二泊三日の福岡旅行ももう3日目。早いもので最終日となりました。
前回の記事はこちら:西鉄福岡・天神駅より徒歩3分。川沿いの大衆ビストロ「リバーサイドコマツ」で旅の夜をシメる。
この日は昨日の夕方から降り出した雨が降り続いて、終日雨のちょっと残念な天気。
それでもきっちり旅を楽しむために、雨の一日のプランをホテル近くのコーヒースタンドでコーヒーを飲みながら考えることにしました。
立ち寄ったのは天神駅すぐ近くの「FUK COFFEE」。
小さいながらその空間に旅のワクワク感を詰め込んだような素敵なコーヒースタンドでした。
福岡・天神近くのコーヒースタンド「FUK COFFEE」
FUK COFFEEは西鉄福岡・天神駅近くの交差点にあります。
お店の営業時間は朝8時〜昼12時と、夜18時〜22時までの二部構成。
スペシャルティのドリップコーヒーが200円で飲めます。
この日はブラジルのパッセオの豆でした。
店内デザインのモチーフは「空港」
店名が空港コードになっていることからも分かるとおり、この店のコンセプトは「空港」。
旅関連の雰囲気を感じる小物もたくさんあって、今回のような旅行の日の朝の作戦会議には最高でした。
空港って特有の雰囲気があります。たとえば
- 多くの人が到着してはまた出発していく、非日常としての場
- ごちゃごちゃ感のない都市的なデザイン
- これから旅がはじまるというワクワク感
主人公が空港に寝泊まりする映画「ターミナル」もそういう雰囲気でしたが、このコーヒースタンドもそういう「空港の雰囲気」みたいなのをいい感じに落とし込んでいてクール。
冷えた雨の日の朝はラテが良い。
この日はブラックもよかったけど、ちょっと冷える朝だったので、ラテをオーダー。
雨の日のラテはほっとしておいしい。最高です。
店内はやっぱりカフェというよりはコーヒースタンドという色合いが強くて、テーブルはこういう簡易なもの。
スツールもありますが、やっぱり「サクッと飲んで次の目的へ」という使い方がメインじゃないかな。
あくまで経由地。そういうところも空港っぽい。
お店のアイコンはジュラルミンのリモワのスーツケース
店頭に置いてあるのは、ジュラルミンのリモアのスーツケース。
ステッカーがこれでもかと散りばめられていて、このスーツケースが歩んできた歴史の積み重なりを感じます。
僕は手荷物をできるだけ減らしてミニマルに旅をするのが好き。
だけど、スーツケースには独特の「旅のアイコン」的な意味合いがあると感じていて。
「あそこに必要なものが全て詰まっている」というモノとしての存在感もそうだし、やっぱりある種の憧れがあります。
店内はちょっとした物販エリアもあります。
物販の向こうにはベンチ席もあるので「スツールだとちょっと……」という場合でも、問題なく入れます。
僕らが入店したときも、小さいお子さん連れの奥さん数組がくつろいでいました。
まとめ:旅の経由地としてのコーヒースタンド。
この日はちょっと入ってコーヒーでも飲みながら作戦会議をたてるつもりが、ついつい長居してしまいました。
「空港」というコンセプトもおもしろいし、実際それはちょっと立ち寄る「経由地」であるコーヒースタンドとしての性格に重なるところもあって。
熱いコーヒーをお飲みながら旅の朝の作戦会議に、ぜひ利用してみてください。
次の記事はこちら:落ち着いた雰囲気で上質なランチを。天神南・渡辺通り横の路地にたたずむ「フレンチバルKATO」
公式サイト:FUK COFFEE ✈︎ ONLINE SHOP