福井駅から東尋坊に向かうべく、朝のローカル線「えちぜん鉄道」を乗ってきた我々。
前回の記事はこちら:福井駅から東尋坊までの行き方。朝のローカル線の雰囲気が印象的だった!
昨夜は雨の福井でしたが、天気はいい感じに晴れてきたので、東尋坊の散策を開始します!
バスを降りたら帰りのバス時刻を確認すべし
バスを降りたらまずチェックするべきは、帰りのバスの時刻。
こちらも本数があまり多くないので、初めに帰りのバスの目星をつけておいて、それに合わせた時間配分で東尋坊を見に行くと良いでしょう。
かつて海でブイとして浮いていたなにか。
バスを降りたところから東尋坊の岩場までは徒歩4分。
その周辺にはこれでもかとお食事どころがひしめいています。
このような緩やかな上り坂を登っていくと、左右にお土産屋がひしめくエリアに。
秋はたぶん東尋坊的にはシーズンオフなのか、やってないお店もチラホラ。
この辺の観光地特有の謎のノリの看板とかもあって楽しい。
お土産エリアを通り抜けるとその先に海が見えてきます。この先は断崖絶壁の東尋坊。
火曜サスペンス並みの断崖絶壁!
眼下には自然のままの岩場がむき出しで波に打たれています。
東尋坊は風景を望める展望台のところにちょっとした柵がありますが、その先には一切柵は無し。
柵を付けちゃせっかくの荒々しさが台無しなので無いのは当然なんですが、やっぱり近くまで行くとこわい。
右手奥のほうに見える島が雄島。
あの島までは橋がかかっていて歩いて渡ることができます。
島の中には大湊神社や雄島灯台、さらには海岸に近い島内の岩場から真水が湧き出る不思議なスポット「瓜割の水」もあるそうな。
海の中にある島なのに真水が湧き出てるってすごい。
そこから少し手前に目線を戻すと東尋坊の荒々しい断崖。
火曜サスペンスでよく犯人が追い詰められてるところですね。
右を左も見ても、巨大な備長炭のような白く縦に割れた巨大な岩がゴロゴロ。
東尋坊ではこの岩場を自分の足で波打ち際ギリギリまで歩いて行くことができます。
少し手を伸ばせばそのまま海面に手が触れられそうなくらいのところまで行けますが、飛沫は飛んでくるし水の流れも強いので無理は禁物。
中には岩の裂け目に波が流れ込んでいるところもあって、覗き込むだけで足元がゾワゾワするところも。
観光遊覧船もあるよ!
ちなみに東尋坊では観光遊覧船が出ていて、海からの視点で東尋坊全体を眺めることができます。
料金は大人1400円子供700円ですが、なかなか良い体験なんじゃないかな。
この日は船着場の都合のため、歩いて1.2キロ先の乗り場から出発とのことでした。
運行時間も不定期との事なので予定に組み込むのはなかなか厳しいような気もしますが、タイミングが合えばぜひ乗ってみたいところ。
東尋坊の岩場を一通り自分の足で歩いて回った後は、バス乗り場に向かって歩いて帰ります。
朝の時間だったので空気が気持ちよかった。
まとめ:久々に「地の果て」という感じ。
東尋坊、久しぶりに「地の果て」という感じがする場所でした。
僕らははじめから日本に住んでるから普段実感することもないけど、そもそも日本は世界の東の果てにある国。
で、そのさらに片隅に断崖絶壁の岬があって……というように考えると、ここがより特別な場所のようにも思える。世界からみたらほんとうに地の果てなのかもしれない。
前に北海道を車中泊で旅行して宗谷岬にたどり着いたときの気分にちょっと近いかな。
関連記事:2015年8月 北海道 南北縦断・車中泊の旅まとめ(全26記事)
次に来たらガッツリ時間をとって雄島まで散策するか、なんとか遊覧船に乗りたいなと思っています。
次の記事はこちら:ローカルならではの味わい。福井・えちぜん鉄道の「アテンダントさん」を体験してきたの巻。