僕が通っていた小学校の図書館にあった唯一の漫画が「はだしのゲン」。
ですが、個人的には、学びという意味では「闇金ウシジマくん」も図書館においてもいいのでは……と思っています。
先日完結したので一本記事に。
これは学校の図書館に置くべき。ぜったいお金を大切にするようにするから。序盤だけどヤンキー編は映画のシナリオ並みの練り込みようで、登場人物の思惑が絡み合ってめっちゃたのしかった……! https://t.co/CacJEaebpx
学校ではなぜかお金のことを教えてくれない
社会人になってものすごく痛切に思ったのは、「なんで義務教育でお金のことを教えてくれなかったんだろう」ということ。
新社会人として働き始めていくらかのお金を手に入れたときに、誰もがお金の扱い方で一度は困るもの。
僕自身も「これってどうしたらいいの?」と立ち尽くして、自分で資産運用やお金の使い方についていろいろ調べたときに強く思っていました。
そのときにいつも頭にあったのは、大学生のときに読んだ「闇金ウシジマくん」のこと。
お金にはたのしさもおもしろさもある一方で、使い方を誤れば破滅に向かうような怖さもある。
僕にとってはある意味で、そういう「お金に対する向き合い方」を学校の代わりに教えてくれた漫画でした。
お金のリアルを学べるマンガ
マンガベースで「お金の大切さ」を教えてくれるマンガはとても貴重。
同じようにお金を扱う漫画で最近読んでおもしろかったのはインベスターZ。
だけどやっぱりこの2作には違いがあって、
- インベスターZが「自分とはどこか別の世界にあるような巨額の資金を動かす話」なのに対して
- ウシジマくんが扱うのは「きれいごとじゃない、いま手のひらにあるお金にまつわる身を切るような痛み」。
キャッシュレスが進んでますますお金が記号化している時代の中で、これほどまでにお金の価値や怖さを叩き込んでくれるマンガは他にはないし、なんならビジネス書にもないと思う。
完結したので気になる方はマンガワンからどうぞ!
「毎日の食にはその人となりが凝縮される」ということがよくわかる漫画だった。それにしても写真がキレイなのであの世界産のレシピであることを忘れる
「闇金ウシジマくん」(真鍋昌平)に登場する料理をいろいろ再現 : マンガ食堂 – 漫画の料理、レシピ(マンガ飯)を再現 https://t.co/Tq5p8owajy
— 煮え湯 🍳 "yawn" 毎秒更新🌥️ (@nieyu365) 2019年7月16日