このブログを始めてから海外に行く機会が何回かあったのだけど、なんでか現地からのブログ投稿がうまくできませんでした。
で、こないだ思い立ってちょっくら調べてみたら、どうもレンタルサーバのセキュリティ設定の変更が必要だったということがわかりました。
他にもおんなじ原因で詰まっている人もいると思うし、次回からは海外からブログ更新したいので、その備忘録としてセキュリティ設定の変更方法を記事にしておきます。
WordPressブログを海外から更新するにはセキュリティ設定の変更が必要！その手順を解説するよ。
わたくしめが使っているNetowl（ネットオウル）のMinibirdというレンタルサーバサービスは、「サーバー管理ツール」というページでいろいろと設定をいじくることができます。
「サーバー管理ツールとはなんぞや？」という方は初めにこちらにお目通しするが吉。
サポートマニュアル /格安・大容量レンタルサーバーのミニバード
Minibirdでサーバー管理ツールにアクセスするには以下のリンクからアカウント管理ツールへ飛んでください。
ミニバード /アカウント管理ツール
するとこんな感じで「サーバー管理ツール」へアクセスするリンクが出てくるので、これをクリックします。
Minibirdのサーバー管理ツールはこんな感じの画面です。
左側にいろいろ設定項目がありますが、この中の「WordPressセキュリティ設定」をクリックしましょう。
次に出てくるのがこんな感じの画面。
Minibirdだと「ドメイン名」の欄にはふたつ出てくるかと思いますが、いつも自分が使っている方の「選択」をクリックしましょう。
するとWordPressのセキュリティ設定を変更できる画面に移動します。
上の画像で赤枠にしたところが、ダッシュボードへのアクセス制限設定の部分。
この部分では、国外IPアドレスからのダッシュボードへのアクセスを制限するかどうかを決めています。
このボタンをクリックすると、アクセス制限が「有効」から「無効」に切り替わります。
これにより、旅行先の外国からもブログのダッシュボードにアクセスできるようになるので、ブログ記事を投稿できるというわけですね。
安全のため、デフォルトで国外IPアドレスからのアクセスは拒否されるようになっている
国外IPアクセス制限については、デフォルトで有効になっています。
つまり外国からのアクセスについては初期設定で拒否モードになっているということ。
なぜかというと、外国からはサーバーを乗っ取ろうとするような輩が不正なアクセスを仕掛けてくるためです。
ここをあらかじめ絞っておくことで不正なアクセスを防ぐことができるというわけですな。
Minibirdのサーバー管理ツール上にも以下の記載があります。
WordPress「ダッシュボード」に対する国外IPアドレスからの接続を制限できます。
国外からアクセスをされる場合を除き「有効」のまま運用されることを推奨します。
制限を解除する場合は個別にIPアドレス制限やBASIC認証を行ってください。
【アクセスが制限されるURL(パス)一覧】
/wp-admin ・・・・・管理ツール(ダッシュボード)のフォルダ
/wp-login.php ・・・ログイン時にアクセスするファイル
国外IPアドレスからのアクセス制限を「無効」とすることで海外からもブログを書けるようにはなります。
しかしそれと同時に「セキュリティが甘くなっている」ということも頭に入れておきたいところ。
ほんとうは個別のIPアドレス制限やBASIC認証をするのが望ましいですが、それはちょっと大変。
なので、ブログ記事を投稿するときだけ「無効」にして、記事を投稿したらすぐに「有効」に戻すのが良さげです。
危険な時間帯をできるだけ最小化するような工夫をすると良いですね。
まとめ
海外旅行などに出かけて、現地からリアルタイムのブログ記事を書きたくなったときはこんな感じでサーバーのセキュリティ設定を変更してみてください。
今回はMinibirdを例にして紹介しましたが、どのレンタルサーバサービスでも基本的な考え方は同じはず。
海外からの場合は、WordPressのダッシュボードから投稿する場合はもちろん、「するぷろ」などのブログ更新用アプリから投稿する場合でも同様の設定変更が必要なので気をつけてください。
重ね重ねだけど、くれぐれも「無効」の時間帯を短くするようにすることを心がけるが吉。
国外IPアドレスのアクセス拒否設定は、不正なアクセスや乗っ取りからブログを守る大事な機能なので、必要なときだけ『無効」にして、終わったら速やかに「有効」に戻すのが鉄則です。
それではよい海外からのブログ更新ライフを！
