選挙をやって、センターグマを決めたりしています。
去年第1位になったのはスリッパというクマ。年齢的には人間だとおばあちゃんです。

まとめ

クマ牧場は天気はそんなに良くなかったんだけど見所たくさんで、かなり楽しめました。
個人的にはヒグマ博物館が楽しかったです。

それにしても、やっぱり熊ってすんごい大きいし、爪もすごい。
クマ牧場で見るぶんならいいけど、自然界では関わっちゃいけないタイプのひとたちですね。

それではクマ牧場はこのあたりにして、引き続き、札幌方面に向かって車を走らせます。

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